写真:藤田 聡
地図を見る紅葉館は七味温泉の温泉街入口にある宿で、秋には素晴らしい紅葉の絶景に包まれます。信州高山温泉郷の中でも七味温泉は唯一南側にあり、渓谷対岸の山々の南斜面を一望します。晴天の南斜面は常時日光に照らされた紅葉は圧倒的な美しさ。宿の名前の通り、紅葉狩りに最適な温泉旅館です。
それだけに紅葉時期の人気は非常に高く、宿の前の駐車スペースも日中は日帰り入浴客で常時満車状態です。写真右下のように、対岸の川沿いにも駐車スペースがあるので、きちんと駐車して歩いて行きましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る七味温泉紅葉館はロビーなどの館内はもちろん、露天風呂からも紅葉の絶景一望できます。温泉は白濁の硫黄泉ですが、天候や光の加減によって緑白濁に見える事が多い湯です。温泉はもちろん源泉かけ流しで硫黄の香りも強く、本格的な天然温泉に入っている満足感に包まれます。
宿の前に常時車があるので風呂場の混雑が心配になりますが、昼食や休憩のお客さんも多く、入浴には意外と支障ありません。
写真:藤田 聡
地図を見る七味温泉のある信州高山温泉郷は、紅葉名所の松川渓谷にあります。近年の暖冬傾向により紅葉の色づきが冴えない名所が増える中、松川渓谷の紅葉は毎年素晴らしく断然おすすめです。
松川渓谷は長野県を代表する紅葉名所で、紅葉の色付き情報も発表されますが、一番標高が低い山田温泉付近を基準としている場合が多く、紅葉見頃のニュースが発表される頃には、七味温泉周辺の紅葉は既に終わっています。
七味温泉の紅葉の見頃はズバリ10月中旬。写真は9月下旬の様子ですが、紅葉しておらずく同じ場所とは思えない程です。紅葉の絶景を見るためには、焦らずに10月中旬に行きましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る七味温泉紅葉館には大浴場が2つあり、片方に洞窟風呂もう片方には「墨湯」と呼ばれる黒い温泉があります。前者は日中女湯で後者は日中男湯です。日帰り入浴も可能なので、この素晴らしい絶景の温泉を立ち寄りで利用出来ます。
写真左下の「墨湯」は一人用の小さな木製浴槽ですが、黒色の温泉は日本でも他には塩原温泉「大出館」にある位の極めて珍しい湯なので、温泉好きなら長湯して楽しみたいもの。しかし、一カ所しかないので譲り合って浸かりましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る実は七味温泉紅葉館には、道路の向かいに先代の女将さんが営業している旧館があります。こちらにも野天風呂があり宿泊者は無料で利用できます。旧館なので非常に素朴な施設ですが、浴槽部分に全く屋根がないこともあり、露天風呂は本館以上の開放感があり紅葉も絶景です!
日帰り入浴料金は本館とは別料金ですが知名度が無い為、紅葉シーズンでも空いている場合が多いのが有り難い施設です。
七味温泉紅葉館で絶景露天風呂を堪能したら、山道をさらに進み志賀高原や草津温泉へ行きましょう。どちらも七味温泉と紅葉の見頃がほぼ同時期なので、周遊して紅葉狩りを楽しめます。さらに新潟県の妙高高原温泉郷も、紅葉が最盛期を迎えます。これらの紅葉名所の詳細については、別記事で紹介しましたので是非ご覧下さい。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)
なお、何らかの都合で紅葉館での日帰り入浴が出来ない場合は、川沿いに日帰入浴施設の「恵の湯」がありますので、そちらで入浴しましょう。「恵の湯」の大露天風呂も紅葉館に劣らない絶景で、口コミやブログでも大好評です!
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(2024/3/19更新)
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