オクトパス君で合格祈願!GACKTもコラボ!宮城「Yes工房」はとっても楽しい体験スペース

オクトパス君で合格祈願!GACKTもコラボ!宮城「Yes工房」はとっても楽しい体験スペース

更新日:2016/09/26 17:28

彰 伴治のプロフィール写真 彰 伴治 温泉ソムリエマスター、平泉世界遺産ネット検定1級、三陸鉄道ネット検定1級、岩手おもてなしネット検定1級
大震災から着実に復興への道を歩み続ける宮城県南三陸町。この町には家も仕事も失いながらも自ら起業し活動している人達が沢山いて、その代表が「南三陸復興ダコの会」というグループ。このグループの活動拠点である「Yes工房」では、GACKTもコラボした「オクトパス君」というタコのマスコットの絵付けやまゆ細工を体験することができます。ここでしかできない楽しい体験ができる「Yes工房」をご紹介します。

「オクトパス君」って?

「オクトパス君」って?

写真:彰 伴治

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南三陸町の特産であるタコをモチーフにしたキャラクター「オクトパス君」。英語でタコを意味するOCTOPUSと、机に「置くと」試験に「パス」するという二つ意味を掛けたネーミングで、その文鎮は合格祈願グッズとして大人気、10万個に迫る販売実績を誇ります。

2009年に誕生し、震災前から人気があったオクトパス君ですが、津波で工場は跡形もなく流されてしまいます。しかし、町のみんなのもう一度復活させたいという願いから「南三陸復興ダコの会」が発足、「Yes工房」を拠点にオクトパス君製作を復活、全国各地のゆるキャラや有名芸能人とのコラボ、受験生から次々と届く合格エピソードに更に人気が高まり、南三陸一番の人気商品になりました。

「Yes工房」とは?

「Yes工房」とは?

写真:彰 伴治

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入谷の「Yes工房」は、廃校となり解体予定だった旧入谷中学校の木造の校舎を利用して作られた工房です。Yesは廃校の「ハイ」から付けたもの。どこまでも前向きなメンバーの気質が感じられます。

木造の建物はほぼそのままの状態で、歩くと床板がギシギシといい、風が吹くと窓ガラスがガタガタ鳴る、昔懐かしい校舎の雰囲気がそのまま残っていて、それだけでも楽しくなってしまいます。

この工房では、オクトパス君の文鎮、まゆ細工、レーザー加工などの様々な商品の製作・販売を行っていて、それぞれ絵付けや細工の体験をすることができます。オクトパス君の絵付けやまゆ細工は難しそうですが、親切なスタッフが最後まで面倒を見てくれるので、自分だけのオリジナルな素晴らしい作品が出来上がりますよ!

GACKTがコラボしたかっこいい「ガクトパス君」

GACKTがコラボしたかっこいい「ガクトパス君」

写真:彰 伴治

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オクトパス君は初めは赤い体に黒い目、紅白の鉢巻きに東北復興と合格祈願の旗のデザインだけでしたが、そのかわいらしさとユニークなネーミングが人気を呼んで、ふなっしーを始めとした全国各地のゆるキャラや、芸能人とのコラボで色々なデザインのオクトパス君が誕生しました。その中でも絶大な人気を誇ったのがGACKTとのコラボで誕生した「ガクトパス君」です。

東日本大震災の直後、GACKTは南三陸を訪れ被災して変わり果てた町に手を合わせ、基金を設立して募金活動や支援物資の収集・配送などの活動を行いました。その基金設立に合わせて期間限定で販売されたのが「ガクトパス君」。

GACKTらしく黒い帽子に青い目のかっこいいガクトパス君は、今ではもう手に入れることは出来ませんが、工房の入り口に飾ってある色々なデザインのオクトパス君の中で、ひときわ輝きを放ちながら鎮座しています。

是非、入谷のYes工房へ本物のガクトパス君に会いに来てください!

体験はコーヒーを飲みながら和気あいあい。でもちょっと緊張します。

体験はコーヒーを飲みながら和気あいあい。でもちょっと緊張します。

写真:彰 伴治

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オクトパス君の絵付けやまゆ細工の体験は、工房の体験スペースで行われます。そこは定規やはさみ、ボンドなどが置かれていてまるで小学生の時の工作の雰囲気。コーヒーを飲んだりおせんべいを食べたりしながら和気あいあいと進められますが、作業を始めるとちょっと緊張します。

絵付けでは、まっさらなオクトパス君に色を入れる最初の瞬間に、まゆ細工では、小さくて意外に硬いまゆに穴を開けるためのナイフを入れる瞬間に、ドキドキしてなかなか決心がつきません。

写真はまゆ細工でうさぎを作っているところ。最初の穴あけをクリアして見本を見ながら作っていきますが、なかなか見本通りにはできないもの。でも、一生懸命に作った作品は絶対に見本よりもかわいいはずです!

世界に一つだけのオリジナルなオクトパス君を作ろう!

世界に一つだけのオリジナルなオクトパス君を作ろう!

写真:彰 伴治

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オクトパス君の絵付け体験のコースは2種類。鉄製の文鎮に赤い色を付け黒い目を書いて合格祈願グッズの文鎮を作るコースと、陶器製の人形に自分のオリジナルのデザインで色を付けたり文字を書いたりするコース。文鎮も人形も出来上がったものはそのまま持ち帰ることができるので、旅行の思い出やプレゼントにも最適。世界に一つだけのオクトパス君を作りましょう!。

写真は陶器製の人形にポスターカラーで絵付けしたもの。この様にタコのイメージにこだわらずに、自由に自分だけのオクトパス君を作ることができます。

「Yes工房」でオリジナルの「オクトパス君」を作ろう!

いかがでしたか?
「Yes工房」では一年中「オクトパス君」の絵付けと「まゆ細工」の体験ができます。是非一度体験してオリジナルのオクトパス君や、かわいいまゆの人形を作ってみて下さい。その楽しさと出来上がった作品は素敵な旅の思い出になるに違いありません。

なお、スタッフが不在の場合は体験ができませんので、お出かけの際は関連MEMOに記載した「南三陸復興ダコの会」のホームページの「体験教室ご案内」にある連絡先にご予約されることをお勧めします。また、工房内の見学もできますので、あわせてご予約されると楽しさ倍増です!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/08/29 訪問

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