「丁度よく、あまり熱くなく、長湯ができ、それに柔らかい感じがする」そんな特徴を持つ栃木「川治温泉」は会津街道の宿場町、そして湯治の場として古くから親しまれてきた静かな温泉郷です。泉質はアルカリ性単純泉で、筋肉痛や関節痛・疲労回復などに優れた効果があるとされています。
その日光の奥座敷、川治温泉を流れる鬼怒川と男鹿川の峡谷に抱かれるように佇む「湯けむりの里 柏屋」の自慢は、渓谷とまるで一体化したような開放感あふれる露天風呂と厳選された素材が織りなす季節感いっぱいのお料理。平成27年に一部リニューアルされた館内は大正15年創業の老舗の貫禄を感じさせつつも現代風な空間に生まれ変わり、館内に足を一歩踏み入れた瞬間から上質なくつろぎの時間を過ごすことができるでしょう。
川治の自然に抱かれた「柏屋」には山と川それぞれの景色が堪能できる2つの部屋タイプがあります。ひとつが、窓から広がる山々の四季が美しい「月見亭」(写真)。そしてもうひとつが鬼怒川と男鹿川の合流に建ち、清流のダイナミックな風景が眼下に広がる落ち着きと安らぎを楽しめる別館「花見亭」です。お部屋により和洋室や露天風呂付き客室もあるので、お好みで選んでみてくださいね。
その中でも特にお勧めなのは柏屋に2部屋しかない「花見亭」の露天風呂付特別室です。平成27年リニューアルの10畳+ツインベッドの客室は、本間と次の間それぞれが鬼怒川と男鹿川に面し、客室露天風呂は2つの川の合流点の目の前!部屋に居ながらにして眼下に広がる絶景と温泉が堪能できる、まさに柏屋の「特別室」なのです!
柏屋のお料理は厳選された旬の素材と地元の食材を四季ごとにアレンジした季節感溢れる創作会席料理。たとえば秋の御品書き「日光秋彩御膳」の焼き物には「大田原産の岩魚の香草ホイル焼き」が、また台の物「あったか秋菜鍋」には「霧降高原豚と栃木にら」が使用されるなど、地元の旬の素材を生かした彩りも鮮やかな品々が食欲をそそります。
その中でもおすすめは、時期によって夕食の御品書きに入る「ビーフシチュー」。季節の野菜を取り入れたルーを3日間丁寧に煮込み最後はオーブンで焼き上げる「柏屋特製・ビーフシチュー」はぜひ味わっていただきたい逸品です!ただしビーフシチューは時期とプランによって御品書きに入らない事もあるので、その場合は別注が可能かどうか事前に旅館に相談してみてくださいね。
*御品書きの内容は一例です。
柏屋の自慢は何と言っても四季折々の風景に溶け込む、開放感あふれる源泉かけ流しの露天風呂です。鬼怒川と男鹿川の合流点にせり出した渓谷とまるで一体化したような風景はまさに「インフィニティー露天風呂」、柏屋だからこそ味わえる絶景です!
また平成27年には大浴場もリニューアルされ、大きな窓ガラスを備えた広々とした大浴場からは露天風呂と同様、里山と渓谷が織り成すダイナミックな自然を望むことが可能。また有料となりますが、露天風呂付貸切風呂もあるので、自分たちだけの“特別な時間”を柏屋の貸し切り露天で満喫されるのもおすすめです。そして夜のライトアップが美しい庭園には足湯施設も備えられ、まさに「湯けむりの里」の名にふさわしい“湯処いっぱいの温泉宿”、それが「柏屋」なのです。
そしてもうひとつ柏屋の露天風呂で見逃せないのが、目の前に架かる鉄橋を走る列車です。日本でも珍しい「トレインビュー」はメディアでも多数紹介されるほど人気で「会津野岩鉄道」が通過する時間に合わせ入浴するファンもいるほど。柏屋では日帰り入浴プランもあるので、トレインビューを体感したい方は列車の時刻に合わせて入浴されてみてはいかがでしょうか?
昼間も絶景の柏屋の露天風呂ですが、夜になると更に幻想的な風景に。漆黒の闇夜では鉄橋は見えず、明かりを灯した列車が鉄橋を駆け抜ける様はまるで空を飛ぶ「銀河鉄道」。柏屋の露天風呂はそんな「銀河鉄道の夜」を眺める特等席なのです!
ただし「会津野岩鉄道」が通るのは1時間にほぼ1本と本数が少ないため、前もって時刻を調べておいたほうがベター。また全てではありませんが、柏屋には「トレインビュー」のお部屋もあるので、希望される方は事前に旅館へ確認してみてくださいね。列車が鉄橋を駆け抜けるのは一瞬、しっかりその目に焼き付けましょう!
*日帰り露天風呂は混雑状況により利用できない場合があるので、事前に旅館へ要確認
川面にせり出すように作られた爽快な「インフィニティー露天風呂」と日本では珍しい「トレインビュー」の絶景露天風呂、そして地元の旬の素材が絶品なこだわりの創作会席料理の数々。おもてなしの心いっぱいの上質な空間の「湯けむりの里柏屋」であなたも至福の時間を過ごしてみませんか?
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(2024/4/24更新)
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