写真:瀧澤 信秋
地図を見るビジネスホテルは、業界で「宿泊特化型ホテル」と言われています。本格的なレストランやバンケットルーム、ショッピングアーケードなどを持つシティホテルが、宿泊以外にもパブリック的な機能を持つとすれば、ビジネスホテルは宿泊するための客室で構成される施設といえます。
また、ドアマンやベルマン、コンシェルジュなどのフルサービスを提供するシティホテルと比較して、基本フロントサービスのみというリミテッドサービスに特化しているのもビジネスホテルの特徴です。合理的なサービスを提供しているとも言えます。
フロントサービスでいえばスーパーホテルは特徴的です。自動チェックイン機などは他のチェーンでも見るようになりましたが、スーパーホテルでは客室キーを渡されません。客室のドアノブには暗証番号を押すボタンがあり、チェックイン時に渡されるプリントされた暗証番号で解錠します。暗証番号の紙を客室に忘れては大変なので、スマートフォンや携帯電話で当該番号を発信し記録しておくことをオススメします。
キーがないということで、チェックアウト手続きもありません。また、フロントサービスは深夜0時から翌朝7時まではクローズされます。もちろんスタッフはバックオフィスに常駐しているので安心ですが、無駄を省くことで宿泊料金を抑える努力をしているわけです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るスーパーホテルの住所は、札幌市中央区南六条西2丁目。すすきのに詳しい方ならわかると思いますが、すすきのを満喫するのには最高の立地です。南六条界隈はすすきのでも賑やかなエリアです。
とはいえ、メインストリートである西3丁目や4丁目からは少し離れていますので喧噪
といった心配はありません。やはりホテルは寛ぎ休むための場所。歓楽街にあるホテルとしては、非常にバランスの良い立地と言えるでしょう。
スーパーホテルに到着してまずホッとするのが、見慣れた看板とフロント・ロビーの明るさです。スーパーホテル札幌・すすきのではロビースペースは白を基調としたすっきりとしたインテリア。明るい笑顔のスタッフも好印象。ホスピタリティマインドも忘れていません。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るロビーもスタッフも明るいスーパーホテル。ところが客室へ向かうにつれ、徐々に照度が落とされていきます。快眠へのアプローチなのです。客室の照明も控えめ。もちろんデスクスタンドはレンタルできるので仕事には支障ありません。
客室入り口では靴を脱ぐようになっておりリラックス度高しです。これも快眠の仕掛けです。ロビーに並べられた選べる枕のアイディアもスーパーホテル発祥。ビジネスホテルチェーンで、スーパーホテルは快眠追求のパイオニアなのです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るスーパーホテルチェーンでは、大浴場を設けた施設も多くありますが、スーパーホテル札幌・すすきのにも天然温泉「空沼の湯」があり人気です。ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効能があると言われています。
利用可能時間は、男性が15時〜17時50分、22時30分〜翌朝9時50分、女性は18時〜22時20分ですので(10時〜15時は設備清掃のため利用不可)、ホテルステイのスタイルに合わせて利用時間を決めたいものです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る無料朝食を提供するビジネスホテルが増えました。パン&コーヒーといった簡易なものから、おにぎりやみそ汁、サラダなども提供するチェーンもあります。無料とはいっても、もちろん宿泊料金へ転嫁されているわけですが、スーパーホテルチェーンの無料朝食は驚きです。
ブッフェスタイルで、和洋多彩なメニューが提供されているのです。思わず朝からお腹いっぱいになってしまいます。更に嬉しいのが、朝食時にはドリンクの自動販売機が無料になること。充実のモーニングタイムです。
スーパーホテルの機能的なサービスと快眠追求。大袈裟な仕掛けはありませんが、気軽に利用できてぐっすり眠れることを大切にするホテルです。札幌への旅ですすきのを満喫したい時には、スーパーホテル札幌・すすきのを利用してみてはいかがでしょうか?
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(2024/4/19更新)
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