このメノルカ島には入り江状の小さなビーチが200もあるんです。
シュノーケルやカヤック、セーリングなど美しい海で遊んだ後はビーチでのんびりと過ごします。青い空、地中海の透き通る海、波の音、心地よい風。ゆっくりするのがヨーロッパ流の楽しみ方です。
ヨーロッパセレブに混ざって、絶景ビーチでのんびり優雅なひとときを過ごせばヨーロッパセレブの仲間入り!
観光客用に整備されたビーチもありますが、整備されていないビーチも数多くあります。整備されていない穴場ビーチは車でないと行きづらく、駐車場から歩いて15〜30分程度かかってしまうことも。レンタカーを借りない場合は、観光客向けのビーチに行かれることをお勧めします。
メノルカ島の首都マオン(現地で使われているカタルーニャ語ではマオーという)から車で約20分の場所に白亜の村ビニベカ・ベルがあります。建物の壁も屋根も眩しいくらいに真っ白、幻想的な白亜の空間に魅了されます。
遠くからこの村を眺めるのも美しいですが、実際に訪れて白亜の世界に包まれれば美しさもひとしお。白い建物をいつまでも美しく保つために毎年塗りなおしているのです。だからどこを見ても真っ白、細い道に入ったら迷子になってしまいそう。レストランやショップもあるので観光地としても人気の場所です。
手つかずの自然が残るメノルカ島には、500もの遺跡が点在しています。その一つトレプコ遺跡は、およそ3000年前の遺跡です。古すぎて資料が残っていないため、何のために作られたのか謎に包まれています。
この写真にあるT字型の遺跡は東西南北を表し、月で判断するカレンダーになっていたのではないかという説もありますが真相はいかに?
ここには人が居住していた跡もあるため、冗談で「巨人のテーブルだ」とも言われているそうです。
入場料はかかりませんので、3000年の歴史を探りに行ってはいかがでしょう。
メノルカ空港から車で約15分、マオン港からは徒歩10分でマオンの町に行くことができます。ただし高い位置にあるため港からは階段を上って行かないといけません。
マオンの町には13世紀に造られたネオゴシック様式のサンタ・マリア教会、名産品・特産品が並ぶマーケットやブティックなどのショップ、スペインならではの料理が食べられるレストランなど見どころがたくさん。
高台に上るとマオン港を一望できる場所もあり絶景も楽しめます。
四方を海に囲まれたメノルカ島は海の幸の宝庫。中でも名物は大きなロブスターです。見てください、この大きさ。シェフのげんこつの4倍はあるでしょうか。
メノルカ島ではこれをスープにしていただくカルデレタ デ ランゴスタという料理が有名です。ミソが溶けた濃厚スープにプリプリのロブスターは絶品。島を訪れたらぜひ食べておきたいですね。
変わり種としてはイソギンチャク。そう、あの映画で一世を風靡したニモ(クマノミ)が住み着いている海の生物。その仲間であるヘビイソギンチャクに小麦粉をまぶして唐揚げにして食べるのだそうです。苦みがあってサザエの肝のような味がするため、ワインに合うのだとか。
そして首都マオンは、マヨネーズ発祥の地とも言われています。メノルカ島ではメノルカ鶏の卵、オリーブオイル、ワインビネガー、レモンなどこの地にある材料を使ったソースを古くから作っていたのです。18世紀に戦争でこの地を訪れたリシュリュー侯爵が、ソースを気に入りパリに持って帰りました。そして「マオンのソース」だと広め「マヨネーズ」と呼ばれるようになったのです。(諸説あります)
発祥の地ならばマヨネーズも食べずには帰れませんね。
メノルカ島はバルセロナから約300キロに位置し、飛行機では1時間で着いてしまう近さなんです。フェリーでは8時間かかりますが、入出港の際の海からの景色は圧巻なのでお勧めです。ハワイに次いで世界で2番目に長い5キロほどある入り江の港、港に面して高台の上下に立ち並ぶ建物や城壁の跡など、船からでしか見られない絶景を見ることができます。
海に観光にショッピングにグルメに、いろいろな楽しみ方ができるメノルカ島。ヨーロッパセレブ気取りでバカンスしに行ってはいかがでしょうか。
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(2024/4/19更新)
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