写真:島塚 渓
地図を見る「ゲストハウス金太」のある宮川町は鴨川の東側、四条から五条にかけてつづくお茶屋さん街。ここは祇園甲部(ぎおんこうぶ)や先斗町(ぽんとちょう)などと共に、京都の五花街にも選ばれているきらびやかな観光スポットです。江戸中期の宝暦年間(1751―64)に花街として整備されたので、現在まで250年以上の歴史があることになります。宮川町には今でも70人前後の芸妓さんと舞妓さんが所属しているので、道を行き交う彼女たちの姿を見られるなんてこともあるんですよ!
写真:島塚 渓
地図を見る2011年7月に元お茶屋さんを改装してオープンしましたのが「ゲストハウス金太」。風情あふれる石畳の通りに面しており、京都感をふんだんに味わえるロケーションになっています。宮川町の南の端まで行くと○に金の文字が入った提灯が見えてきます。これが「ゲストハウス金太」の目印。
ちなみにその隣にある提灯には宮川町の文様が入っています。花街ごとにデザインが違い、宮川町の場合は「三つ輪」の模様。夜になってこの提灯が通りに並ぶ風景は圧巻ですよ!
写真:島塚 渓
地図を見る「ゲストハウス金太」の部屋は男女混合ドミトリー、女性専用ドミトリー、個室の3つの種類に分かれています。なかでも1つの部屋にベッドや布団が複数置かれたドミトリーがゲストハウスでは一般的。簡易的な設備の代わりに、宿泊代をかなり抑えられるので、相部屋でも苦にならないというかたにはおススメです!
個人的なスペースが少ないなかでも、「ゲストハウス金太」では旅行者に必要な設備はきちんとそろっています。共有の冷蔵庫があったり、ベッドの枕元にコンセントやライトがあるのは有り難いポイント。なかでもベッドがセミダブルサイズで広々と使えるのはかなりの高得点です。敷き布団も高反発のものを使用しており、ぐっすりと眠ることができますよ。
写真:島塚 渓
地図を見る2011年に改装したということもあり、清潔感たっぷりの内装になっています。お茶屋の趣を残しながらも、水回りはきっちりと修繕されているのが、旅行者にとっては嬉しいところ。
洗面台はシックなつくりで、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。シャーワールームは複数設置されており、24時間使えるところもあるので、なにかと予定が立て込んでる旅行者にはうってつけですよ。
写真:島塚 渓
地図を見るゲストハウスの魅力の1つに、他の宿泊者との距離感が近いという点が挙げられます。多くのゲストハウスにはフリースペースが用意されていて、他の旅行者と情報交換をすることができます。「金太」でも軽食スペースを兼ねた交流の場があるので、積極的に利用されることをおススメします。
1階のロビーには他にも自由に使えるパソコンや自動販売機、コインランドリーが設置されています。長期滞在を考えるかたにも嬉しい設備がたくさん揃っていますよ。
近年、都市部を中心にゲストハウスがどんどん増えてきています。ゲストハウスはオーナーの考え方や地域性があらわれる場合が多いので、新鮮な宿泊体験ができることが多いです。プライバシーが守られにくかったり、アメニティがなかったりと、もちろん不便なところもありますが、それを楽しめるようなメンタリティーの人は、ぜひ積極的に利用してほしいです。
そして、ここ「ゲストハウス金太」の特徴は、元お茶屋だということ。京都ならではの雰囲気で宿泊できる数少ないスポットなので、ぜひ活用してみてください!
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(2024/3/29更新)
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