真っ白な外観が斬新すぎる!山梨「ほうとう不動 東恋路店」

真っ白な外観が斬新すぎる!山梨「ほうとう不動 東恋路店」

更新日:2018/04/25 05:37

KA RINTOのプロフィール写真 KA RINTO
山梨県で古くから愛される郷土料理「ほうとう」。山梨観光に行ったら、鉄鍋でアツアツに煮込まれた、本場の美味しいほうとうを味わってみたいですよね。今回ご紹介するのは、美味しいのはもちろん「えっ!これが本当にほうとう屋さん?!」と誰もが驚く「ほうとう不動 東恋路店」。斬新な外観は、旅のネタ話としてもおすすめですよ!

富士山にかかる白い雲がモチーフ

富士山にかかる白い雲がモチーフ

写真:KA RINTO

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河口湖ICを降りて、河口湖方面へ車で2分、繭のように真っ白く滑らかな丸みを帯びた建物が見えてきます。ほうとうのお店をアピールする目立つ看板がないため、パッと見は美術館?博物館?知らないと何の建物なのかかまず分からないでしょう。実はここが「ほうとう不動 東恋路店」。ほうとう不動とは、河口湖周辺で4店舗構えるほうとうの老舗です。

この真っ白な建物は、南側に立つ雄大な富士山と一体になるよう、富士山にかかる雲をモチーフに作られています。通常、ほうとう屋さんというと昔ながらの日本家屋が多いので、この外観はかなり斬新。実際、ほうとう不動も東恋路店以外は、歴史ある日本の風情を感じられる瓦屋根の建物です。

印象的なお店のロゴ

印象的なお店のロゴ

写真:KA RINTO

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入口の暖簾には、東恋路店のトレードマークとも言うべき印象的なロゴが大きく書かれています。もちろん上のとんがりが富士山で、下の丸がお店をイメージ。

このロゴマークは、ほうとうを煮込んだアツアツの鉄鍋を置く、鍋敷としても使われています。岩手の伝統工芸として有名な、南部鉄で作られた特注品で、店舗で販売もされています。

まるで洞窟!?300席ある広々とした空間

まるで洞窟!?300席ある広々とした空間

写真:KA RINTO

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洞窟のような店内は、天井が高く、とっても広々としたオープンスペース。床はコンクリートで、壁と天井は真っ白く塗装されています。明かりは間接照明が中心で、昼間は自然の光が店内に差し込むように、窓の配置を計算して作られています。

席は、カウンターからテーブル、円形テーブルまでさまざま用意され、少人数から団体客まで幅広く対応できるようになっています。席間も広く取られているので、子供連れでも安心ですよ。

伝統の「不動ほうとう」にこだわる

伝統の「不動ほうとう」にこだわる

写真:KA RINTO

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ほうとう不動の食事メニューは6品のみで、メインのほうとうも「不動ほうとう」一種類だけしかありません。東恋路店だけではなく、ほうとう不動全店同じメニュー。それだけ、歴史ある「不動ほうとう」という一品に、美味しさの自信とこだわりがあるということです。

ほうとう以外には、生姜とニンニクの醤油ダレでさっぱりいただく、甲州名物の馬刺しや、黒糖で甘く炊きこんだお稲荷さんなども人気です。

たっぷりの野菜がスープに溶け込む

たっぷりの野菜がスープに溶け込む

写真:KA RINTO

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大きな鉄鍋に入ったアツアツのほうとうが一人ひとりに運ばれてきます。具はなめこ、白菜、人参、かぼちゃなど富士山麓の味覚を伝える季節の野菜がたっぷり。中でもかぼちゃは、ほうとうに欠かせない味の決め手となる野菜。スープに溶け込んだかぼちゃの甘味ととろみは、味噌のコクをより一層引き立たせるとともに、麺ともよく絡み相性抜群です。小麦粉を練った太めの自家製平打ち麺は、生麺の状態から味噌スープで煮込んでいるため、モチモチっとしながらも程よい柔らかさ。

ほうとうは、麺も野菜もかなりボリュームがあるので、少食の方は、ほうとうと馬刺しなどでシェアをしながら食べるのもいいかもしれません。辛いのがお好きな方は、テーブルに置かれた薬味を入れてみてください。辛さと香りを厳選した、7種類の薬味と伝統あるやげんの一味を調合した、ほうとう不動秘伝の薬味です。

おわりに

今や、河口湖のランドマーク的存在となったほうとう不動 東恋路店。休日ともなると一般の観光客だけではなく、バスの団体客も押し寄せお店は大変混雑します。特にお昼時は、行列が出来ることもありますので、時間に余裕を持って行きましょう。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/22 訪問

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