東京スカイツリーやソラマチにはいったことあるけど、「郵政博物館なんて目にしたことない」という方が多いのではないでしょうか。それもそのはずでアクセスできるエレベーターが限られているんですね。博物館のあるイーストヤード8F&9Fの「ライフ&カルチャーゾーン」は目的意識がはっきりしている人専用と言えるでしょう。
エレベーターはイーストヤード12番地にあり、いったん8Fまで上がってからエレベーターを乗り換えて9Fにある「郵政博物館」にたどり着けます。行くのがややこしい分、にぎやかなソラマチの中にあって、「ライフ&カルチャー」ゾーンは静かな雰囲気が漂っており、喧騒を離れるのにも最適な場所といえるでしょう。
郵便の歴史を学ぶ、というと堅苦しいイメージがするかもしれませんが、その点は問題ありません。前身の逓信総合博物館同様、大人から子供まで楽しめる体験型学習装置がたくさん置いてあります。実際に使用されていた郵政にまつわる機械装置を触れるコーナーもあり、家族で行かれても十分に楽しめる博物館です。入館は大人300円、子供150円とリーズナブルですので、気軽に訪れることができますね。
博物館と名前がついている以上、その蒐集物も半端ではありません。主に20世紀初頭から世界各国の切手がこの書庫にはコレクションされているのです。圧巻の量です。もちろん自由に閲覧できます。切手マニアにはたまらない光景でしょうね。それにしても郵便という規格が万国共通のものであり、どんな国にもなくてはならないサービスだったのだということが伺い知れます。
ちなみに郵政博物館にはポストがあり、ここから郵便を出せますので、記念にどうぞ。
さて、郵政博物館に行く途中で8Fでエレベーターを乗り換えたと思いますが、ここで千葉工業大学の東京スカイツリータウンキャンパスなるものを目にしたことと思います。こんなとこで勉強しているんだ〜と思って近づくとどうも様子がおかしいことに気が付きます。
実はここはキャンパスと名前がついていますが、千葉工業大学が開発したハイテクマシンが展示してあるギャラリーなのです。原発内救助ロボットなどのデモンストレーションなどもやっており、ぜひこちらも訪れてほしいスポットです。入館料はうれしい無料!
なお、千葉工業大学はロボット開発に力をいれており、その影響からマクロスバルキリーの実物大など、年代によってはぐっとくる展示もしてあります。このほかロボットサッカー用のロボなど遊び心があるロボットが多く展示してあり、世代を超えて、家族連れでも楽しめるスポットになっているのがうれしいですね。この他にも隕石から鍛造した日本刀など、ちょっと他所ではお目にかかれないモノの展示してあります。
この8Fからは無料の穴場休憩スポットである「ドームガーデン(プラネタリウムのドームの周りに芝生とベンチが置いてある憩いの場)」に接続していますので、そちらを目当てに別のエレベーターで上がってきた方も一見の価値あり、ですのでお気軽にどうぞ。
東京スカイツリーやソラマチは21時まで開いておりますが、郵政博物館は17:30まで、千葉工業大学のギャラリーは18:00までと営業時間が異なるので要注意です。
せっかく東京スカイツリーまで来たのですから、文字通り隅々まで楽しんでいかないと損ですよ!ぜひ一度ライフ&カルチャーゾーンに足を運んでみてください。
加えて、墨田区は郵政博物館のような企業が運営する企業博物館を「すみだ5つの博物館めぐり」と銘打って推しています。5つのうち4つは予約不要で訪れることができますので、気軽に利用できますよ〜。
(そのうちの一つセイコーミュージアムについては下記関連MEMOの別記事をご参照くださいませ)
では気をつけていってらっしゃいませ〜。
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(2024/4/26更新)
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