展示だけじゃない!猫と触れ合える!伊豆高原「ねこの博物館」

展示だけじゃない!猫と触れ合える!伊豆高原「ねこの博物館」

更新日:2016/11/10 17:35

伊豆高原にある「ねこの博物館」は、世界で唯一の猫の総合博物館。猫達の先祖に当たる絶滅した「スミロドン」など国宝級の野生猫の標本や、ピューマやライオンなど約28種のネコ科動物の剥製を展示し、世界一を誇ります。「シャム」など血統証付の世界中の猫や、ここだけ!のオリジナル種「マンチカール」など、世界の珍しい猫がおり、「ふれあいコーナー」では、気ままな猫と触れ合える!可愛さ爆発の博物館をご紹介します。

猫好きには堪らな〜い!猫づくしの博物館

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ご紹介する「ねこの博物館」は、伊豆半島で有数の別荘地帯として知られる伊豆高原にあります。この博物館は、日本ネコ科動物研究所の付属施設として、1996年に設立した施設。ちょっぴり、堅苦しいようなイメージですが、世界の珍しい猫が約30種50匹いて、実際に猫と触れ合える楽しい博物館なのです。

えっ、これも猫?ここでしか見られない絶滅した希少な復元標本

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博物館に入ると、最初に広がるのは「野生ネコの世界」のコーナー。ライオン・トラ・ピューマなど、アフリカ・南米・アジア・北米など地域別に生息するネコ科の動物の剥製標本が展示されています。世界の野生ネコ38種のうち、28種を展示するネコ科動物の単独展示として、世界一の規模の珍しい展示コーナーです。親ライオンの下で、じゃれあう子供のライオンの剥製など、今にも動き出しそうなくらいリアルにできていて、本物さながらの剥製は見応えがあります。

そして、展示コーナーを訪れたら見ておきたいのが、こちらの「スミロドン」です。まるで犬のように口から出る鋭い牙は、猫とは思えないような姿です。このスミロドンは、全長約1.2mもある大きな体をしていて、約200年〜1万年前に北米や南米で生息していた、現生の猫類の直系の先祖なのです。化石から復元されたもので、猫の進化を語る上で外せない貴重な展示を見られるのは、ここぐらいのもの。珍種の標本も多数展示されていて、国宝級の野生ネコの標本は必見です!

あなたは、どの猫がお好み?ニャンとも言えない可愛い猫に触れ合える!

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変わって、こちらは館内の2階にある「ふれあいコーナー」。メインクーン・マンチカン・アメリカンショートヘア―・スコティッシュフォールドなどの世界中の猫がいて、実際に猫と触れ合うことができます。キーホルダーに興味があるのか近寄って指にすり寄る猫。水飲み場で水を飲む猫。ひたすら眠り続ける猫など、実に様々。

触ると、ロン毛や短髪など、猫によって色々な毛触りも楽しめますよ。のんびり気ままな猫を見ているだけでも何故か癒されてしまい、時間が経つのを忘れてしまう程。展示だけでなく、猫に触れるのは、何よりも魅力!「ふれあいコーナー」では、日によって違った猫に触れられますよ!

見逃せない!ここ限定の珍種ねこ「マンチカール」

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「ふれあいコーナー」の前には、ずら〜り猫達のハウスが並んでいます。非番で休憩する猫や、布団で丸くなってぐっすり寝る様子など、思わずカメラを向けたくなるような可愛い寝顔の猫達。寝ているこちらの猫は「マンチカール」という種類で、マンチカンとアメリカンカールという種類の交配種です。この猫は、2000年に誕生した博物館オリジナルの猫で、世界中どこを探しても、この猫が見られるのはここだけなのです!

短足のマンチカンと、耳がカールしているアメリカンカールの血を受け継いで、耳はカールしていて足が短いユニークな猫。このオリジナルの種以外は、すべて血統証付の本格的な猫ちゃんたちを見ることができます。

古代より伝わる聖なる猫「エジブシャン マウ」

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そしてここでは、滅多に見られない変わった猫も展示されています。こちらは「エジブシャン マウ」と言う種類で、1950年にエジプトで誕生したと云われる、大変古い家柄の猫。

エジプトで古来から「神聖な猫」とされるだけあって、気品があって凛々しい顔立ち。神々しい猫は滅多に見られないので、こちらも必見処です。

おわりに

「ねこの博物館」は、猫の可愛さに、思わず虜になってしまうリピーターが続出! 猫は苦手な人でも、きっと猫好きになってしまうような、猫の魅力がたっぷり詰まった博物館です。

ねこの博物館は、年中無休。室内なので、雨の日でも安心して利用することができますよ。是非、伊豆高原のねこの博物館へ訪れてみては如何でしょうか。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/01 訪問

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