シーズンオフでも美しい景色が待っている、冬の松本・安曇野地区

シーズンオフでも美しい景色が待っている、冬の松本・安曇野地区

更新日:2018/05/29 13:30

11月中旬には平野部での紅葉が散り始める松本・安曇野地区。新緑が始まる4月下旬頃まで、約5カ月にわたる長い冬が続きます。この季節は観光客がまばらになるのですが、実は冬ならではの美しさや楽しみに満ちた季節。地元の人も一押しのスポットをご紹介しましょう。

白く輝くアルプスの雄大な眺望を楽しむ

白く輝くアルプスの雄大な眺望を楽しむ
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冬は雪化粧をしたアルプスがとりわけ美しい季節です。天気に恵まれた日なら、松本や安曇野の至る所からアルプスが眺められますが、やはり絵のような景色を目にしたり、写真に残したいですね。特にお勧めのポイントが国宝の松本城。アルプスを背景に五層の木造天守閣が威風堂々と建つ光景は、松本を代表する景色です。
「高いところからアルプスを眺めたい」という方は、松本城から車で10分ほどの高台にあるアルプス公園へ。展望台に立つと安曇野とアルプスの連なりを一望することができます。

白鳥も羽を休める水鳥の楽園

白鳥も羽を休める水鳥の楽園
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生きものが好きな方は、ぜひハクチョウの越冬地を訪ねてみてください。安曇野には御宝田遊水池と、犀川ダム湖(白鳥湖)という2カ所の観察スポットがあり、10月中旬から3月末ごろまで、シベリアから渡ってきたコハクチョウが滞在します。カモ類などの水鳥も多く、さながら水鳥たちの楽園のようです。特にお勧めしたいのが、写真の御宝田遊水池。常念岳を中心とした北アルプスが背景に広がり、まさに一枚の絵のようです。どちらも車でのアクセスが便利で駐車場もありますが、電車でもアクセス可能です。御宝田遊水池は篠ノ井線明科駅から徒歩約2km、犀川ダム湖は篠ノ井線田沢駅から徒歩約4km。アルプスを眺めながら歩けば、あっと言う間の距離です。

リーズナブルな立ち寄り温泉

リーズナブルな立ち寄り温泉
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冬の楽しみと言えば温泉ですね。長野県は温泉の数が北海道に次いで国内2位。とりわけ松本や安曇野には、地元の人も日常的に利用する立ち寄り湯がたくさんあります。
特にお勧めしたいのが豊科温泉「湯多里山の神」。安曇野ICから車で約10分、松本市内から車で約20分という便利な場所にありながら、まるで山奥にある秘湯のようです。内湯と露天風呂を満たす温泉の泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、スベスベした感触が強いことから、「美人の湯」と言われています。名湯でありながら入浴料は銭湯並みの480円(小学生210円)。飲食物の持ち込みがOKな大広間もあるので、休憩にも最適です。

インドアでの楽しみも充実

このほかにも数多く点在する美術館巡り、クラフト作家の工房巡りなど、寒さ知らずの楽しみ方もよりどりみどり。観光客が少ない季節だからこそ、ご自分のペースに合わせて予定が組める冬の旅をご堪能ください。

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