春夏秋冬のエネルギッシュな自然が楽しめる「登別温泉」!温泉旅行に出かけよう♪

春夏秋冬のエネルギッシュな自然が楽しめる「登別温泉」!温泉旅行に出かけよう♪

更新日:2014/02/10 15:28

ミセス 和子のプロフィール写真 ミセス 和子 北海道ブロガー、街興しフリーライター
「登別温泉」は北海道屈指の温泉地で、湧き出る湯量は1日1万トンとも言われています。そして、そんな登別温泉のすぐ側には、現在も活動している活火山・倶多楽火山があり、雄大な景色を見ようと多くの観光客が集まってきています。そんなエネルギッシュな大自然の中を散策し、道内でも有数の温泉に入る旅のご紹介です。

登別温泉から是非ドライブにオススメ!「倶多楽湖」

登別温泉から是非ドライブにオススメ!「倶多楽湖」

写真:ミセス 和子

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「俱多楽湖(くったらこ)」は、北海道南西部白老町にあるカルデラ湖です。支笏・洞爺国立公園の特別区域に入っており、地図で見ると丸く直径3Kmの大きさがあり、透明度は摩周湖に次いで日本で二番目の湖です。

注ぎ込む川も流れ出す川もない原生林に覆われたカルデラ湖。ですので生態系がずっと変わらず、独自の進化を湖の中で遂げ続けています。水も濁りがなく遠浅で湖の底が遠くまで見渡せる、神秘的な湖なんです。

明治時代、倶多楽湖では十和田湖からチップ(ヒメマス)の卵を取り寄せて養殖が始まりました。今では自然繁殖に成功して、チップ釣りのメッカとして広く知られています。観光道路沿いにレストハウスがあり、そこでボートも借りることが可能です。

ちなみにヒメマス釣りの解禁は毎年5月中旬〜7月末のため、その時期は釣り人だらけになります。しかし、他の季節も春夏秋冬、湖に写る空の色や周囲の景色の移り変わりを楽しむ事ができるので、ぜひこの景色を見に訪ねて欲しいものです。

登別温泉からの旅行者が立ち寄る、活火山「日和山」展望台

登別温泉からの旅行者が立ち寄る、活火山「日和山」展望台

写真:ミセス 和子

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これは展望台から「日和山」を撮影した写真です。日和山展望台へは俱多楽湖から国道350号線を経由して行く事ができるんですよ。

昔、山頂から立ち上がる噴煙の量や流れ方を太平洋を行く船舶が観測して天気の判断をした事が、日和山の名前の由来だそうです。

この付近一帯は、俱多楽火山と呼ばれており日和山は標高377m、それほど高くない山ですが、今でも白煙を上げる活火山です。俱多楽湖に向う観光道路の途中から音を立てて噴気が発生している様子を見る事ができます。

日和山展望台からは、白煙が上がる日和山だけではなく、湯気が上がる沼や谷が見渡せて、この辺一帯の地形がとてもエネルギッシュである事が実感できるんですよ。

旅行者が登別温泉街から散策コースで行ける「大湯沼」

旅行者が登別温泉街から散策コースで行ける「大湯沼」

写真:ミセス 和子

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湯気が立ち込める沼「大湯沼」は、倶多楽火山が噴火した時の火口跡で、周囲約1Kmのひょうたん型のお湯の沼です。沼の底には約130℃の硫黄泉が激しく噴火していて、表面の温度も約40℃〜50℃で灰黒色をしています。

大湯沼のすぐ近くには、溢れ出した温泉で天然の足湯を楽しむ事もできるんですよ。森林浴をしながら旅行者の疲れを癒します。

登別温泉街から散策するコースがあり、徒歩でも来る事ができます。

旅行者必見・北海道遺産「登別温泉地獄谷」

旅行者必見・北海道遺産「登別温泉地獄谷」

写真:ミセス 和子

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登別温泉の最も大きな泉源であります「地獄谷」は、今なお盛んに熱湯や蒸気を噴き出しています。最高温度は98度と高温で量も豊富です。泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の棲む地獄」の由来となりました。

登別温泉地獄谷は、場所により色々な泉質の温泉が噴き出して全部で11種類にもおよぶと言われています。ここから湧き出す温泉が登別温泉のホテルや旅館に給湯されているのです。

北海道への温泉旅行なら是非、登別温泉をお勧めします。

「登別温泉第一滝本館」で旅行の疲れを癒し7つの泉質の違いを体験しよう♪

「登別温泉第一滝本館」で旅行の疲れを癒し7つの泉質の違いを体験しよう♪

写真:ミセス 和子

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登別温泉郷に湧き出る11種類の泉質のうち7つを楽しむことが出来るのが、この第一滝本館です。24時間利用できる1500坪の大浴場で、ゆっくり旅行の疲れを癒し湯巡りが楽しめます。

広々としたこの大浴場は「きずの湯」芭蕉泉で高血圧症や動脈硬化症、外傷、慢性皮膚病に効果があります。大きな浴槽にゆっくり入って旅行の疲れを癒し、体の芯まで温まりましょう。

その他にも、癒しの湯、熱の湯、万病の湯、鬼の湯、美人の湯、美肌の湯など、7つの湯巡りを体験する事ができます。

登別温泉第一滝本館でゆっくり湯巡りを楽しみましょう。

カルルス温泉も必見です!!

登別温泉街から約20分の場所に「カルルス温泉郷」があります。泉質は単純泉で最も一般的な泉質ですが、この湯は軟らかい湯質と効能の高さで名湯と知られています。

カルルス温泉は、周囲を山と緑に囲まれ自然環境も魅力的で現在は6件の宿があります。日帰り入浴も楽しめる「カルルス温泉」にも是非立ち寄って下さいね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/14 訪問

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