ここは本当に南米!?「南米のパリ」ブエノスアイレスで訪れるべき観光スポット5選!

ここは本当に南米!?「南米のパリ」ブエノスアイレスで訪れるべき観光スポット5選!

更新日:2016/09/21 13:13

長坂 ヒロのプロフィール写真 長坂 ヒロ ブラジル観光アドバイザー、世界の路地裏さすらい人
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。「南米のパリ」という異名を持つこの都市は景観が非常にヨーロッパらしく、街を歩いていると南米にいることをふと忘れてしまいそうになります。

そんなブエノスアイレスには、ヨーロッパらしい雰囲気のダウンタウンから南米色の強いボカ地区など様々な観光名所があり、楽しみ方のバリエーションも豊富!今日はその中でも絶対に訪れたい、定番の観光名所5選をご紹介します!

世界最大の道路!?「ブエノスアイレスのシャンゼリゼ通り」7月9日通り

世界最大の道路!?「ブエノスアイレスのシャンゼリゼ通り」7月9日通り

写真:長坂 ヒロ

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ブエノスアイレスのシンボルといえば、白く聳え立つオベリスク。ブエノスアイレスに行ったことがない方でも、この写真は見たことあるという方も多いのではないでしょうか?

そんなオベリスクが立つブエノスアイレスのメイン通りが7月9日通り。アルゼンチンの独立記念日を名前に持つこの通りの特徴は、何と言ってもその広さ!片道8車線、両方向あわせて16車線もあるこの通りは「世界一広い通り」としても知られています。

周囲には世界三大劇場に数えられるコロン劇場など、観光名所もたくさんあるのですが、この通りを渡るのは一苦労。信号は5回渡らなければ、反対側にたどり着くことはできません。渡るだけでも楽しい7月9日通り。ぜひ世界一の通りを体感してみてくださいね!

本場のタンゴやマラドーナに出逢えるかも!?ボカ地区「カミニート」

本場のタンゴやマラドーナに出逢えるかも!?ボカ地区「カミニート」

写真:長坂 ヒロ

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アルゼンチンの中でも南米らしい雰囲気を満喫できるのが、ブエノスアイレス南部のボカ地区にあるカミニート。カラフルな建物が素敵な街で、アルゼンチン名物タンゴ発祥の地としても知られています。

到着すると早速カラフルなバーの窓から、アルゼンチン出身であるローマ法王の人形がお出迎えしてくれます。さらに歩けばおしゃれなカフェ、本場のタンゴをライブで楽しめるレストラン、お土産屋などがズラリと立ち並び、歩いているだけでもとても雰囲気のある通りです。

ちなみに「ボカ」という名前、サッカーファンの方なら一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか?そう、アルゼンチンの伝説的英雄であるマラドーナがプレーしたボカジュニアーズの本拠地がある街なのです!カミニートには今ではすっかり有名になってしまったマラドーナのそっくりさんも。運よく出会えたら、ぜひ一緒に記念撮影してみましょう!

カミニートからボカジュニアーズのサッカースタジアムまでは歩いて5分ほど。治安面を考えたらぜひタクシーで移動したいところですが、サッカーファンならずとも一見の価値ありです!ぜひ思い出に立ち寄ってみてくださいね!

ブエノスアイレス観光の拠点「5月広場」

ブエノスアイレス観光の拠点「5月広場」

写真:長坂 ヒロ

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ブエノスアイレス観光の際に、誰もが一度は訪れるであろう場所が5月広場。メトロの各線の発着点となっている場所で、いわばブエノスアイレスの交通の要所とも言えます。

広場の奥にたたずむピンク色の建物が、アルゼンチンの大統領官邸。アメリカの大統領官邸が「ホワイトハウス」なのに対し、アルゼンチンは「ピンクハウス」と呼ばれます。なんともかわいらしいネーミングですね。

広場のすぐ向かいには、ギリシャ神殿のような外観が美しいメトロポリタン大聖堂もあるので、ぜひ併せて観光しましょう!

ブエノスアイレスのおしゃれスポット「プエルトマデイロ」

ブエノスアイレスのおしゃれスポット「プエルトマデイロ」

写真:長坂 ヒロ

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ブエノスアイレスは海に面した港町であり、すぐお隣のウルグアイへ船で簡単に行けることでも知られています。

そんな港町らしい雰囲気を満喫できるのがプエルトマデイロ。周囲には高級ホテルや企業などの近代的なビルなどが立ち並び、おしゃれなレストランやバーなども充実しています。昼間の青空の下で散歩するのもとても気持ち良いですが、ぜひ夜ライトアップしたロマンチックな港も味わってみましょう!

「世界で2番目に美しい本屋」アテネオ

「世界で2番目に美しい本屋」アテネオ

写真:長坂 ヒロ

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ブエノスアイレスの高級街として知られるレコレタ地区を歩くと、立派な外観の本屋が見えてきます。これがかつて英紙によって「世界で2番目に美しい」と評価を受けたアテネオ。

もともと劇場だった建物を改修して本屋となったアテネオは、創業100年以上の歴史を持ち、ブエノスアイレスで最も老舗の本屋として知られています。中に一歩入れば、本屋であることを忘れさせる豪華な内装。劇場の客席に当たる部分には所狭しと本が並び、優雅な空間の中で本を読むことができます。

劇場のステージに当たる部分は現在カフェとして運営しており、中でコーヒーを飲みながら本を読むこともできます。ぜひブエノスアイレス観光の休憩に、優雅なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?

文字通り「南米のパリ」ブエノスアイレス

いかがでしたでしょうか?ヨーロッパの雰囲気と南米の雰囲気、その両方が楽しめるブエノスアイレスは見所が本当にたくさんあり、2〜3日ではおそらく物足りなく感じてしまう方も多いと思います。可能であればぜひ1週間ほど用意し、ゆっくりと素敵な街歩きを味わいながら観光することをおススメします。

「南米のパリ」と呼ばれるブエノスアイレス。一度訪れた方ならそのニックネームに「その通り!」と頷きたくなる街並みは、今日も世界中からの観光客を魅了し続けます。ぜひあなたも「南米のパリ」ブエノスアイレスに魅せられてみませんか?

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/09/13−2016/09/21 訪問

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