写真:東郷 カオル
地図を見る関西大学は、関西学院大学、同志社大学、立命館大学と並んで「関関同立」と称される有名私立大学。時にはその「関→関→同→立」の順序が「同志社のほうが上だ!」とか、「関関」の先の「関」はどっちだ、などと物議を呼びますが、ここではこの問題はそっとしておきましょう。
関西大学には大阪市の北に位置する吹田市に広大な敷地の千里山キャンパスがありますが、大阪市内には長年夜間教育の場であった天六キャンパスがありました。この天六キャンパスが2014年に閉鎖。大阪市内での新たなキャンパスとなるのがこちらの梅田キャンパス“KANDAI Me RISE”です。
※梅田キャンパスには学部は置かれていません
写真:東郷 カオル
地図を見る梅田キャンパス“KANDAI Me RISE”の1・2階に入る「TSUTAYA BOOK STORE」は、ガラス張りの窓からの外光で明るく開放的な空間。一部吹き抜けになっていて、より一層空間の広がりを感じることができます。
1階はライフスタイルの提案、2階はビジネスの提案を意識したラインナップ。2階には閉鎖された天六キャンパスの古材を再利用したウクレレが展示されており、新しい中にも懐かしさと木のぬくもりを感じるディスプレイが魅力です。
写真:東郷 カオル
地図を見る梅田キャンパス“KANDAI Me RISE”の1階にはスターバックスコーヒーが入っており、購入したドリンクは1階に限らず2階の席に持ってあがることも可能。
2階には関大らしいラインナップも。「大阪の文化と笑い」なんて、旅行者が思わず手にとってしまいそうなタイトル。関西大学では落語家の桂文珍が文学部で講師を務めていたこともあり、笑いにはちょっとうるさいのかもしれません。文珍師匠の講義はいつも満席で他の学部から見学にくる学生がいるくらいの人気。関大ならではの笑いのラインナップを是非ご覧ください。
写真:東郷 カオル
地図を見る1階にもゆっくりできる座席はありますが、せっかくなら2階席の吹き抜け上の開放的な空間がオススメ。オシャレな空間で大学の雰囲気を少しばかり感じながら、贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
内装はダークブラウンのデスクに落ち着いたグリーンの椅子。全体の照明は落としていますが、テーブルには明るいライトがありますので読書にも困りません。もちろんコンセント完備。Wi-Fi無料です。
また2階にはTSUTAYAと関大の共同運営の「スタートアップカフェ」があり、コーディネーターが常駐し起業の相談受付を行います。「カフェ」という名前ですがドリンクサービスはなく、起業相談の場です。もちろんこちらにもスタバのドリンクは持ち込み可能です。
本を読みながらスターバックスコーヒーが楽しめる。地元の人にとっては日常にちょっとした贅沢な時間を添えてくれる嬉しい施設の誕生。旅行者にとってもゆったりとしたスペースでスマホやタブレットを充電しながら大阪ならではのラインナップの本を楽しめる、非常に便利な施設です。大阪駅からも近いので、是非上手に利用してみてはいかがでしょうか。
また、起業に興味のある人も、気軽に相談したりセミナーを受けたりできますので、旅行ついでに立ち寄ってみるのもおもしろいかもしれません。
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(2024/4/24更新)
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