富士山の高さで露天風呂!?エクアドル・アンデスの温泉「テルマス・パパジャクタ」

富士山の高さで露天風呂!?エクアドル・アンデスの温泉「テルマス・パパジャクタ」

更新日:2016/10/27 09:33

市川 芽久美のプロフィール写真 市川 芽久美 南米現地旅行会社 代表
赤道とアンデス山脈が通る、南米エクアドル。火山も多いため、温泉が各所で湧き上がっています。今回は、首都のキトから一番近い、洗練された温泉リゾート「テルマス・パパジャクタ (Termas Papallacta)」をご紹介。
何と言っても、アンデス山脈の標高3200mの場所にあり、大自然に囲まれた天空の露天風呂が魅力です。1泊しながらじっくり癒されたい…そんな場所です。

標高3200mの自然に囲まれた温泉地

標高3200mの自然に囲まれた温泉地

写真:市川 芽久美

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キトの街の標高が2800m、そこからアンデス山脈沿いに車を2時間程走らせ、さらに400mほど上った場所に、自然の中に佇む温泉地「パパジャクタ(Papallacta)」の街があります。その街の中にある、温泉リゾート「テルマス・パパジャクタ 」は、宿泊施設のロッジやバンガロー、公共浴場やスパ施設などを兼ね備えた広い敷地のスパ・リゾートです。

温泉プール!多数の大きな露天風呂がいっぱい

温泉プール!多数の大きな露天風呂がいっぱい

写真:市川 芽久美

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全てが露天風呂になっており、入浴エリアは公共浴場とスパエリアの浴場、そして宿泊施設の目の前に設置された宿泊者専用の浴場の3つに分かれています。

公共浴場(入場料:大人8.5ドル)は大小6個の露天風呂があり、着替スペース、レストランや売店も併設。週末には多くの家族連れで賑わいます。夜10時30までオープンしているので、首都のキトで働いた後に、こちらの温泉で体を休めるカップルやビジネスマンもみられます。

タオルやロッカーも借りられるので、キト観光の後に、水着一枚で気軽に出かけてみてはいかがでしょうか?

温泉の楽しみ方がバラエティ豊か

温泉の楽しみ方がバラエティ豊か

写真:市川 芽久美

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もっとじっくり体を休めたい方は、入場料が22ドルかかりますが、施設が充実しているスパ・エリアがおすすめ。タオルやロッカー、シャワー室の利用料も含まれています。
このエリアには5つの露天風呂があり、噴流マッサージ付きのベットタイプのお風呂や、1.3mほどの深さのお風呂、滝に打たれる感覚を味わえるお風呂など工夫されていて、思わず長居してしまうことでしょう。

マッサージやトリートメントメニューも豊富で、香り豊かなエクアドルカカオを使ったチョコレートパックや、アンデス火山の石を利用したマッサージなど、この地ならではのメニューも揃っています。

部屋の目の前に露天風呂

部屋の目の前に露天風呂

写真:市川 芽久美

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更に、プライベート感を味わいながら、ゆっくり休みたい方には、宿泊がおすすめです。ロッジやバンガロータイプの客室で、目の前には宿泊者だけが利用できる露天風呂が広がっています。部屋から直接露天風呂へ!とっても贅沢な気分になります。

ファミリーには、6人まで利用できるバンガロータイプのお部屋がお得です。また、朝食、公共浴場やスパエリアへのアクセスがセットになった宿泊パッケージもありますので、予約時はチェックしてみてください。

併設レストランでアンデス料理を

併設レストランでアンデス料理を

写真:市川 芽久美

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宿泊者以外でも利用できる、リゾート内のレストラン「スクス(SUCUS)」。敷地内でとれた新鮮な野菜や、地元の素材を使ったインターナショナル料理を提供しています。
朝食時はビュッフェスタイルで、エクアドルの色とりどりのフルーツや、アンデスの乳製品が豊富に並びます。ランチやディナータイムには、是非近くに流れる川で採れた鱒(スペイン語でトゥルーチャ)料理をお試しください。

心も体も癒される

海外の温泉はぬるめのところが多いのですが、ここは熱めのお風呂設定もあり、しっかり体の疲れを癒してくれます。しかも緑豊かなアンデスの大自然の中で、心も癒されます。旅の疲れが一気に吹き飛びますよ!

露天風呂といっても温泉プールという感覚ですので、水着は必須です。「温泉はやっぱり裸で入りたい!」という方は、室内にジャグジー浴槽がついたお部屋を予約して、是非宿泊を!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/14−2016/10/15 訪問

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