春はさわやかな若葉、夏は豊富な緑、秋は深い紅葉、冬は凍り付いた水面と白い雪……。四季折々の美しさが映る「知床五湖」は、ひと目見た瞬間にため息が出るほどに圧巻の絶景スポットです。その名のとおり5つの湖から構成されており、その周りをぐるっと散策することができるようになっています。
なお、この大自然が広がる湖をじっくり見るためには、なんとヒグマ対策のレクチャーを受けなければいけません。豊富な自然のある知床では、野生のヒグマが出る恐れがあるのです。レクチャーの最終時間までに受付をしないと、5つの湖を散策することができなくなってしまうので、公式の情報を確認したうえで時間には気を付けるようにしてください。
ただし、このレクチャーを受けなくても「1湖」だけは、高架木道から見ることができます。時間を合わせるのがどうしても難しいという方でも、ここからの景色だけでも十分に感動できるスポットとなっておりますので、諦めずに見にいくことをおすすめします。
屈斜路湖のまわりには「美幌峠」や「津別峠」など、高いところから湖の全面を臨める展望スポットがあり、そこに来てはじめて、この湖と山で構成される造形美を感じとることができます。早朝にこれらの峠に訪れば、運が良いと『雲海』を見ることもできるでしょう。そのほか、屈斜路湖の目の前にある「屈斜路プリンスホテル」の高層階からも、湖を見下ろすことができます。
また、湖のすぐ傍まで近づいてみると、温泉があることに気づかされます。砂浜を掘ると温泉が湧いてくるスポットは「砂湯」と呼ばれており、湖の冷たさと温泉の熱さの差から、これらが共存していることに驚きを覚えます。湖と密接した場所にある無料の露天風呂も絶景なので、チェックしてみてください。
釧路空港から網走方面に車で約1時間走ると、小さな町の向こうに大きくて深い青色の湖「阿寒湖」があります。太陽に反射してキラキラと輝く水面と静かな波の音は、時間を忘れるほど、心に安らぎを与えてくれます。
また、阿寒湖は観るだけでなく"遊ぶ"ことができるのも特徴。阿寒湖の入り口付近から船に乗って、湖のまわりを一周することができるうえ、途中にある小さな島「チュウルイ島」に降り立つと、『まりも』を見ることができます。特別天然記念物にも指定されている阿寒湖のまりも、ぜひ一度じっくり見てみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
北海道の大自然を感じられる魅力的な「道東」エリアの湖とともに、心安らぐ癒しの時間をぜひお過ごしください。
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(2024/4/26更新)
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