写真:泉 よしか
地図を見る奥州三高湯のひとつとうたわれる福島県の高湯温泉はおよそ400年以上の歴史を持つ名湯。福島西ICまたは、福島飯坂ICから車で30分ほどの距離で、磐梯・吾妻スカイラインの入口にも近く、およそ10軒ほどの温泉旅館や日帰り温泉施設が点在しています。
中でもこちらの高湯温泉のんびり館は、温泉はもとより食事にもとても力を入れているお宿なんです。部屋数も9室と小規模で、隅々まで目の行き届くおもてなしを感じることができるでしょう。コストパフォーマンスを考えても、強くお勧めできちゃいます。
写真:泉 よしか
地図を見る夕食の席に着けば、まずその美しい彩に溜息がでること間違いなし。
旬の素材を使ったお料理は新鮮であるとともに上品な味付け。丁寧にお皿に盛られた料理はひとつひとつ凝った工夫がなされています。まるで食べられる工芸品のようですよ。
また、お酒も各種地酒を取り揃えていますが、お勧めは「のんびり館おすすめ三種利き酒セット」。メニューには雪漫々大吟醸、純米吟醸出羽桜など美味しいと評判の日本酒が並んでいますが、幻の日本酒とも呼ばれる十四代本丸も飲めるかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね。
※日本酒のメニューは変更になることもございます。
写真:泉 よしか
地図を見るそしてのんびり館といえば、なんといっても「温泉トラフグ」を外すことはできません。こちらのトラフグ、実は県内にある同じのんびり館グループの「イワナの里」で養殖されているもの。海水ではなく、なんと温泉水の中で育っているんですよ。天然と異なり毒を含む餌を食べずに育っているので安心安全です。しかも季節を問わないので、のんびり館では一年中、新鮮なトラフグが食べられます。
写真のフグ刺し(一人前)で少しでも美味しさを伝えることができれば嬉しいです。とても新鮮でぷりっぷりです。
のんびり館のトラフグ料理は、温泉トラフグコースの宿泊プランあるいは通常の夕食に温泉トラフグ刺身、温泉トラフグ鍋、温泉トラフグ唐揚げなどを追加(要予約)することによって食べることができます。
また、「イワナの里」ではトラフグ以外の魚も養殖しています。ここから直送された新鮮なイワナも、塩焼きになって夕食の膳に並ぶことがあります。
写真:泉 よしか
地図を見るフグ料理といえばフグ鍋も忘れてはいけません。フグ刺し、フグの唐揚げとはまた違った歯ごたえと味わいが楽しめます。特に寒い季節になればアツアツの鍋は最高です。まさか山の温泉で絶品のフグが食べられるとは思わないですよね。
通常のメニューではご飯と汁物となるところを、お願いすればフグ鍋の汁を使ったフグ雑炊に変えてもらうこともできます。こうなったらとことん、フグを味わい尽くしてみませんか?
写真:泉 よしか
地図を見る高湯温泉のんびり館にはお風呂巡りの楽しみもあります。大浴場四季の湯のほかに、川沿いの岩風呂であるせせらぎの湯露天風呂、別館一酔の檜の露天風呂、さらには館内の貸切風呂も宿泊すれば無料で使えます。
お部屋数が少ないので、どのお風呂もゆったりと使えます。効能豊かでとても美しい濁り湯の高湯温泉を、源泉掛け流しでたっぷり楽しんでくださいね。
今回は高湯温泉ののんびり館と、そこで食べられる温泉育ちのトラフグをご紹介させていただきました。食もお湯も素晴らしいお宿ですので、ぜひ訪れてみてください。
なおイワナの里で養殖される温泉トラフグは、養殖している高湯温泉のんびり館の他、のんびり温泉、信夫温泉のんびり館、沼尻温泉のんびり館といったのんびり館グループの宿でも食べることができます。
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(2024/3/28更新)
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