湯湧き滝踊る島原の自然!長崎島原半島の自然満喫スポット

湯湧き滝踊る島原の自然!長崎島原半島の自然満喫スポット

更新日:2017/04/07 18:42

岡本 大樹のプロフィール写真 岡本 大樹 原付旅人、アマチュア自然フォトグラファー
長崎県の南部にある半島、島原半島。雲仙温泉が有名な場所ですが、島原は半島全体が自然を満喫するのにとても適したスポット。まさに地獄の名に相応しい雲仙地獄、温泉を有効利用したほっとふっと105、そして美しい流れを持つ鮎帰りの滝とどれも自然の力を感じられる場所ばかりですよ。

まさに地獄!雲仙地獄を歩こう

まさに地獄!雲仙地獄を歩こう

写真:岡本 大樹

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島原半島の中央に位置する雲仙地獄。山の中なので緑も多くあるものの、雲仙地獄周辺は一面灰色の世界。至る所から硫黄臭を伴った湯けむりが上がり、時には湯けむりで目の前が真っ白になるなんてことも…まさに地獄という名前に相応しい光景が広がっています。

地獄内は遊歩道が整備されているので、見どころをまわってみましょう。

まさに地獄!雲仙地獄を歩こう

写真:岡本 大樹

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こちらは雲仙地獄の大叫喚(だいきょうかん)地獄という場所。雲仙地獄内で最も高い場所に位置し、激しく上がる噴気を見ることができます。

「大」きく「叫」び「喚」くというこの名前通りここではどこからともなく大きな叫び声が聞こえる…?まるで本当にそんな風に聞こえますが、それは噴気孔を通る風が生み出す音。とはわかっているものの、ちょっと怖さすら覚える場所です。

まさに地獄!雲仙地獄を歩こう

写真:岡本 大樹

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また地獄内では地中から上がってきたガスがボコボコと噴きあがる様子も見ることができます。まるでグツグツと煮え立っているようなその様子からは、大地から湧き上がるパワーを感じられること間違いなしです。

日本一長い足湯、ほっとふっと105

日本一長い足湯、ほっとふっと105

写真:岡本 大樹

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すでにご紹介した雲仙を始め、島原半島はほぼ半島全域で温泉を楽しむことができます。もちろん島原半島の西側、海に面する小浜も例外ではありません。

しかも小浜温泉には無料で楽しめる足湯があるのですが、その足湯というのがなんと日本一の長さを誇っているのです。足湯の名前は「ほっとふっと105」といい、入り口では立派な湯棚が迎えてくれます。

日本一長い足湯、ほっとふっと105

写真:岡本 大樹

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ほっとふっと105はその名前からもわかる通り、105mの長さを持つ足湯です。

足湯というと温泉地では多く見られますが、その多くはあまり広くなく人でいっぱいのことや、つめつめになることがありますが、ここではそんな心配はほぼありません。あまり幅はありませんが、105mもあるので空いているスペースを見つけて利用してみましょう。

日本一長い足湯、ほっとふっと105

写真:岡本 大樹

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またほっとふっと105からは橘湾を望め、腰かけ湯も用意されているので夕日を楽しみながら足湯に浸かるという贅沢な使い方もできます。その他にもウォーキング足湯やペット湯など様々な足湯がありますので、好きな利用法でくつろぎましょう。

リフレッシュに最適な鮎帰りの滝

リフレッシュに最適な鮎帰りの滝

写真:岡本 大樹

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最後にご紹介するのは鮎帰りの滝です。島原半島の東部、雲仙地獄と島原の市街地の中間の山間部に位置するこの滝は高さが約15m、幅が2mほどとそれほど大きいものではありませんが、清流を感じられるとても美しい滝です。

昔は鮎がこの滝壺まで帰ってきていたことから鮎帰りの名前が付けられています。

リフレッシュに最適な鮎帰りの滝

写真:岡本 大樹

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さらにこの滝では滝壺周辺だけでなく、迂回して上れば滝の上に出ることもできます。滝の上流はとても広い一枚岩を水が流れているので、深いところもほとんどなく水遊びするにも適した場所となっています。

島原半島の自然は見どころ多し

島原半島のメインとなる観光資源は温泉ですが、地獄や足湯などその温泉に付随した様々なスポットで自然を満喫することもできるのです。また鮎帰りの滝は清らかな流れが美しく自然のど真ん中でリフレッシュ効果を実感できるでしょう。ぜひ島原半島で長崎の自然を満喫してみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/07 訪問

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