写真:成瀬 亜希子
地図を見る外国人宿泊客にもっと日本を知ってもらおうと、伝統的な旅館のおもてなしを実践している「芝パークホテル151」。例えばスタッフが予約後の外国人宿泊客とこまめに連絡をとって、滞在の目的や日程に合わせたサービスを提供しています。フロントのスタッフもいつも笑顔できめ細やかな対応をしてくれると、日本人宿泊客の評価も高く注目されているのです。
アクセスは都営地下鉄大江戸線・浅草線大門駅から徒歩5分。芝大門の交差点から北に真っ直ぐ進んだ通りに位置するのが「芝パークホテル151」です。都心の真ん中ながらも自然あふれるエリアで、東京のシンボル・東京タワー、徳川家の菩提寺で600年の歴史を持つ増上寺、江戸初期の大名庭園のひとつ旧芝離宮恩賜庭園など、多くの観光スポットが集まっています。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るフロント中央に位置するのは、全高1.7メートルを超える巨大な地球儀!建て替え前のフロントデスクに小さな地球儀を置いていましたが、外国人宿泊客に好評だったため国境線のないオリジナルの地球儀「ONE WORLD」を発注したそうです。お互いに自分の生まれ故郷や行ってみたい国を教え合ったりと、地球儀を使って様々なコミュニケーションができそうですね。
カウンター後方には西陣織の古裂(こぎれ)を使用したアートパネルも。作品のタイトルは『四季彩礼賛-KIMONO Blossom』(しきさいれいさん) 。着物や帯の古裂を華に見立て、お客様を迎える時に華を活けるように「今日一日、明日一日を晴れやかな気持ちで過ごせますように」という気持ちを込めて制作したもの。宿泊客の記念撮影スポットとしても人気ですよ。
客室はコンフォートツイン、コンフォートダブル、バリアフリールームの3種類。外国人の宿泊客が多いことから、ドアノブが少し高めの位置になっています。ブラウンを基調とした上品でモダンな空間に、和の伝統色や文様を配置したインテリア。また障子のような引き戸、日本の四季のモチーフが浮かび上がる和紙照明など、随所に和のテイストを散りばめています。
客室の中でも30平米を誇るコンフォートツインは、ツインベッドと長さの同じ3台目のベッドも別に置けるほどの広さ!デスクには種類豊富な紅茶とホテルオリジナルのショートブレッドが用意され、素敵なティータイムを楽しめます。バスアメニティは麻の葉の文様をあしらったデザインの袋に入っているので、ひとつひとつ大切に使おうという気持ちになりますよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るホテル2階にある「和体感サロンSAKURA」では、日本の伝統文化を楽しく学べるワークショップを開催。茶道、習字、折り紙など様々な文化に精通したホテルスタッフが、外国人向けに英語でプログラムを行うもので、日本人も参加することができます。写真のようにかわいらしい風呂敷を使ってプレゼントを梱包するラッピング教室も注目されていますよ。
フード系のイベントでは、たこ焼き、お好み焼き、寿司、おにぎりなどをみんなで作って一緒に食べることも!お正月にはサロンの外に出て餅つき大会をしたり、夏には近隣の増上寺で盆踊りイベントをするなどアクティブな内容のものもありますよ。イベントを通してホテルのスタッフや外国人の宿泊客と仲良くなれたら、きっと素晴らしい思い出になりますよね。
ホテル1階に併設されているのがステーキレストラン「Old City Grill House」。クラシカルな雰囲気が漂うインテリアで、落ち着いて食事をいただけますよ。ランチでは和牛ハンバーグステーキやクラシックハンバーガーがおすすめ。肉の旨みをしっかり味わいながら、付け合せの野菜とバランス良くいただけます。昼間なら一人でもふらっと気軽に入れそうですね。
ディナーでぜひ食べたいのが、都内の指定生産農家に育てられた黒毛和牛の「東京ビーフ」!ガラス張りのグリルヤードでステーキが焼きあがる様子を楽しむことができますよ。またニューイングランド・クラムチャウダーをはじめとしたアメリカ料理の種類も豊富。専用のビアサーバーもあるので、料理に合ったおいしいクラフトビールで乾杯したいところです。
こちらのホテルの名前には「海外の人でも簡単に読めるように。また、お客様の憩い(151)の場所になれるように。」との願いが込めれています。外国人だけでなく日本人にとっても、スタッフのきめ細やかなおもてなしが喜ばれています。和の雰囲気を感じる客室や日本文化を体験できるサロンもあるので、日本の良さを再確認できるホテルになるかもしれませんね!
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(2024/4/26更新)
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