「わくわく関空見学プラン」は離着陸する飛行機を間近に見れる大人も子どもも大興奮する見学ツアーだ。普段は立ち入ることのできない関空の裏側をオフィシャルガイドの丁寧な解説で巡る。関空についての豆知識や裏話もたっぷり聞ける。そして、着陸する飛行機が頭上を通り抜けたりと、見て聞いて体験する盛り沢山のバスツアーだ。
見学プランは通常立ち入ることのできない保安区域で関空を支える施設や離着陸する飛行機を間近に見ることができる「関空の裏側探検コース」、関空が行っている環境への取り組みを学び、アジア最大級のソーラーパネルを実際に見ることができる「〜もっと知りたいスマート愛ランド〜関空の2期島新発見コース 」(所要時間各60分)、それから、機内食を食べることができる「機内食工場コース」(所要時間150分)がある。機内食工場コースには小学4年生以上からの参加が可能となっているが、他のコースなら乳幼児連れでも楽しめる。
関空で時間があるならぜひ参加してほしいのだが、注意したいことは、事前予約は前日まで可能で、当日は空港ターミナルのインフォメーションでも予約を取ることや空席の有無が確認できないことだ。フライトの遅延などで当日参加を決めた人は、展望ホール「SkyView」に直接行って空席があるかを確かめるしかない。
でも、スカイビューには子どもも遊べるスカイミュージアムや飛行機を眺めるには絶好のスカイラウンジがあるので、万が一、見学ツアーに参加できなかったとしても十分楽しめるはずだ。
「関空の裏側探検コース」では、まず、関空に着陸する飛行機の通り道となる北進入灯付近へと行き、ここでは乗客もバスから降りることができる。空の向こうに小さく見えていた飛行機がだんだん迫ってきて、最後は真上を通って関空へと着陸する。飛行機が大轟音で頭上を通っていく瞬間は圧巻で、爽快感を味わうことができる。運が良ければ数機の飛行機と遭遇することができる。
続いては、バスの車窓からの見学となるが、普段は見ることのできない国際貨物地区、機内食工場などを通り、機内食を運ぶハイリフトトラック「フードローダー」のような珍しい乗り物を実際に見ることができる。郵便局やガソリンスタンドといった、一般人が入れないエリアであっても、眠らない空港を支える人たちのために必要な私たちの生活にも身近な施設があるが、シャワー室付きのコンビニは他では見られないので注目!
最後は再びバスから降りて、フェンス越しに滑走路で離着陸する飛行機をしばし堪能したら、ツアーは終了だ。
バスツアーの後は、関空のミニチュアや関空の仕事を支える乗り物などが展示され、子どもの遊び場や飛行機の操縦や客室の体験ができるシュミレーターもあるスカイミュージアムを見学しよう。ガイド付きのミュージアムツアーもあるが、見学プランと両方に参加しようとすると、うまく時間が合わないかもしれないので、ミュージアムツアーにも参加したい人はあらかじめ時間を調べておこう。
ミュージアムの見学が終わったら、上階にあるショップとカフェに行ってみよう。カフェの奥に広がるスカイデッキにはゆったりとくつろげるレストエリアと子どものプレイエリアもあり、デッキから離着陸する飛行機を間近で眺めることができるので、ゆっくり過ごしてみてはいかがだろうか。
関空の展望ホール「SkyView」へは、第1ターミナルから無料のシャトルバスで行くことができるので、スカイビューで別途かかる駐車料金を気にせずゆっくり飛行機を眺めて過ごしたい人は、数日間空港に駐車していたなら、そのまま車をターミナルに置いてシャトルバスを利用することを勧めたい。
関空展望ホール「SkyView」では、普段見ることができない関空の裏側を回れる見学ツアーに参加することができる。ぜひ、関空発着旅行行き帰りや乗り継ぎの待ち時間、大阪観光の際に、わくわく関空見学プランに参加して、観光スポットとしての関空をたのしもう!
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(2024/4/26更新)
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