日本一短時間で参拝!人形町の「日本橋七福神巡り」で最強のご利益を手に入れよう

日本一短時間で参拝!人形町の「日本橋七福神巡り」で最強のご利益を手に入れよう

更新日:2016/11/09 16:32

Kaycom Dのプロフィール写真 Kaycom D 秘境絶景トラベルライター
日本各地には様々な七福神巡りがありますが、日本橋人形町の「日本橋七福神巡り」は、日本で一番短い時間で巡拝できる七福神となっています。初詣として年始に行われる「日本橋七福神詣」では、多くの参拝客が訪れ巡拝用の色紙や宝船が大人気。また、映画『麒麟の翼』でも七福神巡りをするシーンがあり、様々なお店や神社が登場しています。短時間で巡れるとはいえ、見所満載なのでたっぷり時間をとって楽しんでください。

小網神社(福禄寿・弁財天)

小網神社(福禄寿・弁財天)

写真:Kaycom D

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「日本橋七福神巡り」の中でも人気の「小網(こあみ)神社」は、1466年に創建された古い社で福禄寿と弁財天が祀られています。もともとは、創建当時に流行った悪疫を鎮めるために建てられましたが、その後、戦地へ赴く兵士がこの神社で参拝したところ全員無事に生還したり、東京大空襲の戦火を免れたりしたため、「強運厄除の神さま」としても知られるようになりました。

また、境内にある「銭洗いの水」でお金を洗い財布に入れておくと、そのお金が「種銭(たねせん)」となり財運を呼び寄せることから「東京銭洗い弁天」としても有名。毎年10月には「万福舟乗弁財天大祭」が行われます。

さらに11月には、その年の新穀で作ったどぶろくが振る舞われる奇祭「どぶろく祭り」が開催され、当日は、国指定無形文化財の「里神楽舞」も奉納。強運厄除と営業繁栄のご利益がある「みみずく」も授与されます。

鳥居をくぐった先の左側には、福徳・人徳・健康・長寿の神様である小網福禄寿の像が立っています。しゃがまないと目線の高さにならないくらいの小さな像で、つるつるの頭に満面の笑みを湛えたお顔はいかにも「福」を呼びそう。

境内の社殿は、見事な彫刻がいくつも刻まれている総檜造りの重厚な建物で、向拝の「昇り龍」と「降り龍」は強運厄除として崇められています。またその隣の神楽殿は五角形の珍しい造りで、オフィス街に凛と立つ姿はこれだけでも一見の価値あり。この社殿と神楽殿は、中央区に現存する貴重な木造建築の神社として中央区有形文化財に指定されています。

水天宮(弁財天)

水天宮(弁財天)

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「水天宮」は、言わずと知れた「安産・子授け」として有名な神社。1818年に久留米藩第九代藩主の有馬頼徳公が、久留米城下にあった水天宮の御分霊を港区赤羽の藩邸内に祀ったことがはじまりです。

普段、庶民は中に入れませんでしたが、毎月5日の日だけ開門され参拝ができました。当時、参拝に訪れた妊婦が、毎月一度取り替える「鈴の緒(鈴を鳴らす晒の紐)」をもらい腹帯として使ったところ、安産で子を授かることができたため、そのご利益が人々の間に広まったとされています。

この水天宮の弁財天は、有馬頼徳公が加賀藩第11代藩主の前田斉広公と「宝生流能楽」を競う際、弁財天に願をかけ勝利したことから「宝生弁財天」とも呼ばれています。学業や芸能、財福の御利益があり、御守や絵馬なども入手可能。宝生弁財天は、本殿の左手前に建っていて毎月5日と巳の日には御開帳されます。

松島神社(大国神)

松島神社(大国神)

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「松島神社」が創建された年代についてははっきりしませんが、少なくとも1321年以前と言われています。この神社には十四の御祭神が祀られ、大国主神はそのひとつ。五穀豊穣・福徳の神として親しまれ、11月の酉の市には多くの参拝客で賑わいます。

松島神社でぜひ手に入れたいのが「良夢札(りょうむふだ)」。これは、このお札に願い事を書き、枕の下に入れて眠ると良い夢を見て正夢になるというもの。今ではかなり知れ渡り、売り切れになることもあるそうなので、ぜひ早めに訪れてゲットしてください。

椙森神社(恵比寿神)・寶田恵比寿神社(恵比寿神)

椙森神社(恵比寿神)・寶田恵比寿神社(恵比寿神)

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「椙森(すぎのもり)神社」の創建は約1千年前と古く、「江戸三森」として信仰されてきました。商売繁盛の恵比寿様が祀られ、境内の傍らには、江戸時代に各地の寺社で行われた「富興行(宝くじの元祖)」を偲ぶ「富塚の碑」があります。この碑は、社殿と共に中央区民文化財に指定され、今では、宝くじの当選祈願に訪れる人も多いとか。

「寶田(たからだ)恵比寿神社」は、椙森神社の恵比寿様と被るため「日本橋七福神巡り」には入らない場合もありますが、椙森神社の近所なのでぜひ立ち寄ってみましょう。10月に門前で開催される「べったら市」が有名で、大根に麹をべったりつけた漬物「べったら漬け」のお店が軒を連ねます。

末廣神社(毘沙門天)・笠間稲荷神社(寿老人)・茶ノ木神社(布袋尊)

末廣神社(毘沙門天)・笠間稲荷神社(寿老人)・茶ノ木神社(布袋尊)

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「末廣(すえひろ)神社」に祀られている毘沙門天は、勝運や財福、病気平癒を司り、特に勝運の神として有名。「すえひろ」という社号が縁起が良いため、開運、厄除けなど様々なご利益を求めて参拝に訪れる人が多くいます。

「笠間稲荷神社」は、福徳長寿の寿老人が祀られ、日本橋魚河岸の守護神として信仰されてきました。茨城県にある日本三大稲荷のひとつ「笠間稲荷神社」の御分霊で、「紋三郎稲荷」とも称されています。10月中旬から11月下旬に茨城の笠間稲荷神社で開催される日本最古の「菊まつり」にあわせて、東京別社でも菊の花が飾られます。

「茶ノ木神社」は、和合成就の布袋尊が祀られ、地元の人には「お茶ノ木様」と親しまれています。昔このあたりに、見事なお茶の木が植えられていたことが名の由来。もともと下総佐倉の城主大老堀田家の守護神としてその屋敷内にありましたが、屋敷も含めた周辺に火災が生じなかったことから、火伏の神としても信仰されています。

最後に・・・

「日本橋七福神巡り」は、参拝の順序は特に決められていないので、どの神社からスタートしてもOK。起点となる駅が、東京メトロの「人形町駅」と「水天宮駅」、都営新宿線の「浜町駅」が主なので、どの駅を利用するかで周るコースを計画しましょう。
普段は、1時間半から2時間ほどで周れますが、年始の「日本橋七福神詣」期間中はかなり混み合うので、「日本一最短」で巡るのは難しくなります。
「甘酒横丁」などの趣のある通りや有名な老舗のお店も多いので、七福神巡りと併せて訪れてみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/05 訪問

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