写真:木村 優光
地図を見る「北野天満宮」といえば、南側に位置する一の鳥居をくぐってから参拝するのが一般的ですが、境内には西側以外の各所に門が設けられ、各方面からのアクセスを良好にしています。そんな中、御前通りに面した東門から入場してみることにしましょう。
東門をくぐるや否や、写真のような手水舎があり、その背後にはものの見事な銀杏の木が聳え立ちます。晩秋の季節は黄金色の色彩を放ち、訪問する人をその場に立ち止まらせてしまうほど!
また、銀杏の木の手前に植えられた、やや小ぶりの真っ赤な紅葉の木も色彩にアクセントを加えて、素晴らしい空間となってます。ここがサブ的な東門なのか?!そう思ってしまうほど!
写真:木村 優光
地図を見る夜間になると境内の外灯に明かりが灯り、昼とはまた違った良さが浮かび上がります。昼間には黄金色カラーを最大限に放っていた銀杏の木も、外灯に照らされると怪しげな色彩を放ちます。
そして手前の小ぶりの紅葉の木が外灯によりライトアップされ、昼間とはまた異なった感覚で周囲の景色にアクセントを加えてくれます。ライトアップ光量としてはそれほど多いものではありませんが、その少なめの光量が、「北野天満宮」の神秘さにものすごくマッチしており、神聖なる地であることを上手いこと表現されています。
なお、この東門周辺のライトアップポイントですが、一の鳥居がある南門から入場してもアクセスできるため、遠回りして東門から入場しなくても全く問題ありません。上七軒側からアクセスする場合は、東門がアクセス便利!
写真:木村 優光
地図を見るお次は本殿周辺のご紹介です。本殿は「北野天満宮」の境内でもやや北側に位置し、一の鳥居側からアクセスすると徒歩5分ほどかかります。ただしその間、境内の各所に見どころが多いため退屈することはないでしょう。
特に夜間は各所の建物がライトアップされていて、とても神秘的に!本殿建物の周辺も数多くの提灯がかけられていて、それらに明かりが灯ると非常に神秘的な風景と化します。本殿の屋根もライトアップされていて、思わず歓声を上げることも!
そして本殿の北側には非常に大きい銀杏の木が数本植えられていて、それらがライトアップされています。同じくライトアップされた本殿とのコラボレーションは非常に美しく、無料でここまで見ることができるのは、「北野天満宮」だから!一見の価値ありです!
写真:木村 優光
地図を見る無料の紅葉鑑賞エリアへのアクセスは、東門からのアクセスが一番便利です。この東門も夜間はライトアップされていて、京都らしい重々たる門構えが見ごたえあります。そしてライトアップされた天満様の家紋入りの提灯!ぱっと見、江戸時代の奉行所に見えてしまいます。ただしこちらは学問の神様ですので役割は全く違いますが・・・。
この東門から東側のエリアにアクセスすると、春の「北野をどり」で有名な上七軒の街並みです。京都五大花街のうちの一つで、徒歩5分以内の場所には舞妓さんや芸子さんが舞踊の練習をする「上七軒歌舞練場」があります。時折、舞妓さんや芸子さんが連場へ出入りされる様子も!そして、今出川通の上七軒交差点まで料亭や旅館が立ち並んでいます。京都らしい風景ですので、一見の価値有り!
「北野天満宮」の東側、上七軒を含めたエリアから烏丸通辺りまでを「西陣」と呼びますが、名のとおり「西陣織」を産出したエリアで、現在でも織物工場は数多く存在しています。その殆どは京都の街に溶け込んだ京長屋風の工場のため、周辺散策もオススメ!
また観光寺院ではないにしろ、数多くの立派な寺院が存在するため、見所は満載です。あまり旅行雑誌には掲載されない寺院も多く、自分の足で穴場寺院を見つけるのも良いでしょう。西陣観光は各鉄道の主要駅からレンタサイクルが便利です。
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(2024/4/24更新)
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