視界に広がる紅葉&関東平野の絶景!栃木県太平山「謙信平」

視界に広がる紅葉&関東平野の絶景!栃木県太平山「謙信平」

更新日:2016/10/14 18:04

月宮 うさのプロフィール写真 月宮 うさ ブロガー
目の前に広がるのは赤く色づくモミジ、眼下に広がるのは広大な関東平野の絶景!
この地から関東平野を見渡した上杉謙信があまりの広さに目を見張ったと伝えられる紅葉の名所、太平山県立自然公園「謙信平」をご紹介します。
夕暮れ時は一段と美しく秋の1日を過ごすのにぴったり。名物グルメもお楽しみです。

栃木県で過ごす秋の1日。絶景も楽しめる「謙信平」へ行こう

栃木県で過ごす秋の1日。絶景も楽しめる「謙信平」へ行こう

写真:月宮 うさ

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栃木県栃木市街地から西へ約5kmの場所に位置する、太平山県立自然公園の中心「太平山(おおひらさん)」の山頂付近には「謙信平」と呼ばれる景勝地があります。
謙信の名は戦国時代に名を馳せた越後の武将"上杉謙信"から名づけられたもの。ここから見渡す関東平野のあまり広さに目を見張った…という故事から生まれた地名です。

ここは、春の桜・初夏のあじさいと、四季を通して花々や絶景に出合える自然公園ですが、紅葉の季節もオススメ。モミジが真っ赤に色づく風景は息を飲む美しさです。見ごろは毎年11月中旬〜下旬にかけて。秋だけの自然のグラデーションをぜひ楽しんでみて。

そんな謙信平までは、JR栃木駅・東武日光線栃木駅から関東バス「倭町経由大平地域行」に乗り約15分終点で下車後徒歩約20分です。マイカーで行くことも可能、駐車場もあります。

展望台に登ってみよう

展望台に登ってみよう

写真:月宮 うさ

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真っ赤に染まるモミジを眺めながら茶店が並ぶ道を歩いていると、木製の展望台が見えてきます。ぜひ登ってみましょう!上まではそんなにかからず登れますが階段が続きます、足元にはお気をつけて。

真っ赤な紅葉と関東平野の絶景!

真っ赤な紅葉と関東平野の絶景!

写真:月宮 うさ

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太平山山頂に近い謙信平の展望は、目の前に真っ赤な紅葉。そしてその向こうにはどこまでも続く関東平野の絶景が広がっています。
また、空気が澄んだ晴天の日には、東京副都心の高層ビル群や筑波山の姿も。運次第では富士山にも出合えるかもしれません。

謙信平はサンセットタイムもステキなのです

謙信平はサンセットタイムもステキなのです

写真:月宮 うさ

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どの季節・どの時間に訪れても美しい謙信平ですが、特にオススメなのがサンセットタイム。周囲の峰々が霧に浮かぶ雄大な景観から「陸の松島」とも呼ばれる大地に太陽が沈んでゆく幻想的な風景はため息の出るような美しさです。特に秋は紅葉も手伝って、どの季節よりも赤が美しい季節。感動が待っています。

また、夜景観賞もオススメ!栃木市周辺でドライブデートスポットをお探しの皆さま候補に入れてみてはいかがでしょう?訪れる人も少なく二人の時間をゆっくり楽しむことができますよ。

太平山三大名物グルメもお楽しみ♪

太平山三大名物グルメもお楽しみ♪

写真:月宮 うさ

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謙信平では、太平山三大名物「たまごやき・やきとり・だんご」や、山菜そばなどをいただくことができます。茶店ごとに少しずつ異なるお味を食べ比べてみるのもオススメです。

太平山三大名物には、こんな歴史があります。
昔、夜鳴きをするニワトリは災難を呼ぶ不吉なものとして、太平山に奉納する風習がありました。奉納されたニワトリが産む卵を"たまごやき"に、肉は"やきとり"にして功徳したことがきっかけとなり名物に。"だんご"は、五穀豊穣を願い太平山神社へ奉納された米を粉に曳き「太平だんご」となりました。

紅葉狩りの後は、ぜひ歴史ある名物グルメも楽しんでみてくださいね。

謙信平より更なる絶景を求めて太平山山頂へ!

謙信平から歩くこと約20分の場所に建つ太平山神社の社殿脇には太平山山頂に向かう登山道が伸びています。そこから山頂までは登ること約15分。時間と体力の許すかたはぜひ登ってみませんか?山頂から眺める関東平野の絶景は感動ですよ!
ハイキングの後、三大名物を片手に夕景を眺めながらの紅葉観賞もオススメの過ごし方です。

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