写真:長坂 ヒロ
地図を見るレインボーマウンテン(正式名称:ヴィニクンカ山)へは個人で行くことも可能ではありますが、基本的にはガイド同行のツアーへ参加するのが一般的です。クスコ市内の数多くの代理店がレインボーマウンテンへのツアーを扱っており、相場はおよそ100ペソ(1ペソ=約30円)ほど。内容に大差はありませんので、ぜひ早めに予約しておきましょう!
どのツアーも、クスコ市内を朝3時頃に出発します。ハイキングのスタート地点へは車で約3時間弱かかるので、車内で十分に睡眠をとっておきましょう。もちろん前日も早めに寝ることを忘れずに!睡眠不足は高山病の一因になります。
ハイキングは片道約8km。往復で約16kmの行程です。標高5000m近い環境での16kmのハイキングはなかなかハードなので、自信のない方はなるべく馬を利用しましょう!
写真:長坂 ヒロ
地図を見るハイキングをはじめて約3時間。ゴール地点に近くなると標高が5000mを超えていることもあって、一歩一歩が本当にきつくなってきますが、最後の坂道を登りきればついに目の前に「レインボーマウンテン」が姿を現します。
地層の成分により、様々な色が入り混じるように模様を織り成すレインボーマウンテン。このような山は世界的にも珍しく、その絶景に今までの疲れも吹き飛びます。頂上は酸素も薄く長時間の滞在はできませんが、ぜひその絶景を目に焼き付けましょう!
写真:長坂 ヒロ
地図を見るそんなレインボーマウンテンの絶景に酔いしれたら、今度は後ろを振り返ってみましょう。こちらはアンデス山脈の中でも有数の高さを誇る雪山で、その標高は約6500mにも及びます。
高さ5100mのレインボーマウンテンでもかなり酸素が薄く息が苦しくなりますが、そんな6500m級の雪山にも登る人がいると言うから驚き。登山家を引き寄せるその立派な雄姿は見る者を魅了します。ぜひここならではの絶景をお楽しみください!
写真:長坂 ヒロ
地図を見るレインボーマウンテンのハイキングコースには、ペルー名物とも言えるリャマやアルパカの群れにも出くわすことができます。もちろんいずれも飼育されているので「野生」とは言い難いですが、広大な草原に放たれているので、すぐ近くを歩いていることもあります。
いかにもペルーらしいリャマやアルパカの風景。あまり近づきすぎると唾を吐かれてしまうので注意が必要ですが、ぜひ記念に写真に収めてみてはいかがでしょうか?
写真:長坂 ヒロ
地図を見るレインボーマウンテンの標高は5100m。拠点となるクスコですら約3400mなので、十分な高山病対策が必要です。現地でも購入できる水や食糧などを除き、必ず事前にクスコで仕入れておくようにしましょう。
まず必須なのが高山病用の薬。クスコ市内の薬局で簡単に購入できます。クスコでは大丈夫という方も、ぜひ事前に予防として飲んでおくとよいでしょう。約5000mともなると本当に1歩進むだけで息が苦しくなるので、万全の準備が必要です。
そしてできれば酸素ボンベも購入しておきましょう。こちらもクスコ市内の薬局で購入できます。息がとても苦しくなった際に2回ほど酸素を吸うと体も楽になります。一気にたくさん吸うと逆にきつくなってしまうので、使い方には注意が必要です。
最後にたくさん水を飲むようにしましょう!一人当たり、目安は2リットルです、ただしあまり重いと登山にも支障をきたしてしまうので、足りない分は現地で購入して、なるべく荷物を軽くするようにしましょう。スタートから1時間ほどの入場ゲートが基本的に最後の購入ポイントとなりますので、ここで買い足す形が理想です。
十分な高山病対策をして、ぜひ快適なハイキングをお楽しみください!
いかがでしたでしょうか?ハイキングはなかなかハードですが、その分登りきったときの景色は何事にも代え難いものになるでしょう。
日本ではまだまだ知名度の低いレインボーマウンテン。海外ではかなり人気が出てきているようで、クスコを訪れる人の多くがレインボーマウンテンを満喫しているようです。日本で人気が爆発するのも時間の問題かもしれません。まだ人の少ない今のうちに、ぜひこの絶景を味わってみてはいかがでしょうか?
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/29更新)
- 広告 -