写真:麦吉 ぼに
地図を見る「つるや木賃宿」の外観は、古民家リノベ風のカフェ&バー。昼はランチのメニューが出ていたりして、ゲストハウスと気づかない人もいるようです。
中へ入ると立ち呑みバーカウンターの他に落ちつける椅子席もあって、美味しいコーヒーが1杯450円〜(2019年4月現在)で飲めます。お店のスタッフは陽気でフレンドリーなイケメン君達(ココもポイント)。おひとり様で訪れても寂しくありません。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る「つるや木賃宿」という店名は、ちょっとレトロなイメージ。
店名は、総支配人上田さんのお祖父様が広島市内で営んでいた「つるや履物店」に由来するのだとか。本家「つるや履物店」は、1945年8月6日の原爆投下で失われてしまったのですが、戦後70年を過ぎた今、形を変えて引き継がれることになりました。とはいえ「つるや木賃宿」の場所は、「つるや履物店」のあった場所とは違います。
わざわざ原爆ドームに近いこの場所で営業を始めた理由は、負の世界遺産とネガティブなイメージを持たれやすいこの場所から、ポジティヴで明るい広島を発信していきたいから。広島の若いパワーがまぶしいゲストハウスです。
「つるや木賃宿」の宿泊施設は、男女共用のドミトリーと女性専用ドミトリー、それに1室6名まで泊まれる純和風の個室があります。
ドミトリーは1泊3,000円〜。2段ベッドは各床にカーテンと読書灯が備わっています。
FreeWi-Fi完備なので、スマホやタブレット利用も安心。和室は目の前に太田川が望めるリバービューで1室1泊20,000円〜。最大6名まで泊まれるから、家族や仲良しグループで泊まるのにぴったりです。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る「つるや木賃宿」の店頭には、自転車が2台ハンガーに架かっています。眼をひくお洒落なデザインは、フルオーダーの自転車ビルダー『Cocci Pedale』であつらえたもの。シャープでスポーティーな車体に「つるや」のロゴがイイ感じの温もりです。この自転車はレンタサイクルとして借りることが出来るので、市中をポタリングするのも良し、広島をベースにしまなみ海道やとびしま海道まで足を伸ばすことも可能です。
夜ともなればカフェ&バー「つるや」へ、地元っ子も普通に呑みに来ます。外国から来た人も、近所の人も、他県から旅行で来た人も、お酒を飲みながら気軽に話が出来ます。時には誰でも参加OK!のイベントが催されて「ここはどこの国?」といった光景が見られます。
「つるや」を出るとすぐ目の前に相生橋が見えます。橋を渡れば原爆ドームその先は繁華街紙屋町です。
紙屋町にはバスセンターがあり、ここから尾道、福山、岡山、出雲と各地へ高速バスが出ています。岩国錦帯橋だって56分950円で行けちゃいます(2019年4月現在)。「つるや木賃宿」はここをハブに、中四国を旅することが出来る宿です。
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(2024/3/29更新)
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