写真:島塚 渓
地図を見る白川の流域には知恩院や祇園、平安神宮といった京都を代表するスポットがたくさんあります!それもそのはずで、白川は平安神宮付近で琵琶湖疏水と分かれ、四条通の北側で鴨川に合流するという京都の中心部を流れる川になっています。そんな白川を堪能するポイントの1つが知恩院前の「親水テラス」です。ここはしだれ柳が整然と植えられ、市民だけではなく観光客の憩いの場所にもなっています。暑い日には川に足を浸して涼むなんていう楽しみ方もできますよ。
そしてもう1つ、ぜひ紹介しておきたいのが「親水テラス」の奥にかかっている「古川町橋」。地元では「一本橋」の名称で親しまれている小さな橋です。長さが12m弱のこの橋は、数本の石の橋脚に支えられているだけの実にシンプルな構造。橋の幅も60数cmしかなく、渡るのには少し勇気がいります……。この「一本橋」は白川の観光名所の1つとなっていて、記念撮影には持って来いのスポットです。すれ違うことすら出来ない幅の狭い橋なので、休日には自然と順番待ちができていますよ。
写真:島塚 渓
地図を見る「巽橋(たつみばし)」は花街祇園にかかる小さな橋です。この下には白川が流れ、一帯が重要伝統的建造物群保存地区に選定されている折り紙付きの観光スポットです。辺りには京町家が整然と軒を連ね、私たちが思い浮かべる“The京都”のイメージにぴったりと重なるような風情ある場所。そのためここは「祇園でもっとも絵になるエリア」と言われ、観光客の記念撮影はもちろんのこと、映画やテレビドラマの撮影でも利用される人気のスポットなんです!
写真:島塚 渓
地図を見る先ほど紹介した巽橋の真向かいにあるのがこの「辰巳大明神(たつみだいみょうじん)」。もともと名前のとおり辰巳の方角(南東)を守る神社として建てられましたが、しだいに祇園界隈の人々の信仰を集めるようになり、芸妓さんや舞妓さんが芸事の上達を祈って訪れるようになりました。
この辰巳大明神の特徴として忘れてならないのが“タヌキ”をご祭神としてまつっているということ。その昔、巽橋に住みついていたタヌキがたびたび人を化かして、いたずらを繰り返していました。困った地元の人たちが思いついたアイデアが、このタヌキを神様として崇めてしまうこと。すると不思議なことに、その日からピタリといたずらがなくなったようなのです。そんな一風変わったエピソードも、この神社の魅力に思えるような、愛らしいスポットになっています。
写真:島塚 渓
地図を見る白川周辺は夜の雰囲気も格別なんです!白川に沿って続く約220mの「白川南通」は古都の趣たっぷり。石畳のこの通りから白川を臨むと、オシャレな料亭やお茶屋さんが立ち並んでいます。ときには接待をしている芸子さんの姿が見られるなんてことも…。祇園にはそんな風情のあるお店がたくさんあるので、ぜひ足を運んでみてください!
今回紹介した「白川」は京都の中心部を流れる川。界隈には祇園をはじめ知恩院や平安神宮、青蓮院などの有名スポットがたくさんあります。白川周辺は1日中楽しめるエリアになっているので、ぜひこのあたりを散策してみてください!京都は歩いているだけで楽しくなる町ですから!
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/18更新)
- 広告 -