写真:権丈 俊宏
地図を見る杉能舎(浜地酒造)は明治三年創業の140年の歴史を持つ造り酒屋です。周囲は田園に囲まれ、長閑な風景が印象的。付近に九州大学が移転したことでも注目を集めている地域です。また福岡と佐賀の県境の脊振山系の上質な伏流水が湧き、良い酒が生まれる条件にも恵まれています。
杉能舎は、浜地酒造の初代が無類の芸事好きで、酒蔵の裏山の杉の大木を切り出し、能舞台を作ったことが名の由来。現在は酒の醸造は勿論、日本酒・ビール、焼きたてのパン等の販売をしています。また杉能舎の敷地内にある「麦酒工房」では、ここでしか飲めない出来たてビールや軽食が嗜めます。
写真:権丈 俊宏
地図を見る杉能舎では通年販売しているビールは三種類有ります。写真左からアンバーエール、中央がペールエール、右がスタウトです。芳醇でコクと深みのある味わいのアンバーエール、フルーティーで軽やかな味わいのペールエール、ほのかな甘みとクリーミーな泡のバランスが絶妙なスタウト、と三種三様の旨さがあり、どれも職人の技とこだわりを感じる逸品です。他にも季節限定のピールがありますが、初めての方は杉能舎で人気1、国際コンペ金賞を多数受賞したアンバーエールをまずはおすすめします。
写真:権丈 俊宏
地図を見る杉能舎では「麦酒工房」にて出来たてビールが堪能出来ます。写真はアンバーエールの大グラス。きめ細かくクリーミーな泡の口触りの良さは、出来たての生ならではの魅力。晴れた日は屋外のテラスで飲むのもおすすめ。心地良いそよ風に当たりながらビールを飲むのも一興です。
写真:権丈 俊宏
地図を見る「麦酒工房」の隣にある「やきたてパン工房」のパンは、地元の人に人気ある杉能舎の隠れた人気商品。定番は写真にあるクロワッサン。サクッとした表面に、中はバター風味がしっかりあるフワフワの触感が絶品です。不思議とビールのおつまみとしても合い、とりわけ軽やかな味わいのペールエール(三杯並んだ中央にある黄金色のビール)との相性が抜群です!
勿論お持ち帰りも可能。ただ化学添加物や合成保存料を一切使用せず、時間が経つと風味や触感が落ちますので、出来るだけ早めに食べることをおすすめします。
写真:権丈 俊宏
地図を見る杉能舎は元来造り酒屋ですので、地酒の品揃えも多種多彩。杉能舎では無料で試飲出来て、お好みの日本酒を選べます。
とりわけおすすめは、2015年全国酒類コンクール純米吟醸部門第2位を獲得した「和膳会釈(わぜんあしらい)」。杉能舎の日本酒は全般に芳醇でまろやかな口触りに特徴がありますが、和膳会釈ではそこにキリッとした辛さも加わり、匠のこだわりが感じられるバランスのとれた味わいが評判の逸品です。
女性におすすめなのは「チョコレートリキュール」。カカオの甘味と酒の辛味が不思議とマッチして上品な味わいです。
杉能舎では地ビール・地酒・リキュール、共にオンラインで購入出来ます。また一部商品は福岡空港や博多駅(阪急百貨店)等でも購入出来ます。詳しく記事の最後に杉能舎の公式サイトをリンクしておりますので、そちらをご参照になるか、杉能舎に直接お問い合わせ下さい。
杉能舎は通年営業しており、イベントが年数回あります。例年2月は新酒開き、ゴールデンウィークと9月はビール祭り、11月は日本酒祭りを開催。イベントでは期間限定のビールや地酒が嗜めておすすめです。またその期間は最寄りのJR駅からの無料送迎バスが出ています。
※無料送迎バスが運行していないイベントも一部あります。
詳しい最新情報はその都度、杉能舎の公式サイトに表示されます。またハンドルキーパーがいらっしゃる方は、約30台の無料駐車場も通年に渡り利用出来ます。
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(2024/4/19更新)
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