「神の箱庭」の絶景ドライブ!海の京都・京丹後市久美浜〜夕日ヶ浦

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「神の箱庭」の絶景ドライブ!海の京都・京丹後市久美浜〜夕日ヶ浦

「神の箱庭」の絶景ドライブ!海の京都・京丹後市久美浜〜夕日ヶ浦

更新日:2017/06/15 13:18

いずみ ゆかのプロフィール写真 いずみ ゆか ライター

「海の京都」をご存じでしょうか?平成27年に京都縦貫自動車道が全線開通したことで、京都市内から1時間30分とかなりアクセスが良くなった、日本海に面する京都府北部エリア。京都府は、もう一つの京都であるこのエリアを「海の京都」と位置づけしています。そんな「海の京都」の京丹後市久美浜〜夕日ヶ浦は「神の箱庭」と呼ばれる絶景と出会える場所。特に夕日ヶ浦の「日鏡」は必見!春〜秋のドライブにお勧めです。



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「神の箱庭」と呼ばれる場所

「神の箱庭」と呼ばれる場所

提供元:京丹後市観光振興課

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京丹後市西部の久美浜一区、小天橋、かぶと山、夕日ヶ浦は、通称「神の箱庭」と呼ばれる場所。海・湾・山がつくる独特の地形、古い歴史を持つ社寺、自然と調和した人々の暮らしが”箱庭”のようにコンパクトにまとまり、訪れた人が思わず「懐かしい」と呟くような日本の原風景が残っています。

特に山陰海岸ジオパークに含まれる久美浜湾は、湾とは言うものの、小天橋と呼ばれる砂州によって日本海と隔てられており、まるで湖(※潟湖と呼ばれる)の様な独特の自然美が楽しめる風光明美な場所。そのため、久美浜湾周辺はまさに「神の箱庭」に相応しい絶景の宝庫なのです。車でなら小一時間で一周できるので、特に関西エリアの方は、週末のミニドライブに最適です。ドライブの最後には、夕日ヶ浦で「日鏡」という自然が織りなす絶景を楽しみましょう。

「神の箱庭」と呼ばれる場所

写真:いずみ ゆか

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写真は「久美浜公園」から撮影。「海との間に遮るものがないので、小天橋や久美浜湾の独特の地形が良く分かり、角度によって空が球体のように見えます。一番「神の箱庭」を体感できる場所かもしれません。

「神の箱庭」と呼ばれる場所

写真:いずみ ゆか

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久美浜公園から久美浜湾を眺めると、右手側にせり出した小高い円錐形の山が見えます。これは古くから”神の山”として崇められてきた「かぶと山」。

かぶと山は、山全体が山陰海岸国立公園の特別地域に指定されており、キャンプ場やアスレチックを備えた「かぶと山公園」があります。山頂展望台からは、久美浜湾と小天橋がはっきりわかるので、お子様連れでのドライブや、お時間にゆとりがある方は、是非、「かぶと山」もコースに入れる事をお勧めします。

「神の箱庭」ドライブ情報は、久美浜公園&豪商稲葉本家で!

「神の箱庭」ドライブ情報は、久美浜公園&豪商稲葉本家で!

写真:いずみ ゆか

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ドライブの最初に久美浜公園へ立ち寄ることをお勧めしたい理由としては、久美浜湾を含む山陰海岸ジオパークの絶景スポット情報が入手できるからです。

久美浜公園から徒歩圏内には、約450年前にこの地に移り住み、糀製造で得た富を背景に廻船業を営んだ「豪商稲葉本家」があり、無料で入館が可能。ここで、名物の「丹後ばら寿司」をランチで頂いたり、併設の和カフェで名物「ぼた餅」を頂きながら、ちょっと一息入れるのも良いでしょう。久美浜の歴史や暮らし、観光情報を知る事もできます。

神秘的な絶景!「神谷太刀宮の磐座」

神秘的な絶景!「神谷太刀宮の磐座」

写真:いずみ ゆか

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神谷神社は、通称・神谷太刀宮(かみたにたちのみや)、太刀宮(たちのみや)と呼ばれる延喜式の神名帳に記された古社。「日本書紀」に登場する四道将軍※のひとり、丹波道主命(たにわのみちぬしのみこと)を近畿で唯一おまつりしている神社です。

御本殿から道路を挟んだ八幡山の山麗に、巨石を配した磐座があり、神秘的な絶景を目の当たりにできます。この磐座がある場所は、4000年以上前から神が降りてくる聖域として守られてきた祭祀の場。そのため、写真の石段付近は、近年まで女人禁制だった本当に神聖な場所なのです。

※四道将軍とは、「日本書紀」に登場する皇族将軍で、大彦命(おおびこのみこと)、武渟川別命(たけぬなかわわけのみこと)、吉備津彦命(きびつひこのみこと)、丹波道主命(たにわのみちぬしのみこと)の4人。崇神天皇10年にそれぞれ、北陸、東海、西道、丹波に派遣された。

