「とうや水の駅」の魅力は何といってもその立地です。洞爺湖までたった数メートルの場所にあるため、大きな窓からは洞爺湖の絶景を見渡すことができます。また、駐車場がある正面玄関から建物の中に入ると、湖側に通り抜けられる構造になっています。そのため、施設内の売店でソフトクリーム等を買ったあと湖側の出口から出てテラス席へ移動し、湖を見ながら一息つくという贅沢な楽しみ方もできるのが特徴です。
「とうや水の駅」があるエリアは以前、洞爺湖村という小さな村でした。住民の先祖の多くは、香川県から入植した丸亀藩出身者。四国とは全く異なる厳しい環境の北海道で、故郷を思い出すことができる数少ないものの一つが『讃岐うどん』だったと言われています。洞爺湖町になった現在でも香川県とのつながりは継続されており、三豊市とは友好都市となっています。
その縁もあり「とうや水の駅」の食堂では、香川県から直送される讃岐うどんが提供されています。北海道でうどんの本場・香川県の味を楽しめる上に、価格も500円前後のメニューが多く手軽に食べられるのも魅力的。厳しい開拓時代を生き抜いた当時の入植者の方々の苦労に想いを馳せながら、本場の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「とうや水の駅」の食堂で提供される料理は、食堂内はもちろん、建物内外に設置されたテーブル席でも食べることが可能です。外のテーブルは冬期間や悪天候時には利用できませんが、利用可能な場合にはテラス席がお勧めです。
ほんの数メートルで洞爺湖という場所に腰を下ろし、美しい景色や湖からの爽やかな風を感じながら食べる料理はまた一味も二味も違います。食堂では讃岐うどんの他にも洞爺湖町産のお米である財田米を使用したおにぎりや、特産物の一つである紫蘇を使用したソフトクリームも販売していますのでぜひ注目してみてください。
北海道洞爺湖町は農業や漁業など第一次産業にも力を入れている地域です。そのため洞爺湖町産の農産物は北海道内でも評価が高く、かぼちゃやジャガイモなどブランド化してる作物もある程です。
「とうや水の駅」では、このように評価が高い洞爺湖町産の農産物が豊富に取り揃えられています。それぞれの作物には生産者名が明記され、無農薬や有機栽培の作物がほとんど。安心安全な美味しい農産物をお土産にするなら、「とうや水の駅」はぜひ立ち寄りたい場所の一つです。
野菜や魚介類、牛肉など魅力的なものが多い洞爺湖町の特産物の中でも、ぜひ注目したいのは豆類です。豆類は洞爺湖エリアで盛んに栽培されている農産物の一つで、洞爺湖町の銘菓である「わかさいも」にも使用されています。生産されている品種は大豆や小豆などのようなメジャーなものは少なめ。主要な銘柄は白花豆や黒花豆、黒千石などの栽培に手間がかかり希少価値の高い品種が多く、あまり見かけないものもありますから楽しく買い物ができますよ。
※販売されている商品は季節によって種類が異なります。
洞爺湖の周辺には洞爺湖町・壮瞥町の二町合わせて58基の彫刻作品が展示されています。全ての作品は洞爺湖とのコラボを前提に製作されたもので、湖と合わせて見ることで一つの作品として成立します。
「とうや水の駅」周辺にも設置されていますから、洞爺湖の風景と併せて楽しんでみてください。なお、「とうや水の駅」の近くにはキャンプ場や浮見堂公園など家族で楽しめる観光スポットもありますので、訪問の際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
洞爺湖のほとりに佇む「とうや水の駅」は、絶景を楽しむことができる観光スポットです。洞爺湖村を開拓するために入植した方が丸亀藩出身者だったという縁もあり、香川県三豊市とは友好都市の関係です。食堂では香川から直送される本場の讃岐うどんが提供され、「とうや水の駅」の人気の理由にもなっています。テラス席で洞爺湖を眺めながら讃岐うどんを食べられるのは「とうや水の駅」ならではです。
また、洞爺湖町の特産物も多く並びお土産の購入にもお勧めです。季節によって並ぶ商品は異なりますが、農家の方々が手塩に掛けて栽培した美味しい地元食材が手に入るのも魅力の一つです。
北海道洞爺湖町は北海道らしい大自然と美味しい食べ物の宝庫。景色に癒される旅がしたい方や食べ歩きを楽しみたい方は、北海道洞爺湖町「とうや水の駅」へ訪問してみてはいかがでしょうか。
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