「プラージュ」とは、フランス語で「砂浜」や「浜辺」を意味します。元々店主の実家がペンションをやっていた場所を、改装してできたお店ということもあり、店名もそのまま引き継いでいます。
その名の通り、お店の裏側へ回れば小豆島で一番人気の砂浜「オリーブビーチ」にも徒歩2分。また、小豆島観光では欠かせない「オリーブ園」にも徒歩10分で行ける好立地!国道沿いに面していて、小豆島の東西を移動する時には必ずと言っていいほど通る場所です。営業時間はお昼11:00から17:00頃まで。カレーがなくなり次第終了となってしまうので、14:00頃までに行くのがオススメです。
プラージュの入り口の扉を開けて、まず五感に飛び込んでくるのがスパイスの香りです。一瞬でインドに来たかのような気分にさせられ、食欲は最高潮に!壁には瓶詰されたスパイスが並んでいて、これから出てくるカレーに期待が高まります。
プラージュで食べられるのは、カレーの本場南インド直伝のスパイスカレー。店主がインドを訪れて、レストランや地元のお母さんたちから調理方法を学んだそう。本場インドの調理方法を小豆島産の食材でアレンジして生まれたのが、プラージュのカレーです!
もちろん、味の決め手も小豆島産!カレーの隠し味として使われているのが、小豆島産の「浪花堂 御塩(ごえん)」。2016年に夏にTV『たけしのニッポンのミカタ!』で放送されてからは品薄が続いていた、お土産にも大人気のお塩です。元々塩づくりが盛んだった小豆島でしたが、昭和45年に塩田が全廃となってしまいました。それを復活させたのが、「浪花堂 御塩(ごえん)」です。まろやかな味わいでカレーの旨味も惹き立ています!
また、カレーと同様にプラージュで楽しみなのが、副菜です。小豆島産の野菜で作られたインド料理(アチャールやピックル、ポリヤル等)が季節に合わせて添えられています。
通年食べられるメニューとしては、ピリ辛で身体が温まる「ココナッツチキンカレー」、肉々くてドライが強めな「牛と羊のキーマカレー」、青菜入りでマイルドな「サーグカレー」の3種類。加えて、季節に合わせた小豆島産の野菜を使った「旬の野菜カレー」です。どのカレーも個性的で、人によって好みが分かれることでしょう。「一つになんて絞れない!」という方は、たったの+100円で2種盛りもできるので欲張りさんにもオススメです。
もちろんそのまま食べても美味しいですが、今回は店主オススメの美味しさが倍増する「南インド流」の食べ方を紹介します。
それは「食材をひたすら混ぜて食べる」それだけ。日本では、カレーを混ぜて食べるのが行儀が悪いと思われがちですが、南インドでは混ぜて食べるのは主流。ターメリックライスとカレーはもちろん、副菜たちも少しずつ混ぜていきます。それぞれの味の旨味が混ざり合い、どんどん味が変化していくのです。インドのおせんべい「パパド」も食感が残る程度に砕いて食べると、それもまた美味しい。この食べ方だと一つのカレーで何度も楽しむことができるので、ぜひお試し下さい。
プラージュでたまーに登場する期間限定メニューたち。特に人気なのが、「島の小エビカレー」。店内の誰しもが気になるところに書いてある「エビカレー」の文字。ついつい注文したくなりますが、これも期間限定。瀬戸内の新鮮な小エビの美味しさがぎゅっと詰まった大人気メニューですが、エビが採れる時期の限定です。
その他にも「鈴木さんちのポークカレー」「鈴木さんちのポークミートボールカレー」「島サバカレー」「オリーブ牛カレー」など、季節合わせた小豆島の食材の期間限定メニューも。いつあるかはわからないので、食べられたら本当にラッキーです!
美味しいカレーを食べた後は、小豆島観光へ出かけてみませんか?小豆島の美味しい食材たちを生み出す、大自然。山も海も空も一望できる絶景ポイントが小豆島にはたくさんあります。この写真は、「カレープラージュ」から車で30分ほどの場所にある「碁石山」からの眺め。瀬戸内海の連なった島々を見渡せるのがポイントで、この場所で見る夕日は最高に綺麗です。
「カレープラージュ」は観光客はもちろん、島民の憩いの場にもなっています。そして、小豆島だけに留まらず、岡山や東京、大阪等でのイベントにも出店し、じわじわ人気を集めてきています。小豆島へは航路で高松・新岡山・姫路から約1時間、三宮からも約3時間。瀬戸内海に位置しているだけあって、各方面からアクセスが可能です。カレー好きの皆さん、ぜひ一度小豆島へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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