国立人類学博物館では、有名なマヤ文明やテオティワカン文明をはじめとしたメキシコ各地の古代文明を展示した世界有数の大博物館です。
各文明・地域毎に部屋が分かれており、それぞれの文化の特徴がよくわかる、とても興味深い場所です。
メキシコシティ市街にありますので、メトロやタクシーなどでの移動も可能。考古学に興味ある方はもちろんの事、興味がないという方でも一見の価値ありな展示が多いので、メキシコシティ観光の一日に是非お勧めです♪
数多くある部屋の中で、お勧めの一つがここ「テオティワカン」文明の部屋。テオティワカン文明は、メキシコ旅行を検討中の方なら目にした事があるであろう「テオティワカン遺跡」が栄えた文明。
テオティワカン遺跡の月のピラミッドを背にして死者の道をずっと歩いていったところにある「ケツァルコアトル神殿」のレプリカもあり、実際に遺跡では見る事のできない当時の色彩が再現されていたりと、遺跡と併せて楽しめる部屋です。
遺跡に先に行くか・・・博物館が先かどちらでも楽しめますが、両方行くのがお勧め!どちらも見て漸くテオティワカン遺跡を堪能できます。
テオティワカン文明と並んで有名なのが、2012年に世界を騒がせた「マヤ文明」。マヤの部屋では、パレンケ遺跡の碑文の神殿という代表的な神殿の下に眠る王様の墳墓を忠実に再現していたり、マヤの高度な数学の跡を示す表であったり、未だ全てが解読されていないと言われるマヤ文字の板があったり…と、マヤ遺跡好きには堪らない!マニアの部屋です。
今は登る事のできない「チチェン・イツァ遺跡」の戦士の神殿にあるチャックモール像のレプリカも展示されております。これも実際には遺跡で見る事ができないものですのでとても貴重な体験となる事でしょう!
国立人類学博物館の目玉といっても過言ではない、太陽の石「アステカカレンダー」。直径3.6mの巨大な円盤に描かれた”宇宙”。太陽の周りは、4つの世界を表していると言われており、このカレンダーを巡って様々な憶測が飛び交っていました。
アステカ人が描いた18ヶ月365日の暦。このカレンダーに沿って農耕をしていたのです。円盤の大きさもさることながら、とても細かい装飾に驚かされます。
このカレンダーを見る為だけにこの博物館を訪れても惜しくない程、圧巻のカレンダーです!
メキシコシティから約50km、車で1時間程のところにある「テオティワカン遺跡」。残念ながら遺跡と博物館を1日で回る事は難しいのですが、こちらはメキシコシティ観光のマストスポット!
太陽のピラミッドの頂上でパワーをいただき、月のピラミッドからテオティワカン遺跡を一望する。とても贅沢な観光ができます!遺跡の中はとにかく歩きますので、歩きやすい恰好・靴で行くのがお勧め。軽い登山のような急こう配を登った先には、圧巻の景色!
いかがでしたか?
メキシコシティはコロニアルな街の魅力や、フリーダカーロなど芸術的な魅力、またルチャリブレという格闘技などなどとにかく見どころに溢れた地区ですが、その中でもここでお勧めしているメキシコは、何よりも古いメキシコの歴史。
遺跡よりもうちょっと深いところまでメキシコを味わってみてください!きっとその魅力に取りつかれる事間違いなし!
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(2024/4/25更新)
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