金沢おしゃれ散歩旅。この3店で旬の金沢を買う!

金沢おしゃれ散歩旅。この3店で旬の金沢を買う!

更新日:2018/01/09 16:12

なおぢ はるみのプロフィール写真 なおぢ はるみ 旅するデザイナー
金沢を旅したら、買い物は土産物屋で…という旅人さん、ちょっと待った! 金沢で人気の観光地区には、おしゃれなお店が点在しているのに、そこを見ずして土産物屋周りで終わって良いのですか!?ぜひ金沢で話題のお店も覗いて行ってくださいな。今回は、観光名所をしっかり回りつつ、気鋭の3店舗でオシャレに街ぶらショッピングも楽しめる、金沢おしゃれ散歩旅をご案内します。

女性の憧れブランド「TICCA」は近江町市場の近く

女性の憧れブランド「TICCA」は近江町市場の近く

写真:なおぢ はるみ

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金沢旅、まず駅に降り立ったら、アメリカのトラベルアンドレジャーWEB版で“世界で最も美しい駅”と称された駅前で記念撮影。その後、別院通り口の交差点をまっすぐ歩いて、日本海の恵みがズラリと並ぶ北陸の台所・近江町市場へ。

ここまでは金沢観光の定番ルートですね。その近江町市場から徒歩5分、続々と新しいお店が出来て散歩が楽しいせせらぎ通りに向かって歩いていると、大きなガラス窓とシャビーな白い扉がひときわ目を引くお店があります。

それが「TICCA(ティッカ)」。自由でしなやかな女性のためのニューベッシックな服のブランド「TICCA」の直営店で、上質なアイテムが勢ぞろいしています。

金沢のおしゃれ感度の高い女性が今、足繁く通う「TICCA」は、すでにファッション誌で何度もピックアップされている、女性の憧れブランド。有名なセレクトショップでも取り扱われていますが、ここ金沢の「TICCA」にしかないレアなアイテムもあって、直営店ならではの品揃えです。

着道楽な金沢人も通うセレクトショップ「TICCA」

着道楽な金沢人も通うセレクトショップ「TICCA」

写真:なおぢ はるみ

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さらに、「TICCA」の母体、FLAPPERSのオーナーが海外で買い付けた手入れの良いビンテージの服や雑貨、「TICCA」のコーディネートにぴったりなアクセサリーなども常時入荷。訪れるたびに新しいアイテムをチェックできますよ。

“金沢の人は着道楽”と言われるくらい服にはうるさい土地柄。「TICCA」の審美眼で選び抜かれたこだわり服を、自分土産としてぜひゲットしてくださいね。

北陸から発信!メイドイン日本雑貨の目利き「niguramu」

北陸から発信!メイドイン日本雑貨の目利き「niguramu」

写真:なおぢ はるみ

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「TICCA」から10分も歩けば、加賀百万石の前田利家公とおまつの方をお祀りする尾山神社。和漢洋の三洋式が調和した神門は、国指定重要文化財でもあり、金沢のシンボルリックな観光地です。

その尾山神社までの道中で、ぜひ寄り道してほしいのが、次に紹介する気鋭のセレクトショップ「niguramu(ニグラム)」。板張りの外装に風情を感じる、木造一軒家のショップで、一階・二階が店舗スペースです。

「niguramu」は、日本に関わりのある作家やメーカーのロングレンジな商品を集めたセレクトショップ。日用品やキッチン用品、食器、文具、ファッション小物などを集めているお店です。

ここが他のセレクトショップと一線を画すのは、日本の老舗メーカーにリクエストして、「niguramu」オリジナル商品に昇華させていること。伝統技や各メーカーの特徴を最大限に生かしながら、現代のライフスタイルにマッチするよう、リ・デザインさせています。

伝統型から生まれた新しい九谷焼をゲット!

伝統型から生まれた新しい九谷焼をゲット!

提供元:niguramu

http://www.buk.jp/148-kata_kutani/kannyu/yuen/inde…

「niguramu」オリジナル商品で、イチオシは「KATAKUTANI 型九谷」。石川の伝統工芸・九谷焼の窯元にある昔ながらの器を無地にした食器シリーズで、器本来の形を楽めるようにと「niguramu」がこだわりをリクエストしたもの。

九谷焼というと、その絵付けに価値を見るものが多い中、カタチにリスペクトしたというのは、ちょっとした衝撃かもしれません。

菊皿、稜花皿、八角モッコ皿と、美しく使いやすさを極めたカタチに、新しい九谷焼の可能性が詰まっていて、ぜひお土産に買って帰りたいシリーズです。

北陸モノのパイオニア「[g]ift」

北陸モノのパイオニア「[g]ift」

写真:なおぢ はるみ

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「niguramu」から4〜5分ほど歩けば、尾山神社に到着。神門や神苑の美しさをしっかり堪能した後は、神社から徒歩15分ほどの金沢21世紀美術館へ向かうのが王道ルート。

しかし、この道中、絶対に立ち寄るのを忘れてはいけないお店があります!「[g]ift(ギフト)」。北陸の魅力を集めたギフトショップです。

「[g]ift(ギフト)」は、香林坊から続く並木道を兼六園に向かって歩くと、右側に見えてきます。大通りの樹木が季節を教えてくれる素敵な通り沿いにあって、入り口の大きなガラス扉にある[g]の文字が目印。

店内に入ってすぐのスペースや中央のテーブルでは、随時企画を開催していて、賑やかな雰囲気に気分も上がります。決して広いお店ではありませんが、壁面の棚いっぱいに、石川・福井・富山の北陸三県から集めた衣食住の雑貨やフードが集結! 足元から天井まで、見応え十分の品揃えです。しかも、どのメーカー商品もキュートなパッケージで、ここにも“ギフト”選びのこだわりが見て取れます。

お店がこれからの季節に推しているのは、11月6日解禁の“蟹”モノ。蟹鍋やカニ雑炊が手軽に楽しめる、つじはる商店のずわい蟹だしの素(¥540)。金澤老舗料亭の味が家庭で味わえる、浅田屋の蟹めしの素(¥1,512)。お酒のお供や料理にピッタリ、福井缶詰の紅ずわい蟹缶(¥626)など、まさに蟹づくし! 旅土産に一つ買って帰れば、冬の北陸の味を自宅でいつでも堪能できますね! 

旅行に行くと、土産探しに何軒も回ったり意外と時間がかかるものですが、「[g]ift(ギフト)」なら、その心配は無用。北陸旅のプチ土産は、ココ一軒で十分完了できます。金沢21世紀美術館や兼六園を観光ルートにしている方は、とっても近いので、特にオススメのお店ですよ!

コンパクトシティ金沢は、おしゃれ散歩旅が楽しい。

コンパクトシティを目指す金沢は、駅から歩き継いで楽しめる散歩旅ができる街です。観光もショッピングも楽しみたいという旅人の希望を叶えてくれますよ。

今回ご紹介したルートなら、観光で歴史とアートを、お買い物で金沢の今を、堪能できると思います。

さらに、観光名所を周遊する低価格のバスや、「まちのり」というレンタサイクルを活用すれば、時間と勝負の弾丸旅行でも十分回れます。次回の金沢旅行を計画中の皆さん、ぜひ、このルートをお試しあれ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/01−2016/10/21 訪問

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