写真:島塚 渓
地図を見る大神山神社が建立されている大山は“神がおわす山”として古くから人々の信仰を集めてきました。山に籠り修行をする修験道の聖地として、最盛期には100以上の寺院と3000人を超える僧がいたほど。今回紹介する大神山神社は修験者が簡単な参拝所を設置したのが、そもそもの始まりだとされています。
この神社にまつられているのは、縁結びの神様として知られる大国主命(おおくにぬしのみこと)。病気平癒や安産にもご利益がある有り難い神さまです。パワースポットとしても人気の神社なので、足を運んだ際はいろいろとお願いしてみてはどうでしょうか?
写真:島塚 渓
地図を見る大山寺入り口から分かれて大神山神社まで続く道は、日本一長い自然石の参道。別名「御幸参道」とも呼ばれ、約700mに渡って神秘的な雰囲気の道が続いています。この石畳は江戸時代の寛政年間(1789〜1800) に原形ができたとされ、今では大神山神社の象徴ともなっています。参道の両脇には大山の湧き水が流れ、神聖な空間へ誘ってくれること間違いなしのスポットです!
写真:島塚 渓
地図を見る美しい参道の途中には見逃せない関連スポットがいくつかあります。その1つが「御神水」と呼ばれる名水。大山の山麓には数々の名水ポイントが存在し、その水を求めてわざわざ足を運ぶ人がいるほどの人気ぶり。クリアな水質とクセのなさから、大手飲料メーカーが工場を建設するような恵まれた土地なんです。
この「御神水」もそんな大山の清らかな湧き水の1つ。そのままでも飲用可能なので、ぜひこの霊水で喉を潤してみてください。散策の疲れを癒すとともに、自然のパワーの恵みをもらった気になりますよ。
写真:島塚 渓
地図を見る大山は地蔵信仰の盛んな地域。辺りを歩いていると、いたるところで個性的なお地蔵様に出会えます。今回紹介する大神山神社の参道でも「吉持地蔵(よしもちじぞう)」という珍しいお地蔵様を見ることができるんです。
これは江戸時代中期の富豪だった吉持甚右衛門という人物が寄進したもので、大山でも数少ない自然石に刻まれたお地蔵様になります。他ではなかなか出会えないものなので、大神山神社を訪れた際にはぜひ見ておいてください。
写真:島塚 渓
地図を見る大神山神社の参道は自然の魅力がいっぱいの場所。スギやブナなどの木々が生い茂る参道は癒し効果抜群。柔らかな木漏れ日が辺りに降りそそぎ、マイナスイオンもたっぷり出ています。そして森のなかには両手で囲めないほどの巨木もあり、自然のパワーにため息をついてしまうほど。ときには都会の喧騒を離れて、自然のなかでリラックスしてみるのもいいかもしれません。
「大神山神社 奥宮」は大山の中腹、標高900mの高地にあります。そのため気温が平地に比べて低く、肌寒く感じることもしばしば。そのため普段着とは別に上着を用意しておいたほうがいいかもしれません。
そして大神山神社に参拝したら、ぜひ行ってほしいのが近くにある「大山寺」というお寺。パワースポットとして注目を集めるスポットなので、ぜひ一度足を運んでみてください。下記の関連MEMOに大山寺に関する記事を載せておくので、よかったらチェックしてみてくださいね。
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(2024/3/29更新)
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