写真:やま かづ
地図を見る「アフリカン・チキン(非洲鶏)」はマカオ料理の代表的メニューの一つです。大航海時代、ポルトガル人がアフリカに寄港した際に食べた鶏肉料理をベースにして、中華風の香辛料やココナッツミルクを加えてアレンジされました。したがって、「アフリカン・チキン」とはいえ、マカオにしか存在しないローカルフードなんです。
現在ではレストランによってさらにアレンジが進み、同じ「アフリカン・チキン」でも、見かけも味わいも違うメニューとなっていることがあります。できれば食べ比べをして、あなた好みの「アフリカン・チキン」を見つけてみてください。
店舗:佛笑楼餐廳
写真:やま かづ
地図を見るこの「ポルトガル・チキン(葡國鶏)」もマカオを代表する人気メニューですが、やはりポルトガルにはないマカオのローカルグルメです。たくさんの種類のスパイスを使っているため、かなり深い味わいになっています。しかし、中華風のアレンジなので、思ったほどの辛さはなく、マイルドな仕上がりのカレーとなっています。
そのほどほどの辛さに、カレー好きの日本人はノックダウン間違いなし。食べるものに悩んだらコレ、「ポルトガル・チキン」をどうぞ。
店舗:坤記餐室
写真:やま かづ
地図を見る堅めに焼かれたシンプルなバケットパンとフライした豚肉がベストマッチ、それが「ポークチョップバーガー」です。
街なかのカフェでも屋台でも気軽に食べられるマカオB級グルメのテッパンメニューで、人気のお店はいつも長蛇の列です。「ポークチョップバーガー」の見た目は、どのお店でも余り変わりはありませんが、豚肉の焼き方や味つけは千差万別です。
何がどう違う?それはぜひ食べ比べてみてください。
店舗:坤記餐室
写真:やま かづ
地図を見る日本のメロンパンはメロン果汁0%のメロン型パンですが、マカオの「パイナップルパン(菠蘿包)」も同じく、パイナップル果汁0%のパイナップル型パンです。
メロンパンに比べて生地はさっくり香ばしく焼かれているので、甘さは控え目となっているマカオ名物「パイナップルパン」。街なかのカフェでたっぷりのバターを挟んで食べるのが、マカオ流朝食の正しい食べ方です。
このパンがパイナップルに見えてきたら、あなたはもうすっかりマカオ通です。
店舗:香島珈琲室
写真:やま かづ
地図を見る日本人にとっては、今や本場ポルトガルよりも有名になっているマカオの「エッグタルト(パシュティシュ・デ・ナタ)」、食べて帰らないわけにはいきません。
ツバメの巣やココナッツ、パイナップル、マンゴーなどの果肉が入っているものもありますが、やはりお勧めは卵をたっぷり使ったスタンダードな「エッグタルト」。まるで甘い卵黄を食べているかのようなまったり感がたまらなくおいしいんです。
ちなみに、香港で食べられている「エッグタルト」は「蛋撻」と書かれており、周りはクッキー生地でできてきます。しかし、マカオの「エッグタルト」はポルトガル式「葡式蛋撻/葡撻」と書かれており、周りはパイ生地になっています。
お店によっては2種類が並べて売られていますので、これもまた食べ比べしてみるのがいいでしょう。
店舗:最香餅家
マカオだけを旅行するというよりも、香港の旅行途中にマカオに立ち寄ることが多いと思います。現在、両者は同じ中国ですが、歴史的には香港が元イギリス領、そしてマカオが元ポルトガル領と、政治や経済とともにグルメも別々の道を歩んできました。
香港の本格中華料理もいいけれど、大航海時代に独自の発展を遂げたマカオ料理も魅力的なものばかり。
さあ、今回はどのマカオ料理をいただきましょうか?
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(2024/4/19更新)
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