何体探せる?シンガポール政府公認のマーライオン5選

何体探せる?シンガポール政府公認のマーライオン5選

更新日:2016/11/22 15:03

Saito Junsoのプロフィール写真 Saito Junso 旅ブロガー、トレッカー
シンガポールの象徴と言えば「マーライオン」。誰もがすぐに浮かべる風景ですが、実はシンガポールにはこの他にもたくさんのマーライオンがあることをご存知でしょうか。皆さんご存知のマーライオンの他に、小さいものや超巨大なもの、山頂にあったりまぬけ面をしていたりと様々です。
逸話の中で「見た事のない生き物」とされた動物から考案されたマーライオン。今回はシンガポール政府公認の中で必見5体を紹介致します。

ご存知!シンガポールを象徴するマーライオン

ご存知!シンガポールを象徴するマーライオン

写真:Saito Junso

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シンガポールといえばまず思い浮かぶのが、こちらマーライオンパークのマーライオン。金融街をバックに口から水を吐く姿はお馴染の景色ですね。以前は「がっかり名所」などとも言われていましたが、それでもシンガポールに来る多くの人が訪れる人気の場所です。

1972年にはじめてシンガポールに設置されましたマーライオンですが、当初は正面から見ることができず、ポンプが故障し水が吐けないなどの理由で寂しい名所として認知されてしまいました。
現在では正面から眺めれる桟橋が設けられ無事水も吐くようになり、夜にはライトアップもされ改めてシンガポールを代表する観光名所となっています。2011年には国内の芸術イベントで、期間限定ですがマーライオンを囲いホテルにしてしまうなど話題性も抜群ですね。

マーライオンの裏に佇むミニマーライオン

マーライオンの裏に佇むミニマーライオン

写真:Saito Junso

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現在シンガポールにある政府公認のマーライオンは全部で7体あるとされています。1体目が言わずと知れた先のマーライオン。そして2体目がこちら、1体目の後ろで背を向け合うように立つミニマーライオンです。

小さいながらもちゃんと水を吐き、少々顔つきは子供っぽいですが立派なマーライオンです。人と一緒に写真を撮れる事や、その小ささに「可愛い!」として密かに人気があります。

山頂に佇むマーライオン

山頂に佇むマーライオン

写真:Saito Junso

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次にご紹介するのがハーバーフロント駅近くにある標高115mの山「マウントフェーバー」にある一体です。山頂には景色の良い「マウントフェーバー公園」があり、その中にこのマーライオンは設置されています。先の2体と比べ水を吐かないので、抱きついて写真を撮ることもできます。

元々マーライオンはシンガポールのある伝説から来ていると言われます。11世紀にスマトラの王族がシンガポールを目指して航海中激しい嵐に遭遇しました。その際王族の王冠を海に投げ入れると海が静まり、無事上陸できたといいます。そしてその時に出会った見たことのない生き物がライオンだと知り、サンスクリット語のライオン(Singa)と町(Pura)という意味のSingapuraと名付けた事が始まりだと言われます。

大きさにビックリ!37mの巨大マーライオン

大きさにビックリ!37mの巨大マーライオン

写真:Saito Junso

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1964年シンガポール政府観光局の設置の際にシンガポールが「航海の街」である事と、フランス語の海(Mer)とライオンの伝説を合わせてマーライオンが考案されました。当初は観光局のロゴとして用いられていました。

続いてご紹介する4体目のマーライオンはセントーサ島にあります。島のどこからでも見ることができる高さ37mの大きなマーライオンは、「マーライオンタワー」として観光客に親しまれています。中に入って登ることもでき、夜には目が光ったりライトアップもされたりします。上陸の際に初めて出会った伝説のライオンとされる生物も、このように立派な風貌をしていたのでしょうか。

まぬけな顔が可愛い政府観光局のマーライオン

まぬけな顔が可愛い政府観光局のマーライオン

写真:Saito Junso

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今回最後にご紹介するのは、シンガポール政府観光局に設置されているマーライオンです。大勢のショッピング客で賑わうオーチャードの西端にあります。観光局建物内にもマーライオンは設置されていますが、こちらは公認ではなく目指す最後の1体は外に設置されています。

他のマーライオンに比べて顔の比率が大きく、ちょっと間抜けな感じがしますがこちらも堂々政府公認のマーライオン。観光局へは誰でも自由に出入りできますので、お立ち寄りの際には是非この愛嬌あるマーライオンを見て行ってください。

もっともっとたくさんのマーライオンを探してみよう。

今回はシンガポール政府公認のマーライオン5体をご紹介しましたがいかがでしたか。公認とはいえ超有名な象徴的なものから「本当にマーライオン?」と疑ってしまいそうなものまで様々なマーライオンがあり面白いですね。なおシンガポールにある政府公認の残り2体はアンモキオ公団団地にあります。住民が設置し政府が追加公認した珍しいものです。

シンガポールには非公認ならまだまだたくさんのマーライオンがあります。観光やショッピングを楽しみながら、未だ見ぬマーライオンを探してみるのも面白いですね。歴史あるマーライオン。色々なマーライオンに触れてみる旅はいかがですか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2006/02/23 訪問

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