島根・隠岐で絶対買うべきおみやげ厳選5品!

島根・隠岐で絶対買うべきおみやげ厳選5品!

更新日:2018/09/26 16:23

菊原 朝香のプロフィール写真 菊原 朝香 モデル、美肌温泉家、食べ歩きトラベラー、歴女
最近の旅行先として人気のある離島。中でも島根県の隠岐は特に今注目されつつある場所。そこで、これから隠岐に行かれる方のために、地元の方からも太鼓判の絶対に間違いないおみやげ5つを厳選してみなさんにお教えしちゃいます!まだメジャーになっていない分、おみやげに何があるのかもまだそんなにはよく知られてません。でも買うからにはお友達や家族に喜ばれるものを選びたい!そんな迷えるあなたへ。

日本名水百選「天川」が流れ込む保々見湾の恵み「サラン・オキ」(海士町)

日本名水百選「天川」が流れ込む保々見湾の恵み「サラン・オキ」(海士町)

写真:菊原 朝香

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海士乃塩は塩好き、料理好きの方の間では最近結構知られている存在。サラン・オキはその海士乃塩シリーズの1つです。海士町を愛した小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの出身地アイルランドにあやかって名付けられました。意味はアイルランド語で「隠岐の塩」。

大粒でさっくりとした食感です。看板商品の「海士乃塩」自体は粒が細かくしっとりとしているので、それとは対照的。やわらかくまろやかな味は素材の持ち味を十分にひきたててくれます。塩トマトなどシンプルな調理にも適しているため、簡単なものしか作れないという方にもオススメ。そのおいしさの秘密は環境省選定日本名水百選にも選ばれた天川。天川のおいしい水が流れ込んでいる保々見(ほぼみ)湾の海水を原料に作られたからなんです。地元の方に聞いても「塩ならサラン・オキが絶対おすすめ!」とみなさんおっしゃいます。

写真の袋詰めタイプは30gで税込259円。他にも60gのもの、ビン詰めのものなどいろいろな容器や容量のものが取りそろえられていますよ。

隠岐の特産さざえを使った「さざえ煮」(西ノ島町)

隠岐の特産さざえを使った「さざえ煮」(西ノ島町)

写真:菊原 朝香

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さざえは隠岐では日常的な食材で、さざえを活かしたメニューやおみやげは隠岐にはたくさんあります。実はおみやげとしては海士町の「さざえカレー」がメジャーなのですが、あえて西ノ島町の「さざえ煮」を推します。

写真のものは浦郷水産の「さざえ味付」(100g税込1700〜2000円)ですが、他にはパック詰めタイプの株式会社西食「さざえ漁師煮」(70g税込780円)もあります。どちらも甘辛く煮付けた醤油風味。生のさざえはコリコリしてますが、こちらは煮込んでいるためやわらかくて食べやすい。おかずや酒の肴としてそのまま食べてもおいしいですし、これを使って簡単においしくさざえ御飯が炊けたりもします。一粒食べるととまらなくなるおいしさです。

ちなみに「さざえの漁師煮」の方が少し濃厚な味で食べやすく薄く切ってあるところが大きな違い。また「さざえ味付」は缶詰のため賞味期限が2年なのですが、あっさりめが好きな方は買った直後から賞味期限1年前くらいまで、こってり濃い味が好きな方は賞味期限ギリギリくらいがちょうどオススメな食べごろですよ。

隠岐の誇る地酒「隠岐誉」(隠岐の島町)

隠岐の誇る地酒「隠岐誉」(隠岐の島町)

写真:菊原 朝香

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隠岐唯一の酒蔵「隠岐酒造」。隠岐は酒造りに最適な気候と環境省選定「日本名水百選」の湧き水がふたつもあるという恵まれた場所でもあります。代表的なものとしては「隠岐誉 大吟醸斗瓶囲い」(300ml税込1669円、720mlや1800mlもある)。華やかな香りが豊かで、上品な甘さが特徴。さらに8年熟成したものもあります。

