写真:大宮 つる
地図を見る富士山のおひざもと・静岡県御殿場の地に鎮座する「神場山(じんばやま)神社」。鳥居には“山神宮”、御朱印をいただくと“山神社”と書かれていますが、神場(じんば)という土地にあるため、“神場山神社”と親しまれています。創建は古く、今から約1000年前。京都から守護神としてこの地に奉遷されたと伝えられています。
写真:大宮 つる
地図を見るこちらの神社、名前からして神さまがいらっしゃりそうで、“パワースポット”っぽいですよね? 実際に、神場山神社は知る人ぞ知るパワースポットとなっていますが、単に名前が理由ではなく、そのご利益にあります。以下でご由緒を詳しく紹介しますね。
写真:大宮 つる
地図を見る神場山神社にお祀りされているご祭神は、山を司る神と知られる「大山祇命(おおやまつみのみこと)」。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)が神産みをしたときの子であり、富士山のご祭神・木花開耶姫命(このはなさくやひめ)の父神となります。
写真:大宮 つる
地図を見る気になるそのご利益は、山を司る神という側面から農林業、漁業、工業、商工業などの諸産業の守護・発展。そのほか、厄除け、開運、勝ち運アップなどにも篤いご利益があります。
写真:大宮 つる
地図を見る拝殿の隣にある建物を見てみると、大小の“はさみ”が数多く奉納されていることに気づきます。どうしてはさみが奉納されているのか、不思議に思ってしまいませんか?
はさみは“疾病・災厄を断ち切り、邪心を摘み取る”という意味。こちらの神社では、病気の平癒を祈願する際、はさみを枕の下に置くと、病気が治るという言い伝えがあり、全快したら一回り大きいサイズにして返すという風習があるんだとか。
はさみを奉納して祈願する神社は、かなり珍しいですよね。全国的に見ても「ここだけ!」と言えるかも。病気平癒・健康祈願のご利益もさることながら、災厄・悪縁を断ち切って新しい縁を結びたいときに、おすすめのパワースポットですよ。
ちなみに、拝殿の向かって右側にある木が「縁結びの藤」と親しまれているご神木です。悪縁を断ち切り、新しい縁を結びたいときは、このご神木の力を借りてみては?
写真:大宮 つる
地図を見る神場山神社の面白い特徴として、「厄切御守」という非常にレアな授与品があります。奉納されているはさみが疫病・災厄を断ち切り、邪心を摘み取る意味があると上述しましたが、このご神徳をいつも頂きたいという方は、こちらのお守りをGETされてみてはいかがでしょうか?
はさみのお守りは、3種類。写真のもの以外に、パッケージに入っていないはさみだけの厄切、交通安全お守りがあります(いずれも500円)。
写真:大宮 つる
地図を見る境内に生えているご神木は「縁結びの藤」だけではありません。「よろこぶの木」と親しまれているヒノキのご神木もありますので、見逃さないようにしましょう。
こちらのご神木ですが、木の根元部分にあるコブを3度撫でたあと、その手で自分のしこりや気になる部分を撫でると、色々な病気、もろもろの癌を治してくれると伝えられています。ご神木から良い氣をいただいた上で、病気が治癒する、心身がますます健康になるといったイメージを持ちたいですね。
写真:大宮 つる
地図を見るなお、よろこぶの木は、写真一枚目の鳥居をくぐったあと、道が二手に分かれていますが、左手側の階段を下りていったところにあります。
以上、静岡県御殿場に鎮座する「神場山神社」についてご紹介しましたが、いかがでしたか? 神場山神社は、東名高速道路「御殿場IC」から15〜20分ほど車を走らせたところにあるため、気軽に行けるパワースポットとなっています。「御殿場プレミアム・アウトレット」、「御殿場高原 時之栖」からは、車で30分ほどで行くことができます。
病気平癒、厄切り、縁切りのご利益をいただきたいときは、ぜひとも足を運んでみてくださいね。神社に無料の駐車場があります。その他の御殿場の観光スポット「駒門風穴(こまかどかざあな)」、「御胎内(おたいない)」についてもまとめていますので、あわせてご参照ください!
<基本情報>
住所:静岡県御殿場市神場1138-1
電話番号:0550-83-4770(富士山御殿場・はこね観光案内所)
アクセス:東名高速道路「御殿場IC」から15〜20分ほどの距離
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(2024/3/28更新)
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