写真:橘 凛
地図を見るクリスマスマーケットは、ベルン中央駅(SBB Bern)から徒歩約15分程度の場所にある大聖堂広場Münsterplatzで開かれます。広場の周囲にはベルン大聖堂をはじめ、歴史的建造物が建ち並び、荘厳な雰囲気です。
2019年は、11月30日から12月24日までの約3週間、開催される予定です。期間中は、平日も週末も、朝から暗くなるまでオープンしています。
クリスマスマーケットの正面エントランスには、ドイツ語で「ベルンのクリスマスマーケット」を意味する“Berner Weihnachts Markt”のイルミネーションが。1984年からという比較的新しい歴史を持つこのクリスマスマーケットですが、ベルン唯一のクリスマス市として親しまれているのです。
写真:橘 凛
地図を見るベルンのクリスマスマーケットは、巨大なクリスマスツリーが目印。モミの木のみずみずしい香りに包まれながら、マーケットめぐりができる素敵な会場です。
クリスマスマーケットに並ぶのは、ベルン周辺地域の職人達による、手作りの工芸品の数々。それらは、木彫りのクリスマスグッズ、革製品、陶器、キャンドル、ジュエリー、ニット製品など多岐に渡ります。小さくて軽いものも多いので、お土産にいかがでしょうか?出店先の詳細は、関連メモをご覧ください。
もちろん、クリスマスマーケットには欠かせない、グリューワインなど温かい飲み物や食べ物も多彩に取り揃えてあり、夜22時までオープンしています。
写真:橘 凛
地図を見るこの時期のベルンは、クリスマスマーケットだけでなく、街じゅういたるところがクリスマス仕様となり、大いに盛り上がります。
ベルン大聖堂では、聖夜のキリストの誕生を模した、プレゼピオと呼ばれるミニチュア(ドイツ語ではクリッペ)が飾られます。本場のクリスマスの荘厳な雰囲気を感じられるでしょう。
また、ホテルのクリスマスデコレーションも見事です。写真は、ベルンを代表するホテル「ベルビューパレス(BELLEVUE PALACE)」のエントランス。ベルンのシンボルである熊のぬいぐるみを乗せて走るクリスマスカラーの汽車に、子供達が夢中になっています。
写真:橘 凛
地図を見るベルンは、旧市街全体が世界遺産にも登録されている、スイスでも指折りの美しい街。
街中には、物理学者アインシュタインの家や、本物の熊たちが住む熊公園など、見どころいっぱいです。クリスマス時期の冬場は、熊たちは冬眠するため、その姿を見ることはできませんが、街じゅうに熊の銅像や旗があるので、クリスマスの雰囲気ととてもマッチして和みます(写真参照)。もちろん、お土産にも熊グッズがたくさんあるので、思い出にいかがですか?
ヨーロッパの真ん中にある国といわれるスイスのほぼ真ん中に位置するベルン。ベルンへは、鉄道のアクセスがかなり良く、チューリッヒやバーゼルからは1時間足らず、ジュネーブからは1時間半強で、ベルン中央駅に到着します。スイス主要都市から日帰り旅行するには最適の街です。
また、パリ(片道約5時間)、ミラノ(片道約3時間)といった近隣諸国の街からもベルンへの直行列車が運行されています。時間はかかりますが、同じくクリスマスで華やぐフランスやイタリアの都市を一緒に巡るにもお勧めです。
素敵な街ベルンで、楽しいクリスマスシーズンをお過ごしください。
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(2024/4/20更新)
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