八戸駅直結!ユートリーで宿泊・グルメ・おみやげが揃った充実ステイを

八戸駅直結!ユートリーで宿泊・グルメ・おみやげが揃った充実ステイを

更新日:2016/10/06 16:41

かのえ かなのプロフィール写真 かのえ かな 鉄道ひとり旅ライター、駅舎・マンホール愛好家
青森県の八戸エリアといえば、人気観光スポットのひとつ。八戸漁港の海鮮料理に葦毛崎展望台の絶景など、見どころを挙げたらきりがありません。

そんな八戸でリーズナブルに泊まれて、グルメも堪能できて、おみやげも買えちゃうスポットがあったら観光拠点に便利だと思いませんか?実は・・あるんです。しかも八戸駅から直結で!名前は「ユートリー」。観光客の“あったらいいな”を叶えてくれる充実っぷりをご紹介します。

八戸の産業発展の中心地として誕生した「ユートリー」

八戸の産業発展の中心地として誕生した「ユートリー」

写真:かのえ かな

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ユートリーはあなたの木(=YOU TREE)という言葉から生まれた、八戸地域地場産業振興センターの愛称です。その名の由来通り、木の幹のようにどっしりと、八戸の地場産業の中心地となるために誕生しました。建物は全8階建てです。

1階には買い物ができる展示即売場があるほか、八戸三社大祭の山車が展示されています。展示されている山車「天長地久七福神」は、国の発展や天皇の長寿万歳を願って造られました。手前の七福神が、海の幸の大漁によって後ろのお内裏さまとお雛さまの幸せを祝福しています。天井ギリギリまである大きな山車は迫力満点!記念撮影の人気スポットとなっています。

2階には、待ち合わせに便利なロビーや八戸の地域産業の紹介コーナー、郷土料理が味わえるレストランがあります。八戸駅東口からの連絡通路がつながっているのも2階です。ここからエレベーターに乗れば、すぐにホテルのフロントに着きます。雨の日も濡れずにアクセスできるので便利です。

3〜5階は地域産業のためのオフィススペースなどに使用されています。宿泊施設があるのは6〜7階です。シングルルームが27室、ツインルームが16室設けられています。このほか6階には宿泊客が利用できるロビーや談話室もあります。8階には多目的ホールのほか、展望室があります。

広々とした部屋が人気!ユートリーの宿泊施設

広々とした部屋が人気!ユートリーの宿泊施設

写真:かのえ かな

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ユートリーの宿泊施設は、研修宿泊施設を観光客に提供しているため、モーニングコールやルームサービスはありません。しかし歯ブラシやバスタオル、浴衣といった室内設備は充実しているので、宿泊で困ることはないでしょう。それどころか、ユートリーの宿泊施設は口コミでも大人気!人気の理由は、客室の広さにあります。

写真はシングルルームですが、机とベッドの間隔の広さ、通路の幅の広さがお分かりいただけるでしょうか?客室の広さは18平米。ビジネスホテルのシングルルームの相場とされる15平米よりひと回り大きい造りとなっています。衣類を収納できるクローゼットもついているので、部屋は常にスッキリ。長期滞在でも快適に過ごせます。

価格はリーズナブルで、素泊まりシングルなら4,644円、ツインなら8,640円で泊まれます。さらに朝食(864円)を予約すれば、2階のレストランでいただくことが可能です。
※価格は2016年10月5日現在のものとなります。

おみやげはここ!2000アイテムそろったユートリーの「特産品即売場」

おみやげはここ!2000アイテムそろったユートリーの「特産品即売場」

写真:かのえ かな

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八戸地域は、八戸市を中心に南部町や三戸町など広域にわたります。そのため名産品もいろいろで、現地まで行って買いそろえるのは大変です。

しかしユートリーの「特産品即売場」なら、八戸エリアの名産品が集結しています。そのアイテム数は、約2000!欲しいおみやげは、だいたいユートリーに揃ってるといっても過言ではないでしょう。

自宅で手軽に食べられる「いちご煮」や「せんべい汁」のほか、色んな味の南部せんべいもズラリ。地酒や民工芸品も揃っています。どれを買えばいいか迷ったときは、店舗にある「ユートリーおみやげランキング」や、「新商品人気コンテストランキング」を参考にして選ぶのがおすすめです。

駅チカなので時間を気にせず、じっくりゆっくりとお気に入りの逸品を見つけてくださいね。

八戸名物・南部せんべいの実演も見られる!

八戸名物・南部せんべいの実演も見られる!

写真:かのえ かな

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特産品即売場に併設されているのが、(有)マルサカ煎餅による南部せんべいの実演・即売コーナーです。一枚、一枚ていねいに成形し、ガスによる煎餅焼き機で作り上げる姿は必見。回転する鉄板から焼きあがった南部せんべいが次々と出てくる様子は、キリがないほど見入ってしまいます。

せんべいができる様子を見てお腹が空いたら、実演販売ならではの2種類のせんべいを買ってみましょう。ひとつは「てんぽせんべい」です。てんぽせんべいは、八戸地域で主に食べられているせんべいで、南部せんべいと姿は似ていますが食感はモチモチとしています。できたては特に美味しいと評判です。

もうひとつは「せんべいのみみ」。南部せんべいの周りにできるみみは、細長くて食べやすい形状とモチモチ食感が大人気。冷めた後のカリカリ食感も美味しいです。素朴な味なので飽きることなく、いつまでも食べ続けてしまいそうです。

駅前横丁で八戸グルメを味わおう

駅前横丁で八戸グルメを味わおう

写真:かのえ かな

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美味しいものを食べたいというときは、ユートリーの駅前横丁がおすすめです。駅前横丁はユートリー建物と八戸駅の中間にあり、「朝市屋」と「いか加工実演場」、「農産物展示場」の3店舗が営業しています。「朝市屋」は八戸朝市で人気の、鯖料理を販売する店です。定番人気の鯖寿司やしめ鯖のほか、朝市以外ではここでしか食べられないサバカラ(鯖のから揚げ)も販売しています。

「いか加工実演場」では、いか焼きやいかめし、さきいかなどの出来立てを販売しています。いか料理と一緒に食べたいのが、八戸ブランド「八戸前沖鯖」を使用した「さばラーメン」。鯖とラーメン!?と意外な組み合わせにびっくりしますが、これが相性ピッタリで、人気商品となっています。

「農産物展示場」では、青森県産の野菜や果物をリーズナブルに販売。りんごやにんにく、さくらんぼなど、旬に応じた農産物が並びます。このほか南部せんべいでおこわをサンドした「せんべいおこわ」といった郷土料理もズラリ。

南部せんべいといえば「せんべい汁」が有名で、せんべいおこわはレアな存在です。日持ちしないため、おみやげとして出回ることがめったになく、現地でないと食べられない味となっています。八戸観光の記念にぜひ食べてみましょう。

ユートリーは車での訪問にも便利!

駅直結のユートリーは、新幹線で八戸を訪れる観光客に人気ですが、車での訪問にも便利です。ユートリーには418台分の駐車場が完備されており、24時間年中無休で営業しています。宿泊客なら1泊500円で利用できるほか、宿泊しない場合でも1000円以上おみやげを購入すれば、金額に応じたサービス券をもらうことができます。

あらゆる観光客のニーズに応えてくれる、ユートリー。ここを拠点にして八戸観光を満喫してみてはいかがでしょか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/09/15−2016/09/16 訪問

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