写真:ShinYah シンヤ
地図を見るロイヤルオペラハウスでの公演チケットを個人等で手配した場合は、予約時に発行されたオーダーナンバーを持って、オペラハウスと同じ建物内にあるボックスオフィスでチケットと引換えをします。ここで渡されるのは、ロイヤルオペラハウスのロゴマーク入りのしっかりとした厚紙に印刷されたチケット。ホログラムやエンボス加工が施された高級感のあるチケットは良い記念にもなります。
敬遠されがちなチケットの個人手配ですが、英語が苦手な方でも自動翻訳機能を使えば公式ホームページから簡単に購入する事が出来ますので、是非ともチャレンジしてみて下さい。尚、ボックスオフィスでは決済に使用したクレジットカードの提示を求められる場合もあるので、必ず持参する様にしましょう。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見るロイヤルオペラハウスの内部は、まるで貴族の住む宮廷の世界!赤絨毯の敷き詰められたホワイエを歩いていると、まるで上流貴族の一員になった様な気分が味わえます。
壁面には金の額縁で飾られた絵画、そして天井を見上げると煌びやかなシャンデリア、またホワイエの至る所に佇んでいる人物像の彫刻品など、上質でエレガントな装飾品の数々には思わずうっとり!オペラやバレエの鑑賞前から気分が盛り上がること間違いなしですから、公演当日は是非とも早めに来場して、ホワイエを巡ってみましょう。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見る鑑賞の舞台となる講堂へ足を踏み入れると、そこはもう夢の世界!馬蹄型(楕円型)をした講堂は、平土間の客席を取り囲むバルコニーが何層にも重なった貫禄のある造りで、見ているだけでエレガントな気分にさせてくれます。このバルコニー席は一部の席を除いて比較的低廉な価格に設定されているので、特にオペラ座の雰囲気を味わいたいという初心者の方にはおススメの席です。但し、バルコニーの後方の席に座るとステージが見え難くなる場合が多いので、なるべく一番前の列を選ぶようにしましょう。
ロイヤルオペラハウスは真新しい造りながらもその歴史は古く、創設は1732年にまで遡ります。これまで幾度となく火災に見舞われ一部が消失し、その度に再建されて来ました。現在のオペラハウスは1990年代に改修が行われた4代目のもので、設備・広さとも過去最大規模に設計された事から、現在ではヨーロッパで最も近代的な設備を持つ歌劇場となりました。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見る幕間の休憩時間には、是非オペラハウスに併設された美しい社交場へ繰り出してみましょう!
イギリスの上流階級の人達は、社交の場を大切にします。特にロイヤルオペラハウスに来場する多くのイギリス人達の中には、オペラ鑑賞を“口実”として集まり、オペラハウスでの交流をメインに考えている人も多くいるほどです。
そんなイギリス人達に向けて用意された社交場は、天窓から光が差す吹き抜けの大ホール「PAUL HAMLYN HALL(ポール・ハムリン・ホール)」。ここはロイヤルオペラハウスに併設された建物で、数百人は入れるほどの大空間!中央にはバーカウンターがあって様々なドリンクや軽食が注文できる他、その周りにはレストランさながらに椅子とテーブルが用意されていて、本格的な食事が提供されています。
このホールはロイヤルオペラハウスのホワイエと繋がっていて、幕間の休憩時間になるとオペラハウスの客席から一斉に観客が押し寄せます。欧州に数あるオペラ座の中でも、これほど社交の場に重きが置かれたオペラ座も珍しいものです。天窓から星が降り注ぐ様な美しい社交場で、そのエレガントな雰囲気を是非味わってみて下さい。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見る美しい社交場PAUL HAMLYN HALLでの楽しみは、グラス片手に優雅な気分に浸れる事!幕間の休憩時間には、是非紳士淑女に混じって会話に花を咲かせてみましょう。
このホールのテーブル席で食事をするには事前の予約が必要ですが、ホール中央のカウンターでは誰でも手軽に注文する事が出来、ドリンクメニューの種類も豊富です。例えばグラスワインは赤・白それぞれ5種類ほど用意されていて、各々グラスの大きさも選べる他、ロゼワインやシャンパン、ソフトドリンクの種類も豊富。ワインにはロイヤルオペラハウスオリジナルの銘柄もあるので、試してみると良いでしょう。
またこのホール内には無料で飲める水も用意されているので、チェイサーとしていつでも飲む事が出来ます。この様なサービスは社交の場に重きを置いたイギリスならではのもの。ただし、くれぐれも飲み過ぎには注意し、場の雰囲気を壊さず節度を持った行動を心がける様にしましょう。
ロイヤルオペラハウスは紳士淑女の社交場なだけあって、スーツにネクタイのジェントルマンや高価なアクセサリーを身につけたマダムが多く見られますが、特に若い人を中心にカジュアルなファッションである事も多く、服装に関してはそれほど堅苦しく考える必要は無いでしょう。ジーンズや短パン、タンクトップなどラフな格好は避け、最低限清潔な服装を心がけて訪れましょう。
洗練された舞台でのバレエ・オペラ鑑賞、そしてエレガントな雰囲気の社交場を体験しに、皆さんも是非ロイヤルオペラハウスへ訪れてみて下さい。
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(2024/3/29更新)
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