海の絶景!夕陽のまち山形・温海で日没のカウントダウン

海の絶景!夕陽のまち山形・温海で日没のカウントダウン

更新日:2016/11/15 15:31

八岳木 流泉のプロフィール写真 八岳木 流泉 温泉ライター
山形県の日本海側、鶴岡市温海(あつみ)地域は「夕陽のまち」として知られています。夕陽が沈む水平線。潮が叩きつける勇壮な磯。食事や土産が充実する道の駅。そんな絶好の眺望スポットで、日没のカウントダウンを楽しんでみませんか。

道の駅「あつみ」が絶景の舞台

道の駅「あつみ」が絶景の舞台

写真:八岳木 流泉

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夕陽の絶景を楽しむ舞台は、山形県鶴岡市、温海地域にある道の駅「あつみ」です。まさに海辺の波打ち際、視界を遮るものが無い場所に、道の駅が建っています。日本海に落ちる夕陽が評判で、デートスポットにもなっています。

普通車91台、大型車14台分の駐車スペースと、トイレや休憩所など道の駅としての設備は完備。さらに、レストランや「しゃりん」との愛称を持つ物産館もあり、来訪者も絶えません。とりわけ「しゃりん」は見事な造り。海に浮かぶ船をモチーフに、温海在住の大工が建てたものです。

公共交通機関で行く際は、JR羽越本線の「あつみ温泉」駅で下車。少し歩いて鶴岡市役所温海庁舎まで行き、「温海庁舎前」バス停から庄内交通のバスに乗ります。おおよそ10分で着く「しゃりん」バス停下車。目の前が道の駅です。

車の場合は、山形自動車道「鶴岡」インターから南下するか、日本海東北自動車道「朝日まほろば」インターから北上してください。

しゃりんの内部も見どころ満載

しゃりんの内部も見どころ満載

写真:八岳木 流泉

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夕陽の頃まで時間がある場合には、道の駅を散策しましょう。先述のとおり、「しゃりん」には特産物がいっぱい。名産あつみカブの漬物や海産物、銘菓などそれは目移りしてしまいます。

そのなかで興味深いのは、休憩所にある「黒鯛」のリアルなオブジェ。何でも、温海をはじめとする庄内海岸では、江戸時代から磯での黒鯛釣りが盛んだとか。今では黒鯛を町の魚とし、黒鯛釣りのメッカとして釣り人の評判も高いのです。

いよいよ始まるカウントダウン

「しゃりん」の裏庭は散策路になっており、夕日の観覧席や芝生の広場などが備わっています。そこから磯へ降りることも可能なため、安全に配慮して潮へ触れるのも楽しそうです。

そうして西の空は夕陽に染まります。この日最後の煌めきを強め、海上にも夕陽のラインができています。磯の上には、絶景を眺めながら糸を垂らす釣り人の姿も確認できます。

いよいよ始まるカウントダウン

写真:八岳木 流泉

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経過すること15分

一枚目の夕陽の写真から、経つこと15分。太陽は輝きを控えめにして、日没に備えます。丸形を綺麗に保って、大気の揺れで時折ユラユラ。一枚目に比べ、空の色も濃さを増しています。

経過すること15分

写真:八岳木 流泉

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そして日没 明日に備える

そして日没 明日に備える

写真:八岳木 流泉

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さらに3分が経つと、太陽は水平線に隠れ始めます。何とも可愛らしくプックラとした太陽に、集まった観覧客もため息を漏らします。これでこの日も無事終わり。太陽の役目はまた明日です。

海辺で間近に見事な夕陽を。しかも無料で快適に。ここほど落ち着いて夕陽のカウントダウンが楽しめる場所は、決して多くありません。明日の午後は夕陽を目当てに、温海の海辺へ出かけませんか。

なお、海辺のため陽射しが無くなると、少し寒く感じます。季節を問わず、上着等を持っていくと安心ですね。

心に残るカウントダウン

夕陽の町、温海でのカウントダウンは天体の動きに間近で触れるチャンスです。お土産をゲットしゆっくり休憩して、家族でもカップルでももちろんひとりでも、沈む夕日に明日を思う。ウマい詩でも浮かんできそうな、情緒の旅路は魅力的です。

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