写真:Happy ブンブン
地図を見る日本三景の松島にはたくさんの観光客が集まります。松島の中心部にある宿泊施設は観光には便利ですが、静かな松島を体験する事は出来ません。あなたが喧騒から離れた閑静な松島で、過ごしたいのなら「松庵」はまさにぴったりの旅館です。
大きな窓のある部屋からは写真のような松島の景観が見えるだけでなく、波の音や鳥のさえずりを聞く事が出来ます。岬がすべて敷地でなければこのような静かな環境を作り出す事は出来ません。小舟さえも通らないという入江は、まさにあなただけの日本三景松島です。
写真:Happy ブンブン
地図を見る部屋で一休みしたら3000坪の岬を散策してみましょう。靴は旅館で散策用の長靴を用意してくれているので心配ありません。旅館の裏側にある遊歩道の看板を進んでいくと「海の小径」と「空の小径」の分かれ道に辿り着きます。両方回っても20分程度ですが、特にお勧めは「海の小径」で、終点はテーブルとベンチが置かれている自然のテラスです。旅館に電話すればここまで飲み物を持って来てくれるサービスもあります。大自然の中での乾杯はいかがですか。
写真:Happy ブンブン
地図を見る松庵の客室はAタイプと呼ばれる14帖の和室にテラスが付いた標準客室が9室、そのうち1室は12,5帖の広さですが、ベッドの部屋になっているので、ベッドを希望する方はこちらの部屋を予約して下さい。残りはBタイプの2間の部屋「老松」が1室とCタイプの離れタイプで露天風呂付の部屋「松毬」が1室の全11室となっています。部屋からはきれいな松島が見えるのはもちろんですが、閑静な場所なので野鳥がたくさん生息しています。鳥のさえずりを聞きながらゆっくり過ごす事が出来ます。
写真はAタイプの部屋で2階の角部屋の「松蝉」です。大きな窓の向こうにはテラスがあり、左側に見える椅子と机を設置することも出来ます。部屋には双眼鏡が用意されているので、テラスからのバードウォッチングも楽しいですね。打ち寄せる小さな波音を聞きながらプライベートな松島を楽しんで下さい。
写真:Happy ブンブン
地図を見る松庵にあるラウンジは書庫を持つ、イタリアインテリアが置かれた大人の空間。ハーブティー等の飲み物とお菓子が用意されていて、お風呂上りや散策の後にゆっくり寛げる場所になっています。夜は申告制のバーになるのでお酒が好きな方は、夕食の後に旅館自慢の樽詰め焼酎やウイスキーを楽しむ事が出来ます。
このラウンジの他にも約2000冊の小説本が並ぶ「松島文庫」と名付けられた書庫があります。小説の好きな方にはたまらない施設で、思わぬ懐かしい本に出会えるかもしれません。文庫内で読むのも悪くありませんが、部屋に持って行きテラスで波音を聞きながら読むのもお勧めです。
写真:Happy ブンブン
地図を見る松庵の夕食はお部屋食の他にも個室や海から一番近い「れすとらん海音」の3ヶ所から選ぶ事が出来ます。海音はレストランですが、暖簾を降ろすことによって、プライベートも保たれる様になっています。
海がすぐ近くの松庵の夕食は毎朝水揚げされる地元の新鮮な魚介類が中心の懐石料理。丹精込めて作られた料理は、味はもちろん見た目も工夫がされています。肉料理も地元にこだわり宮城県産の黒毛和牛を使った一品が出されます。
写真の料理はお造りと吸い物で、「塩釜港水上魚介類」と名付けられたお造りは、むらさき雲丹・鮪・真鯛の3点盛り。雲丹の中でも最高級のむらさき雲丹は活きたものが出されます。吸い物の「浅利真薯薄葛仕立て」は浅利の真薯に山葵麩・ジュンサイ・子メロンを加え、滑らかな食感と出汁の旨みを味わえます。
朝食はレストランで、8時から10時30分迄という長い時間に対応してくれます。内容も宮城県の名産の笹蒲鉾や宮城県産のササニシキを薄い餅状にした煎餅の一種の松島こうれんの炭火焼きなど地産地消の料理が並びます。
「松庵」の接客は高級旅館らしく、宿泊客に気を使わせる事のないさすがのおもてなしです。そしてプライベートを大切にしてくれる旅館なので、最初の挨拶や夕食等の必要な時以外は接客係が、部屋に来る事はありません。自分たちだけの松島を大切にしてくれます。ロケーションはもちろん料理も部屋も素晴らしい「松庵」ですが、やはり満足度が高い一番の理由は心地よい接客があるからこそです。
チェックアウトは12時と実質22時間の滞在が可能なので、本当にゆっくりと寛ぐ事が出来ます。松島で最高評価を受けるこの宿をあなたも是非、体験して下さい。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/5/6更新)
- 広告 -