隠岐酒造が一味違うのは、江戸時代や室町時代当時に造られていた酒を再現した酒もあるところ。「隠岐誉 江戸の純米酒」はフルーティーな香りでぶどうっぽく白ワインのようなドライシェリーのような味わい。色も普通の日本酒よりも黄みが強いです。「隠岐誉 室町の純米酒」はさらに黄みが強く琥珀色に近くなります。そして貴腐ワインやグラッパに似た味わい。どちらも日本酒とは思えない!と飲んだ人はみんな口をそろえて言います。

また造っているのは日本酒だけじゃありません。海藻焼酎やはっさくリキュールといった一風変わったお酒も造っています。これらも洋酒のような味わいを特徴としていて島の人たちにも大変な人気です。

隠岐のハーブティーと呼ばれる「ふくぎ茶」(海士町)

隠岐のハーブティーと呼ばれる「ふくぎ茶」(海士町)

写真:菊原 朝香

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「ふくぎ」とは茶道などで使われる「クロモジ」のこと。隠岐では「ふくぎ」と呼ばれ、昔から薬草つまりハーブとして親しまれてきました。消毒薬として胃腸薬としてなど、その利用は多岐にわたります。このふくぎ茶は隠岐で自生しているものを使い、人の手で丁寧に乾燥、選別、洗浄などの作業経て茶葉になります。

ハーブティーというと男性は苦手な方が多いですが、こちらは飲みやすくて島では子供や男性にも親しまれています。香りはミントのような爽やかさで、少し甘いでもレモングラスのような清涼感のある飲みごこち。そしてその色はキレイなオレンジ。

枝、枝と葉をブレンドしたもの、花と種類があり、それぞれ少しずつ風味が違います。花茶はお湯を注ぐとかわいらしい黄色い花が咲くのがポイント。また茶葉そのままのタイプ(30g税込616円)から手軽なティーバッグタイプ(1g×15袋 税込668円)もあるので、いろいろ自分のスタイルに合わせて選ぶこともできます。

美容業界などからその効果への期待が注目されつつあるのですが、枯渇してしまわないよう毎年収穫量を調節しているので大量生産ができません。そのためとても希少価値が高いのです。なかなか島外には出回らないので、隠岐に訪れた時にこそぜひ購入してほしい一品です。

リフレッシュには最高!アマンフローラルウォーター(海士町)

リフレッシュには最高!アマンフローラルウォーター(海士町)

写真:菊原 朝香

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海士町の菱浦港フェリー乗り場のすぐそばに、長い間使われていなかった蔵をリノベーションした「島のほけんしつ 蔵 kura」があります。コンセプトはココロとカラダをサポートするケアルーム。隠岐で唯一、マッサージやクレイケアなどを施してくれる癒しの場所です。

アロマの専門家であり、中医クレイセラピストでもある島根輝美さんが心を込めて丁寧に作っている「アマンフローラルウォーター」は、リネンウォーターやルームスプレーとしてリフレッシュやリラックスに最適なアイテム。ヒノキ(100ml800円)とふくぎ(100ml1200円)の2つの香りがあります。とても爽やかでなじみやすい香りのため、男性にも大人気です。特にふくぎは希少価値が高いため、そこがまた男性の心をくすぐるみたい。筆者は眠る前に枕に1吹きしています。ぐっすり眠れて翌朝もスッキリ。

大量生産していないため「島のほけんしつ 蔵 kura」のみでの購入となります。年明けにはさらにパワーアップして新しいパッケージにリニューアルになるそうですよ。

自然の恵みにあふれている隠岐

隠岐のおみやげ事情、いかがでしたか?たかがおみやげ、されどおみやげ。せっかくだから相手に「こんな素敵なおみやげありがとう!」「とてもよかったから自分でも購入したい!」と思われるようなものを選びたいものですよね。

基本的に5つ目の「アマンフローラルウォーター」以外は隠岐のフェリー乗り場、空港、おみやげやさんなどに並んでいます。ただどれも島の方にも人気かつ大量生産していないので常時品薄なものばかり。見つけたらすぐにゲットしなくては!ですよ。もちろん他にもステキなおみやげがたくさん。「隠岐の島藻塩ミルクチョコレート」とかも捨てがたいです。この記事を参考に、自分でも開拓してみてくださいね。それでは隠岐に行ってらっしゃい!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/09/10−2016/09/12 訪問

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