神秘的な絶景!「神谷太刀宮の磐座」

写真:いずみ ゆか

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磐座は、岩をスパっと切り裂いたような二つ(東西と南北)の垂直な割れ目が特徴的。
現在、女人禁制は解かれ、磐座の割れ目の間を歩くことも可能です。古代からの自然信仰を感じる絶景であり、パワースポットとしても人気を博しています。

内海と外海を眺めよう!日間の架け橋湊宮(小天橋〜久美浜湾海岸線)

内海と外海を眺めよう!日間の架け橋湊宮(小天橋〜久美浜湾海岸線)

写真:いずみ ゆか

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日本海と久美浜湾を南北に隔てる湾口砂州の「小天橋」は、久美浜公園やかぶと山展望台から眺めると分かりやすいのですが、現地ではなかなか体感しづらいところ。「小天橋」の名は、同じく「海の京都」である日本三景・天橋立と似ていることから名付けられました。また、海にかかる大地を結ぶ橋のような特異な地形から、「日間(ひま)の架け橋」と、この地域では古くから呼ばれています。

小天橋・葛野浜海水浴場があるので、駐車場に車を停めて、「湊宮(みなとみや)」というエリアを散策しましょう。写真の「湊小橋」を渡る最中に、振り返ると湊宮エリアが一望可能です。

内海と外海を眺めよう!日間の架け橋湊宮(小天橋〜久美浜湾海岸線)

写真:いずみ ゆか

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湊宮は小さいエリアながらも見どころがあります。四つの神がいるといわれる「しじら山(四神ヶ嶽)」を眺めることができ、四神ヶ嶽山頂から約800年前に遷座した蛭児神社(通称「日間の宮」)は、いにしえの時を感じる古社です。

内海と外海を眺めよう!日間の架け橋湊宮(小天橋〜久美浜湾海岸線)

写真:いずみ ゆか

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「日間の架け橋」を体感するために、小天橋をドライブして内海と外海を楽しみましょう。特に内海(久美浜湾)側を眺めると、まるで湖のように見え、そこに民宿が並ぶ漁村の風景はノスタルジック。

夕日ヶ浦で「神の箱庭」の絶景「日鏡」を!

夕日ヶ浦で「神の箱庭」の絶景「日鏡」を!

写真:いずみ ゆか

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久美浜湾を一周したら、最後に、同じく「神の箱庭」と呼ばれている夕日ヶ浦へ。夕日の名所で知られる夕日ヶ浦海岸へは、夕刻が近づく少し前に到着するのがお勧めです。なぜなら、太陽が水平線に近付いていくにつれて海面への陽の照り返しが鏡のようになる自然現象「日鏡(ひかがみ)」を見ることができるからです。
夕日ヶ浦が別名「常世の浜」と呼ばれるのもうなずける、まさに神様の鏡とも言えるような神秘的な絶景。

夕日ヶ浦で「神の箱庭」の絶景「日鏡」を!

写真:いずみ ゆか

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「日鏡」のもう一つの楽しみは、刻々と変わっていく空模様。鏡のような黄金の照り返しは、海だけでなく空や雲にも見ることができ、夕日までのひと時は、まさに「神の箱庭」が奏でる悠久の美を味わえる時間です。

日鏡から夕日までのひと時を楽しんだら、夕日ヶ浦温泉で一日の疲れをさっぱり流すのも良いのではないでしょうか。温泉と海の幸が楽しめるお宿がそろっているので、宿泊がお勧めですが、「花ゆうみ」という日帰り立ち寄り温泉もあります。

「神の箱庭」絶景ドライブは温泉・美食・海水浴と組み合わせて!

「海の京都」は日本海側なので、関西圏の方にとっては、どうしても”冬に蟹を食べに行くところ”のイメージが強いエリア。冬の蟹だけでなく、他シーズンでも豊富な地魚や鮑、丹後とり貝、さざえ、イカ、海老などが美味しいので、美食や海水浴、温泉とあわせてドライブプランを練っても良いでしょう。(ドライブプランを考える際には、関連リンク先の「海の京都」が便利です)もちろん、ドライブだけでなく、船で「久美浜湾遊覧」するのもお勧め。

また、京都丹後鉄道宮豊線の久美浜駅構内にある久美浜町観光総合案内所では、自転車を1日400円で貸し出しているので、古社寺が多い久美浜町内のサイクリングをプランに入れても楽しめると思います。

「神の箱庭」の名にふさわしく、コンパクトでありながら古来からの信仰と独特の地形が織りなす絶景に出会える久美浜〜夕日ヶ浦。「海の京都」の魅力がいっぱいです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/06−2016/09/20 訪問

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