写真:ろぼたん
地図を見る観光で秋の札幌に訪れたなら、札幌の街並みと自然のコラボを一度に味わえる札幌藻岩山で空のお散歩をまずは試してみて。ふわっと空に浮かぶロープウェイの出発の瞬間は、歓声があちこちから上がってテンションアップ。
眼下には黄色とオレンジに染まった木々の絨毯、どんどんと遠ざかっていく札幌の街並みに流れるように進む景色に魅入っていると、あっという間に中腹駅に到着してしまうことでしょう。進行方向右側(西側)に見える大倉山や円山も紅葉色に染まる秋は、瞬き厳禁。藻岩山のロープウェイは窓が大きいため、パノラマ感のある景色が楽しめ、葉が散り始める秋は「エゾフクロウ」などの動物たちの姿が確認できることもありますよ。
写真:ろぼたん
地図を見る藻岩山の紅葉は、赤より黄色やオレンジが主流。山全体を見ると北国らしい針葉樹林も混じっているので、ビビッドな紅葉というよりは、ふんわりと優しい印象の色合いです。ロープウェイでの空中散歩で味わう紅葉狩りはパンプスやブーツで訪れても楽しめるのが嬉しいポイント。観光客が気軽にいつもと違う景色を楽しめる紅葉狩りです。
もっとディープに札幌の自然を肌で感じたい場合は、札幌市民に混じって藻岩山登山もオススメ。特別な登山グッズを用意しなくとも、温かく動きやすい格好など最低限の用意で楽しめること、初心者向けのコースが多いことなどから、藻岩山は足慣らし登山コースとしても人気です。特に秋は太陽の光を浴びて輝く紅葉、その葉の隙間から差し込む木漏れ日は、風によって揺れながら光のシャワーとなって登山者を歓迎してくれます。
紅葉狩りドライブは時間のない観光客にオススメ。藻岩山観光道路という有料道路を利用します。一本道なので迷うことなく、中腹駅までの絶景ドライブができますよ。3.5kmと距離が短いのであっという間に中腹駅まで到着してしまいますが、駐車場に空きさえあれば、待ち時間なくアクセスでき、お値段もロープウェイよりお得。あまり時間が取れない人、家族旅行などで人数が多い場合などは特に利用価値大です。(駐車場は80台まで)
ロープウェイや車で中腹駅まで到着したら、山頂展望台まではもーりすカー(ミニケーブルカー)と徒歩のどちらかでアクセスします。山登りをするほど時間や体力がない…という人でも、散策路は歩きやすく15分程度で山頂まで到着できます。
歩くのは苦手という人はもーりすカーならたった1分40秒で山頂へ。林をかき分けるように進むもーりすカーは、環境に配慮した藻岩山らしい乗り物ですよ。
写真:ろぼたん
地図を見る札幌は日本新三大夜景都市にも選出された夜景の美しい街です。特に夜の帳が降り始めるマジックアワーは息を飲む美しさ。藻岩山からの景色は、ダイナミックでとてもロマンチックですよ。
札幌の街並みをゆっくり眺めたいけれど、秋風の吹く展望台はちょっと寒い…という人にオススメは、プラネタリウムやその横にある休憩スペース。団体客は滞在時間が限られた旅行者が多いので、これらの施設を利用するのはほとんど個人客。エレベーターや階段からは死角にあるので、気づかずに帰ってしまう人もいる穴場スポットです。眺望できる角度は札幌の中心部方面だけなので、360度の眺望が楽しめる展望台の景色と両方を味わってくださいね。
藻岩山全体が紅葉色になるのは例年10月中旬〜下旬頃。ロープウェイ、車、登山と3つの異なるタイプの魅力ある楽しみ方があります。中心地からも30分程度で訪れることができるので、季節や時間帯にあわせて表情の変わる藻岩山を訪れてみてはいかがでしょう。
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(2024/4/24更新)
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