写真:乾口 達司
地図を見る紀伊勝浦の玄関口といえば、JR紀伊勝浦駅(きいかつうらえき)。駅を降りると、目の前に商店街がのびています。商店街を眺めながら奥へ奥へと進むと、やがて視界が一気に広がります。そう、もう目の前は太平洋!南紀の玄関口というべき紀伊勝浦は太平洋に面した街なのです。
写真は太平洋に臨む勝浦漁港を撮影した一枚。ご覧いただくと、何やら細長い物体が吊され、天日干しにされているのがおわかりになるでしょう。これ、いったい何だと思いますか?漁港で良く見かける干物といえば、タコ?イカ?いえいえ、実はこれ、ウツボの皮なのです。南紀ではウツボが食べられており、お土産物屋でもウツボを加工したさまざまな食品が販売されています。あのグロテスクで気味悪いウツボが食用になっているとは、想像出来ましたか?紀伊勝浦ならではの光景であるといえるでしょう。
写真:乾口 達司
地図を見るもちろん、漁港があるだけに商店街では海から揚がったばかりの新鮮な海産物が各所で販売されています。写真は木下鮮魚店の店先に並べられたサザエの群れ。サザエの入ったケースには常に海水が流し込まれているため、当然、ケースのなかのサザエは元気そのもの。あまりに元気が良くてケースから脱走しようとするものまでいる始末。他にも、生け簀には伊勢エビをはじめとして南紀を代表するさまざまな海産物が生きた状態で販売されており、その様子を眺めているだけでも充分楽しいですよ。
写真:乾口 達司
地図を見るもちろん、加工品も充実しています。なかでも、お勧めなのは、やはり南紀名物のマグロ!JR紀伊勝浦駅前の勝浦海産物センターでは、マグロを使った珍しい加工品も多数販売されています。ご覧のように、マグロの目玉や胃袋などをパック詰めにした珍しいものもありますが、こんな部位、食べたことがありますか?興味のある方は旅の記念にお買い求めください。
写真:乾口 達司
地図を見る南紀といえば、もう一つ、忘れてならないのが温泉。ここ、紀伊勝浦でも多くの宿で温泉が引かれています。紀伊勝浦駅の駅前をはじめ、街の各所には足湯も設けられており、紀伊勝浦の温泉を気軽に楽しむことが出来るのは嬉しい限り。
写真は漁港の脇にある「海乃湯」。営業時間は朝6時から夜10時まで。もちろん、無料です。その名のとおり、足をつけながら海を眺めることが出来るという快適さからか、ご覧のように常に人で賑わっていますが、25人ほどが一度に利用出来るため、混んでいるときもわざわざ並んで待つことは滅多にありません。太平洋を眺めながら、紀伊勝浦の温泉をご堪能ください。
写真:乾口 達司
地図を見るもちろん、紀伊勝浦に一泊し、温泉にゆっくりつかりたいという方もいらっしゃるでしょう。そんな方にお勧めしたいのが、海の向こうに写っているホテル浦島。太平洋に突き出した半島そのものをホテルに改造したかのような広大な館内には、これまた巨大な洞窟風呂をはじめ、さまざまなタイプの温泉が完備しており、温泉好きにはぜひお勧めしたい宿。
ホテル浦島は、ホテル中の島ともども勝浦漁港から船に揺られて向かうホテルだけに、海の上から紀伊勝浦の街を眺めることも出来ます。船に揺られて海に浮かぶ巨大な温泉旅館へ。想像しただけでも魅力的ではありませんか?
紀伊勝浦の魅力、おわかりいただけたでしょうか。もちろん、南紀観光の拠点だけあり、他にもさまざまな飲食店やお土産物屋などがひしめいています。南紀には熊野三山や那智の滝など、見どころも多いゆえ、つい通過してしまいがちですが、バスや電車の待ち時間の合間にでも街中を散策し、紀伊勝浦ならではの魅力をご堪能ください。
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(2024/4/20更新)
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