写真:旅人間
地図を見る飛騨高山に行くなら朝市はぜひ行っておきたい!この高山の朝市は「宮川朝市」と「陣屋前朝市」と2ヶ所あり、宮川朝市は石川県の輪島朝市、千葉県の勝浦朝市と並ぶ、日本三大朝市のひとつとも言われています。
この宮川朝市は午前7時から12時まで毎日開催され、白いテントが40店舗ほど並び、新鮮な野菜や果物、漬物や生花、手作りの雑貨や民芸品などが売られています。中には元気なおばちゃんの売り声が聞こえ、まさか寝ているのでは?とのんびり座って店番している人の姿もあって様々。とにかく高山ならではの朝市の風情を味わってみましょう。
飛騨高山の宮川朝市を歩いていると、欧米人の方が「おぉー!」と写真を撮り、人だかりが出来ている場所があります。何の店かと覗き込んでみると自家焙煎の文字。「屋台のコーヒー屋さんか、欧米の方はコーヒー好きだもんね」なんて思いながら素通りしてはいけません。
この店では「食べれるコーヒーカップ」のエスプレッソを販売していて、これが朝市の新名物として注目を集めている話題のコーヒー屋さん。特に欧米人の方々からは好評で「ワォ〜!」と言いながら写真を片手にカップにコーヒーを注ぐ瞬間に歓喜の声が上がります。
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地図を見る外国人観光客でなくとも「食べれるコーヒーカップ」のエスプレッソ」と聞けば気になりますね。これは内側が砂糖がコーティングされたビスケットで作られたコーヒカップに挽きたての熱々エスプレッソを入れて出してくれるというもの。
店主さん曰く、「熱いうちに飲んで欲しいから、このカップならのんびりしてたら溶けるでしょ」と言う一方で「極端に慌てて飲まなくても大丈夫ですのでご安心下さい」と言ったフォローも。良質な生豆を手作業で選び抜き焙煎されたエスプレッソは、言うまでもなく抜群に美味しく、これほどの味を朝市の青空の下で飲めるのは実に幸せです。
そして飲み終わった後はカップを食べて終了。もちろん、飲みながらチビチビと食べると言った荒業もOK。このカップ型ビスケットは笑ってしまうほど美味しく、食べられるのでゴミも出ない。なんてエコで素敵なお店なのでしょう。宮川朝市の新名物、食べられるコーヒーカップのエスプレッソ!本当におすすめですよ。
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地図を見る話題のコーヒー屋さんの横に「たこ焼き屋」があり、ここも外国人観光客で賑わっています。たこ焼きと言えば大阪名物で知られていますが、実際には夜店や朝市など屋台のある所には必ずと言って良いほど目にし、一般論で言えばありきたりな存在。外国人観光客は別として、観光地で見かけても、つい素通りって方も多いかもしれませんね。
しかし、この店では一般的な外国産のタコではなく「能登タコ」を使用し、地元の「飛騨ネギ」の入ったこだわりのたこ焼き屋さん。しかも色んな店で食べ歩くことを想定した3個200円から販売で、お店の方は元気で明るく、実に感じが良い。
もちろん、たこ焼きは後口にネギの風味が残って美味しい。大阪のたこ焼きとは少し違った風味を楽しんでみては如何でしょうか。
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地図を見る高山の朝市と言えば、やっぱり果物が人気ですね。この地域は雨の日が少なく、気温の差が大きいので甘くて美味しい果物が取れ種類も豊富と言われています。季節に応じてイチゴ、桃、ぶどう、梨、りんごなどが人気のようです。
特に秋から冬にかけて販売される「高山のりんご」は蜜が大量に入って甘くて美味しいと評判。最近では便利性からネットで購入する人が増えてきていますが、やっぱり朝市に来て、お店の方と話ながらリンゴを買うのが楽しい。旅行を兼ねて季節の果物を毎年買いに来る方もあるようで、こうやって地元の方と通じ合う旅のスタイルは贅沢そのものと言えるでしょう。
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地図を見る高山の朝市は活気や派手さではなく、どちらかと言えば素朴と言った方が正しいかも…。要するに地元の方との会話や、人と人とのつながりを持つことで楽しさが湧き出てくる市場と言った感じでしょうか。高山の朝市を散策するなら、ただ見て歩くのではなく、お店の方と会話しながら何かを買ってみましょう!
今回は「宮川朝市」を紹介しましたが、「陣屋前朝市」も是非行ってみて下さいね。
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(2024/3/18更新)
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