写真:大川原 明
地図を見るプロヴディフは古くからある旧市街と、新市街とに分かれます。旧市街は、2019年の欧州文化都市に選ばれる程、非常に綺麗な町並み。張り出し窓のある独特の家が多いのが特徴で、多くは富豪の家で、豪華な造りとなっています。石畳の上をゆっくりと散策して歴史を肌で感じるとよいでしょう。
旧市街の外れには、ローマ時代2世紀に建てられた半円形のローマ劇場跡があります。最大で5000人収容可能で、今でもオペラなどの開催場所となっています。ローマの円形闘技場(コロッセオ)とは違い、こちらは、座ることも出来ますので、ゆっくりされることをお薦めいたします。
写真:大川原 明
地図を見るプロヴディフで一番の目抜き通りは、歩行者天国にもなっている「アレクサンダル・バテンベルグ通り」です。600メートル程のショッピングストリートで両側に飲食店、スーパー、ブティック、お土産屋等の数多くのお店があります。食事やお茶をしたい、買い物を楽しみたいのであれば、この通りを散策してみるとよいでしょう。
ちなみに、この通りにはカジノがあります。ブラックジャック、ポーカー、ルーレットのテーブルゲームはもちろんの事、ジャックポット付きのスロットマシーンも多くあります。最低掛け金も低いので、比較的気軽に遊べます。カジノ好きやカジノに興味のある方は訪問してみるとよいでしょう。
写真:大川原 明
地図を見る歩行者天国となっているアレクサンダル・バテンベルグ通りを北に進んでいくと、ジュマヤ広場に出ます。ここにあるのが「ジュマヤ・ジャーミヤ」と呼ばれるモスクです。
ブルガリアは、1393年から485年の間、オスマントルコ帝国に支配されたために、プロディフ市内にもオスマン朝時代の痕跡が多く残っています。そのうちの1つが、ジュマヤ・ジャミーヤ。これは、14世紀にオスマン朝の皇帝だったムラト2世の時代に建てられたものです。礼拝の時間を除いて入場出来ますので、興味がある方はモスクの中に入ってみるとよいでしょう。
写真:大川原 明
地図を見るポリス3世通りという大通りの横断する地下道内にあるのが、文化センターです。内部には、古代ローマ時代に建てられた邸宅跡が保存されており、トラキア時代の文化財も展示されています。上の写真の床にみられるように、床に施されたモザイク画が素晴らしいです。遥か昔に、このような美しいモザイク画が描かれたと思うと、非常に感慨深いものがあります。
写真:大川原 明
地図を見るラマダホテル近くに自由公園と呼ばれる広大な公園があります。ここ自由公園は、プロヴディフ市民の憩いの場となっており、朝から晩まで多くの人々が利用しています。朝から夕方までは、ジョキングやランニング、犬の散歩をされている方々の姿も多く見られます。ベンチも多くありますので、時間に余裕があれば、読書などして時間を過ごすとよいでしょう。
公園内に池があるのですが、夜になると、上の写真のように光と水のショーを楽しむ事が出来ます。昼間とは違った雰囲気を楽しむ事が出来ます。公園内には、レストラン&カフェもありますので利用してみるとよいでしょう。
6000年の歴史を誇る世界最古の都市であるプロヴディフ。市内には、古代からの遺跡や建造物が多くあります。古代からの歴史を肌で感じ取ることが出来るでしょう。首都のソフィアより見どころの多いプロヴディフ。ブルガリアで是非とも訪れていただきたい都市です。
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(2024/4/25更新)
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