「動物の庭」という意味のユールゴールデン島、かつてスウェーデン王が狩猟地として整備したことが開拓のきっかけだったと言われています。王室が別荘としてローゼンダール城を建築した後、整備された王室の庭園がローゼンダールガーデンです(正式名はスウェーデン語のRosendals Tradgard/ローゼンダール・トレードゴード)。
広大な土地では「バイオダイナミック」という農法で畑が作られ、野菜や花が育てられ、ここで働くスタッフは、野菜や花と同じようにみんないきいきとして楽しそうです♪
野菜畑の他にも、リンゴの木や色とりどりの花が訪れる人の目を楽しませてくれます。温室にあるプランツショップ(Rosendals PLANTBOD)では、鉢植えの苗や切り花などが売っていて、ディスプレイもとってもおしゃれ♪あらゆるところにセンスが光っています。苗は購入出来ますが、日本から訪れるツーリストの場合、日本に持ち帰ることが出来ないのが残念です。ここで思う存分その花の美しさに触れておきましょう。
ここでのお楽しみは温室を改造したカフェ♪温室中央のテーブルいっぱいに並べられたケーキやタルト、サンドイッチにクッキー!全てに庭で摘んできた花が添えられていて、あまりの可愛さについあれこれチョイスしたくなります。
ここはセルフサービスなので、好きな物をトレイに載せてレジへ行けばいいので、言葉がわからなくても大丈夫。また、黒板には畑で採れた野菜を使った本日のランチが3種類あり、キッチンで調理してから出てきます。こちらもレジで指差し注文が出来るのでご安心を。
温室のカフェの中にもテーブル席がありますが、せっかくですから庭の咲き乱れる花々の側のテラスやリンゴの木の下や芝生など、大自然の中で頂いてみましょう♪
畑で採れた旬の野菜やハーブをふんだんに使ったオーガニック料理や、自家製パンを口にしてみると、人はみなこうして自然に生かされているのだと感じることでしょう。伝統的な北欧料理とは違い、ここのメニューは彩りの美しさと素材力です。自然の恵みに感謝して、添えられた花にまずは目で見て楽しみ、そして料理を舌で味わう至福の時間です。
温室カフェのお隣には、蜂蜜やジャムなどの加工したオーガニック食品、草木染の文具などお土産にもピッタリな商品が購入出来るローゼンダール・ブティックというブティックを併設しています。ブティックの入口には、ここで採れた新鮮なオーガニック野菜や果物がまるでお花屋さんのように並んでいます。また、焼きたてパンのコーナーもあるので、ホテルに戻ってお部屋で食べてもいいですね。たくさんの商品にあれもこれも欲しくなってしまいます!
※こちらで焼かれているパンの映像がとても美しいので、是非ご覧になってみて下さい。記事下の関連MEMOリンク参照。
ユールゴーデン島へは、ストックホルムのノルマルム広場とをつなぐトラム7番でアクセスですが、通常車体のトラムとは異なるレトロな水色のトラムに是非乗ってみて下さい。もし、週末にあたるならトラムがカフェに変身したカフェトラムもお薦めです。可愛いトラムでのんびりとコーヒーを飲みながら、ストックホルムの過ぎ行く美しい景色を眺める移動なんて素敵じゃないですか?レトロトラムは毎日運行されていますが、カフェトラムは週末のみです。季節によって運行時刻も変わりますので、詳しくは記事下の関連MEMOリンクよりご確認下さい。
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/20更新)
- 広告 -