写真:かのえ かな
地図を見るたつみ寛洋ホテルの創業は、昭和41年。当時は「たつみ旅館」として、7部屋の旅館から始まりました。
しかしここは、松尾芭蕉も愛した象潟町。日本海や鳥海山が織りなす絶景が瞬く間に評判となり、観光客は年々増加。そこで平成元年に「たつみ寛洋ホテル」と名を改め、現在のホテルへとバージョンアップすることになったのです。ちなみに「寛洋」とは、ホテルを建てた社長と奥様の名前を合わせたものとなっています。
ホテルとして大きくなっても、温かさあふれるおもてなしは変わらず。創業から50年以上経った今も、多くの観光客を癒しています。
写真:かのえ かな
地図を見るたつみ寛洋ホテルの2種類の温泉は、男女入れ替え制で楽しむことができます。夕食の時間帯である19時〜20時ごろに替わる予定です。また、浴衣は1人2枚まで使用することができます。
まずは、町の名前がついている「象潟温泉」からみてみましょう。象潟温泉では、毎分40リットルの自噴による豊富な湯量を楽しめます。浴槽は石風呂です。お湯は茶褐色を帯びており、泉質は塩分が主成分の「ナトリウム-塩化物強塩泉」となっています。
お肌がツルツルになると評判のほか、切り傷や慢性皮膚病、慢性婦人病、虚弱児童、神経痛、筋肉痛、関節痛に効能があるとされています。美肌効果が期待できるほか、旅行や出張でガチガチに固まった筋肉を癒してくれそうです。
写真:かのえ かな
地図を見る自噴の象潟温泉に対し、光明石温泉は光明石(こうめいせき)を主源体とした人工温泉となっています。光明石とは天然鉱石の一種で、イオン化作用が強く、神経痛や肩こり、冷え症、疲労回復、腰痛などに効能があるとされています。
光明石温泉では、浴槽にも注目してみて下さい。使われている木材は「古代檜」と呼ばれ、樹齢2000年を数える、きわめて貴重なヒノキ。数々の地殻変動や地震にも耐えた古代檜から抽出されるパワフルな精油には、森林浴と同等の癒し効果があるとされています。
そんな古代檜風呂の光明石温泉は、肌馴染みが良く、入浴後も体がポカポカとして気持ちイイと評判です。
写真:かのえ かな
地図を見るたつみ寛洋ホテルは秋田県漁協仲買人の宿となっており、予算やプランに応じて幅広くお食事を選べるようになっています。例えば季節に応じた海鮮料理を楽しみたい場合は「寛洋プラン」がおすすめ。夏季は天然の岩ガキ料理、冬〜春にかけてはあんこう鍋や甘エビといった旬の味を楽しめます。
そしてホテルの食事は量が多いから食べきれないという人は、「ひかえめプラン」がおすすめです。品数を減らしたぶん、厳選した素材を提供してくれます。小食な人のほか、ご高齢の宿泊客にも人気です。
出張などでリーズナブルに済ませたい人には「ビジネスプラン」も用意。しかも、朝食のみ・夕食のみ・2食付きなど、さまざまなバリエーションから選ぶことができます。
写真:かのえ かな
地図を見るたつみ寛洋ホテルの客室は、いわゆる最新設備の整った部屋とは異なりますが、古き良きものを丁寧に、そして大切に使い続けている温かさがあります。
宿泊客に評判なのが、トイレや洗面所の使いやすさです。トイレは浴室と分離しているため広々とした使い心地。さらに洗面台も独立タイプなので、大きな洗面台で洗顔や歯磨きができるほか、小物類を置ける棚もたくさんあります。
このほか、象潟町出身の木版画家・池田修三さんの作品が飾られていたり、室内に本や雑誌も用意されています。お茶を淹れるための急須や湯呑みもあるので、のんびり一杯飲みながら楽しんで見るのも良いでしょう。
ホテルの機能性と旅館の安らぎを掛け合わせた居心地の良さは、まさに旅館とホテルの歴史をもつ、たつみ寛洋ホテルだからこそ出せる味わいです。
たつみ寛洋ホテルは、特急いなほが停車する羽越本線の象潟駅から徒歩5分ほどでいくことができます。また、別途相談で小型犬や猫といったペットと一緒に宿泊することも可能です。
家族連れからカップル、ビジネス、そしてペットとの旅行など、幅広い用途で楽しめる「たつみ寛洋ホテル」。宿泊を検討してみてはいかがでしょうか。
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(2024/4/19更新)
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