写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るブルガリア=ヨーグルトは間違いではありません。世界第一位のヨーグルト消費国ブルガリアは、国民の誰もがヨーグルトを毎日のように食べます。
ホテルの朝食バイキングでも必ずヨーグルトがあります。プレーンのほか、イチゴやブルーベリー入りのフレーバーヨーグルトなど多種多様。写真のようにナッツやクルミを細かく砕いたものにハチミツを入れて食べるのがブルガリア人のお気に入り。ホテルのバイキングにもナッツやハチミツのほか、ドライフルーツやフルーツジャムなどトッピングがたくさん用意されているのでお気に入りの食べ方を見つけてみてください。
ブルガリア人はヨーグルトをそのまま食べるだけでなく、アレンジしてさまざまな料理に利用しています。早速、ブルガリアで食べたいヨーグルトあれこれをご紹介しましょう。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るスーパーのヨーグルトコーナーに行くとヨーグルトの種類に驚くはず。単にヨーグルトといっても乳脂肪分の割合、カルシウム含有量、酸味、フレーバーなどとさまざまな種類があるんです。
一般的なヨーグルトは牛乳から作るヨーグルトで日本で販売されているブルガリアヨーグルトにとても近い味わい。価格が安い順からいくと、山羊→牛→羊→水牛の順番になります。一番安い羊乳から作られるヨーグルトでも、脂肪分が多くコクがあるリッチな味わい。一番高い水牛のヨーグルトは市販ではなかなか手に入らない一品で、生クリームのような舌触りで濃厚な味わい。ソフィアよりもバラの谷で有名なカザンラク方面のほうが手に入りやすいようです。
現在でも田舎にいくとホームメイドヨーグルトを作る家が多く、日本でも流行ったカスピ海ヨーグルトのようにヨーグルトの種に牛乳を継ぎ足して作っています。自家製は、とろ〜りとして粘りがあるまろやかな味わい。レストランでも自家製ヨーグルトをメニューとして出しているところがあるので、田舎にいったらヨーグルトを注文してみてはいかがでしょうか。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るヨーグルトはそのまま食べるだけではありません。カヴァルマと呼ばれる煮込み料理の隠し味に使ったり、トマトやナス、ひき肉の上にヨーグルトとチーズをのせて焼いたりとさまざまなブルガリア料理に使われています。
中でも特徴的なのはタラトールと呼ばれる冷製ヨーグルトスープ。きゅうりやニンニク、クルミなどを細かく刻んでヨーグルトと混ぜ合わせ、水で薄めただけのシンプルなスープは、夏の暑いときの栄養補給にぴったり。ただし、一人一つ頼むと量が多く、ニンニクの味も濃いので二人で一つくらいがちょうどいいでしょう。
スープよりもシンプルなのがアイリャンと呼ばれるヨーグルトドリンク。日本とは違い糖分調整をまったくしていないのでかなり酸味があります。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るスネジャンカと呼ばれるヨーグルトサラダもあります。水きりしたヨーグルトに、細かく刻んだヨーグルトときゅうりをいれ、塩コショウとオリーブオイルであえたサラダはなめらかな味わいでさっぱりとした後味。
ブルガリアでは生野菜のサラダにドレッシングなどをつけてサーブされないので、スネジャンカと一緒に食べるのが一般的。またさっぱりとしたスネジャンカはブルガリア版のハンバーグキョフテと一緒に食べるのもおススメ。肉料理を食べた後は口の中をさっぱりさせてくれます。パンと一緒に食べてもおいしいですよ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るヨーグルトは食べるだけではありません!なんとコスメ商品にも使われています。おススメはヨーグルトにブルガリアが誇るダマスクローズオイルを加えた「YOGHURT of Bulgaria」。アイクリーム、ボディークリーム、洗顔、ボディーローションのほかなんとシャンプーまで。しっとりとした使い心地は、乾燥肌の人にぴったりです。
コスメ商品はちょっと重いなという人はリップクリームがおススメ。軽くて安いので友人へのお土産にも最適です。
ブルガリアのヨーグルトは本当においしい!これが結論です。しかも、どんな料理にもあい、ほどよい酸味が日本人の口にもとってもあうんです。
ブルガリアにはヨーグルトしかないんでしょ?と言わず、ヨーグルトを目的に旅行をしてもいいほどブルガリアのヨーグルトは魅力があります。ブルガリアヨーグルト紀行おススメです!
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(2024/4/20更新)
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