仙蛾滝入口から覚円峰まで巡る!山梨「昇仙峡」の見どころ5つ

仙蛾滝入口から覚円峰まで巡る!山梨「昇仙峡」の見どころ5つ

更新日:2016/12/16 15:47

大宮 つるのプロフィール写真 大宮 つる 開運ライター、台湾愛好ライター
山梨の名勝「昇仙峡」は、日本一の渓谷美が見られる人気の観光スポット。富士山に次いで、“平成百景”全国第2位に選ばれた景観地です。
昇仙峡は広大なため、手前側から最奥部の仙蛾滝までの遊歩道を歩くと1時間ほどかかります。もちろん全て歩くのもok!…ですが、コンパクトに巡りたいという方もいるはず。
そこで今回は、「仙蛾滝入口」から「覚円峰」まで逆順に巡る、昇仙峡の見どころをご紹介します。

日本一巨大な水晶玉からパワーをもらおう!「昇玉堂」

日本一巨大な水晶玉からパワーをもらおう!「昇玉堂」

写真:大宮 つる

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1つ目の見どころは、「昇玉堂」。飲食店や土産物店が並ぶ「仙蛾滝(せんがたき)入口」から徒歩2、3分の場所にあります。

こちらは何が見どころかというと、“日本一巨大な水晶玉”が祀られていること! その大きさは直径85センチ、重さは850キログラムにも及ぶといいます。水晶発祥の地である「御岳昇仙峡」ならではの、有り難いパワースポットですね。ちなみに、その珍しさ、話題性などから、フジテレビ『おじゃマップ』で香取慎吾さん、米倉涼子さん達が見に来られたんですよ。

日本一巨大な水晶玉からパワーをもらおう!「昇玉堂」

写真:大宮 つる

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この水晶玉ですが、触ったり、抱きしめたりすることも可能です。日本一巨大な水晶玉のパワーを感じてみましょう!

名瀑「仙蛾滝」でマイナスイオンを浴びてパワーチャージ

名瀑「仙蛾滝」でマイナスイオンを浴びてパワーチャージ

写真:大宮 つる

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「昇玉堂」の水晶玉からパワーをもらったところで、2つ目の見どころは「仙蛾滝(せんがたき)」です。

この滝は昇仙峡の最奥部の石地にある滝で、地殻変動により生まれたとされています。その落差は約30メートル。豊かな自然、巨大な岩肌の間から水が流れ落ちていく様に、目を奪われること間違いなしです。マイナスイオンたっぷりのこの場所で、さらにパワーチャージしてくださいね。
なお、よく晴れた日など気象条件によっては、虹を見ることができるかも……!?

要チェック!「覚円峰」の圧巻の高さ

要チェック!「覚円峰」の圧巻の高さ

写真:大宮 つる

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仙蛾滝でマイナスイオンをいっぱい浴びたら、さらに歩を進めてみましょう。巨大な岩石の下をくぐり抜けた先にあるのが、「昇仙橋(しょうせんばし)」です。

要チェック!「覚円峰」の圧巻の高さ

写真:大宮 つる

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昇仙橋から眺められるのは、昇仙峡のシンボル「覚円峰(かくえんぽう)」。約180メートルもの巨大な花崗岩の岩石となり、建物で言うと、「渋谷ヒカリエ(=182.5メートル)」とほぼ同じぐらいの高さがあります。岩石だけでこの高さがあるなんて驚愕ですよね。

まずは遠目から、覚円峰の圧巻の高さを確認してみてください。

わずかなスキマがある…奇跡の「石門」

わずかなスキマがある…奇跡の「石門」

写真:大宮 つる

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昇仙橋を渡り、遊歩道をしばらく歩いて行くと、巨大な花崗岩でできた「石門」があります。

わずかなスキマがある…奇跡の「石門」

写真:大宮 つる

遠目から見ると、横の岩と上の岩がくっついて門の形になっているように見えますが、実は、石と石の間にはわずかなスキマが空いているんです! 石と石がくっついておらず、門の状態を保っているとは、奇跡以外のなにものでもないですよね。

なお、スキマについてはこの角度から確認できます。発見できたら、レアなその光景を写真に収めてみてはいかがでしょうか。

いい気が感じられる「覚円峰」の真下

いい気が感じられる「覚円峰」の真下

写真:大宮 つる

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石門をくぐった先で上を見上げると、堂々とした姿でそびえ立つ「覚円峰」を眺め見ることができます。

いい気が感じられる「覚円峰」の真下

写真:大宮 つる

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覚円峰という名は、平安時代の僧侶・覚円が山の頂上で修業をしたことから名付けられました。古くより神聖視されてきた存在、まさしくパワースポットと考えてもいいかもしれませんね。

日本一の渓谷美と称される昇仙峡のなかで特に、覚円峰は圧倒的な存在感を放っています。覚円峰の真下から頂上を眺めつつ、いい気を感じてみましょう。

広大なパワースポット「御岳昇仙峡」

以上、「仙蛾滝入口」から「石門」までにある昇仙峡の見どころを5つ紹介しました。
この間の観光時間は約30分(往復すると1時間弱)です。石門以降も遊歩道は続き、たくさんの奇岩・怪石が点在しています。時間と体力を見ながら、歩を進めるか or 戻るかを検討してくださいね。

「仙蛾滝入口」から探索を始める場合には、「滝上バス停」より少し先にある無料の市営駐車場(奥側)に駐車するのが便利です。昇仙峡の無料駐車場(県営・市営)は手前側、中ほど、奥側と、3か所に分かれているので注意が必要です。

なお、昇仙峡を5kmほど上がっていった場所に、“水晶発祥の神社”として知られる「金櫻神社」が鎮座しています。昇仙峡はこちらの神社のご神域ですので、ぜひ参拝されてみてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/23 訪問

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