写真：藤田 聡
地図を見る裏磐梯・五色沼の紅葉は、最大の面積を誇る毘沙門沼が代表的。五色沼唯一の貸しボート屋も営業しており、広大な無料駐車場も完備。人気が高く観光客が集中するので、紅葉見頃のシーズンには混雑して渋滞します。
毘沙門沼には、胴体にハート型の模様がある鯉が居て、発見出来れば幸運になるという噂も。発見した場合は叫ぶ人も居るので、すぐに分かります。カメラを準備して、行ってみましょう。
北側の遊歩道から南側の紅葉を眺めるので、天気がよい日の昼間は常時逆光気味。写真撮影が目的の場合は早朝や夕方がおすすめです。夕方には紅葉が色鮮やかに夕陽で照らし出され、磐梯山のシルエットも浮かび上がり、幻想的な写真を撮影出来ます！なお写真右下の「地図を見る」をクリックすると、撮影場所の地図が表示されます。
写真：藤田 聡
地図を見る五色沼は裏磐梯を代表する紅葉名所で、付近一帯の湖沼群が全長3.6㎞の五色沼自然探勝路で結ばれています。冒頭で紹介した東側の毘沙門沼が有名ですが、ドライブの車やバスで混雑も激しく渋滞も発生します。毘沙門沼へは早朝や夕方など、時間差で行くのがおすすめです！
五色沼自然探勝路の散策には、ホテル「裏磐梯レイクリゾート」の前にある、穴場の西側駐車場を利用しましょう。入口にある柳沼は開放的で視界が開けており、紅葉の絶景を目の当たりに出来ます。風が止むと水面に紅葉が映り込み、圧倒的な美しさです！
写真：藤田 聡
地図を見る青沼の紅葉は、五色沼で一番の絶景ポイント。名前の通り神秘的な水の青色が非常に美しく、吸い込まれそうな気がする程です。遊歩道の探勝路から沼側に入った場所に鑑賞スペースがあり、奥まった場所は高台で眺望が良好。この写真も、その場所で撮影したものです。
写真：藤田 聡
地図を見る瑠璃沼の紅葉を経て、次に現れるのが写真の広大な弁天沼。遊歩道沿いに一段高くなった鑑賞スペースがあり、写真はそこで撮影したもの。バスで来た場合は別ですが、車で来て駐車場に戻る必要がある場合は、ここで折り返すのがおすすめです！
裏磐梯の紅葉見頃時期は例年10月中旬ですが、標高約800mと一番低い五色沼周辺は色付きも遅く10月下旬から11月上旬まで。他の紅葉名所も同時に楽しめる10月下旬が一番のおすすめですが、強い北風で一気に散る場合もあるので、極力早めに訪れましょう！
写真：藤田 聡
地図を見る弁天沼の紅葉を見て折り返すと、同じ道を戻ります。しかし、散策路周囲の紅葉が美しく飽きずに楽しめます。 同じ道を戻る安心感から気分的にも楽になり、紅葉を楽しむ余裕が生まれて往路よりも絶景に感じる程です。
自然探勝路は平坦な道ですが舗装されていないので、ハイキングに適した靴で行きましょう。西側は裏磐梯物産館が目印ですが、駐車場が狭く満車の場合もあります。斜め前には遊覧船発着場前の駐車場もあり、いずれも駐車料金は無料です。
五色沼の他にも、裏磐梯には紅葉名所が沢山あります。磐梯吾妻レークラインの途中にある「中津川渓谷」は、中津川橋から見下ろしただけでも絶景。午前中にレークラインをドライブして午後に五色沼を散策すれば、一日で両方見る事が出来ます。さらに、福島を代表する紅葉の名所、磐梯吾妻スカイラインの「天狗の庭」も断然おすすめです！
さらに五色沼自然探勝路西側入口の前には、裏磐梯レイクリゾートがあります。滞在中いつでも紅葉散策が楽しめるので、観光の拠点に最適なホテルです。これらの紅葉名所とホテルの詳細は、別記事で紹介しましたので、是非ご覧下さい。（記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります）
住所：福島県耶麻郡北塩原村桧原
電話番号：0241-32-2349（裏磐梯観光協会）
例年の紅葉見頃時期：（色づき始め）10月上旬、（最盛期）10月中旬～10月下旬
紅葉ライトアップ：なし
アクセス：JR磐越西線猪苗代駅からバス約30分、五色沼入口(東側)、もしくは裏磐梯高原駅(西側)下車徒歩約5分
2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/27更新)
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